相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「相模の大凧センター」を訪ねて!!

2020-11-25 18:17:33 | 博物館・科学館・史料館
毎年5月初めには相模川左岸広場で日本一の8間凧が揚がる「相模の大凧まつり」は開催され多くの人出で賑わう祭りとなっている。しかし今年はコロナ感染拡大防止の観点から残念ながら開催が見送られた。新磯の「れんげの里あらいそ」内に天保年間(1830年~1844年)から行われてきた「相模の大凧揚げ」文化の保存と継承を図ることを主な目的に建設され「相模の大凧センター」がある。センター内1階の天井には見上げるとその大きさに圧倒される8間凧につぐ大きさの大凧が展示されている。また1階、2階のギャラリーの壁に所狭しと世界や日本各地域の伝統的な凧、その他に切り絵、絵画、写真がが数多く展示されている。相模原が誇る大凧の歴史、文化をいつまでも繋いで継承してもらいたいものである。(2011)
 
 
 
 
 


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新戸の古刹「本鏡山常福寺」の紅葉美!!

2020-11-25 14:17:00 | 寺院
相模原市新戸の霊峰「雨降山」を望む緑豊かな地に建長寺の末寺、曹洞宗寺院「本鏡山常福寺」はある。創建は約700年前。本尊は釈迦如来。当寺は春は「桜」、秋は「彼岸花」「萩」、初冬は「紅葉」と年に2期間にわたって境内は美しく彩られる。境内に入る石段の前には樹齢400年を越える古木「しばの木」が聳えている。当寺は禅寺として江戸時代には「寺子屋」を開き、当地の学問の中核をなしていた。「山門」前にある数本の「モミジ」が「紅葉」しいかにも紅葉寺らしい華やかさと、「枯山水の庭園」、本堂横の「竹林」の静寂さが調和した寺域を形成している。(2011)
 
 
 
 
 

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「妙法山星谷寺」イチョウの絨毯を敷き詰め幻想的な美しさ!!

2020-11-25 09:59:12 | 寺院
座間市入谷に市最古の古刹で坂東33所霊場第8番札所で「星の谷観音」と呼ばれている真言宗寺院「妙法山星谷寺」はある。創立(伝)は天平年間(729~749年)。本尊は聖観世音菩薩である。江戸時代には大山講で賑わった当寺は「基地は山叡幽邃にして清泉せん湲たり星影水中に映じ暗夜も白昼の如くなれば土人星谷と呼べり」とあり、寺号はこの故事に由来している。当寺は「寝下がり紅葉」、日本最古の「梵鐘」、「星の井戸」、季節はずれの「不断開花の桜」、「楠の化石」、「咲き分け散り椿」、「観音草」など七不思議の寺といわれている。そして今の時期最も綺麗なのが「本堂」前に植栽された御神木の2本の古木の「イチョウの木」の黄葉である。既に真黄色に色づきクライマックスを迎え境内、参道は一面落葉したイチョウの葉で埋め尽くされており文字通り絨毯を敷き詰めたかのような幻想的な美しさとなっている。(2011)
 
 
 
 
 

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開高健は「レンブラント光線」と表現した「薄明光線」と出逢う!!

2020-11-24 19:33:05 | 夕陽&夕焼け
相模原新戸から磯部方面を夕方近く歩撮している途中、空を見上げると雲間から細長く伸びる一筋の光、何とも神秘的な「薄明光線」に巡り合った。これぞ一期一会、めったに見られるものではないようだ。太陽が雲に隠れている時、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える空気が澄み出した秋ならでの気象&自現象である。雲の条件として積層雲、層雲、乱層雲、巻積雲、高積雲、積乱雲など太陽光線を遮るくらいの厚みがあり、かつ切れ間のある雲の発生が必要である。宮沢賢治は「光のパイプオルガン」と晩年の開高健はしばしばテレビなどで好んで「レンブラント光線」と素敵な表現をした。別名では「光芒」「天使の梯子」、「天使の階段」、「ヤコブの梯子」、「ゴッドレイ」とも呼ばれる。(2011)
 
 
 




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「座間谷戸山公園」水鳥の池で「カワセミ」を挑撮!!

2020-11-24 13:44:31 | 公園・庭園
座間市入谷に「谷戸の地域の歴史・文化を背景とした里山の貴重な緑や多彩な動植物を保全しながら自然観察、さらに里山の環境を体験できる公園」を目的とし造られた「県立座間谷戸山公園」はある。30.6haという広大な当園の入口にはまず重厚な「長屋門」が構えられている。園内にはパークセンター、里山体験館、湿生生態園、「水鳥の池」、湧きみずの谷、野鳥観察小屋、野鳥の原っぱ、昆虫の森、森の学校、クヌギ・コナラ、シラカシ、スギ・ヒノキ観察林、伝説の丘などが巧みに配置されている。今、当園全体が落葉樹が赤、黄色、橙に色づき紅葉、ススキの穂が揺れ晩秋から初冬への景色となっている。「水鳥の池」今月に入って渡鳥(冬鳥)類のカモも渡来し賑やかになってきた。早速「カモ」撮り専念をしていると一羽の「カワセミ」(翡翠)が捉えた池の小魚をくわえ左岸に留まってくれた。この鳥はカワセミブッソウソウ目カワセミ科、日本の本州以南、アジア南部、西ヨーロッパに分布する鳥である。この鳥は江戸時代の浮世絵にも描かれており野鳥を愛するマニアの中で最も人気の高い鳥である。魅力はコバルト色の背と橙色の下面を持ったクチバシが大きく長い美しい小鳥で足や頸が短く 全長は20㎝くらいの大きさである。腹部はオレンジ色の羽毛で覆われその派手な色合いで目立つ。光線の具合により青にも緑にも輝くことから「水辺の青い宝石」と言われる。小魚を捕食する際、水に飛び込んだ後元の位置に戻るという瞬間を捉えた映像、写真を何回も見た。捕食瞬間は撮れなかったが、先月次いで今年二回目の「カワセミ」撮であった。(2011)
 
 
 
 
 

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