ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

納豆の食べ方

2006-03-13 14:38:49 | 食と健康
納豆は、血液をサラサラにして、血管の掃除までしてくれるので、できれば食べたいものです。

しかし、納豆の臭いやネバネバが苦手と言う人も少なくない。

先日、 rice-addict さんから、おもしろい納豆の食べ方を教えてもらった。

これだと、臭いがそんなにしないので、納豆の臭いが苦手の方にはいいかも知れない。(^o^)


味噌を少し入れて、




かき混ぜるだけ




納豆キナーゼが働くのは、食べてから3~4時間後と言われているので、理想としては、「晩に食べるのがいい」そうですが、薬ではないので、そんなに神経質になる必要はない。

ただ、食べる量としては、1日100グラム程度が理想ですので、一般的に売られている45グラム入りなら、2パックが理想です。

ですから、私は納豆を食べる時は、朝食か昼食代わりに2パックを一度に食べ、後は何も食べません。
納豆に付いている「タレ」も使いません。

納豆だけ食べると、ネバネバ感が嫌いな方でも食べやすいそうです。

腸の不調や動脈硬化が原因と思われる症状がありましたら、ぜひ試して欲しい一品です。
コメント (6)
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神戸国際大学土曜講座-スケッチ&コメント

2006-03-13 08:35:49 | スケッチ

3月11日、神戸国際大学土曜講座第二日目が開催されたので出かけた。
当日は、日本経済再生のための課題」シリーズ第二弾として、同大学教授、
下田繁則氏が、『日本の金融システムの変貌』と題して、次に同大学教授、
中島克己氏が『財政危機からの脱却と財政構造改革』と題してそれぞれ講演された。

たまたま日銀が量的金融解除を発表した翌日ということもあって、
講座の後、参加者から鋭い質問が数多く出た。

質問の中では、『先生は、「貯蓄から投資」というけれど、日本民族として
貯金大事で育った人間が貯金を下ろして投資に成功すると思われますか』と
講師に食い下っていたのが印象に残った。

『現実問題として、日本人の貯蓄率が年々減少し、限りなくゼロに
近づいている。仮にゼロ金利を解除されても多少の利上げにとどまるのであれば、
預貯金の食いつぶしが益々強まる。』と訴えていた。

質問に立つたある女性は「ゼロ金利は困るという人もいるが、金利を上げれば
財政赤字が770兆もあれば利払いが増えて赤字が増える。政府が利上げを
本気で考えるはずがない。」とまるで国会答弁のように詰め寄っていた。

本題に戻る。下田氏は、『はじめに「量的緩和措置は、いろいろな評価はあるが、
少なくとも日本の金融システムの安定化」には寄与したと思う』と口火をきった。
話は2002年10月に「金融再生プログラム』が策定されたことから始まった。

下田氏は『日本という国は、欧米諸外国と比較した場合、間接金融に偏重していた
金融の流れ(マネーフロー)が、直接金融か間接金融でも市場型間接金融を
活用する、俗にいう「貯蓄から投資へ」の流れが加速されるだろう』と
説明した。

中島氏は、「日本の財政はこのまま放置できない、極めて深刻な状態にある。
財政構造の改革は、必ず実現しなければならない。」と繰り返し強調した。

公債依存度で見ると、日本44.6%(10年前22.4%)、米国17.4%、
英国8.1%、ドイツ16.8%、フランス16.7%と日本が突出していると指摘し、
『日本一人先進国で財政赤字で最悪の状態にある』と説明した。

中島氏は、「日本の公的債務残高の総額は地方と国をいれて774兆円(対GDP比151%)、
国民1人あたりの借金606万円、1世帯あたり(4人家族)約2,424万円と紹介した。

下田氏は、金融に4つのリスクがあると説明した。①信用リスク(貸したお金が全額返ってこない)、
②市場リスク(金利・為替・変動のリスク)、③流動性リスク(貸したものが戻らない)、
④マネジメントリスク(経営管理上リスク)が存在していると説明した。

下田氏は、「個人金融資産の構成比(2001年)で見れば、現金・預金の比率は
日本(54%)、米国(11%)、英国(24%)、ドイツ(34%)、フランス(27%)と日本が
現金・預金の比率が際立って多い』と指摘した。対照的に株式・投資信託の比率は、
「日本9%、米国47%、英国19%、ドイツ25%、フランス41%となっている」と話した。

下田氏は、『最近、日本でも株式や投資信託への投資が増えている。特に急増著しい
外貨建て投資信託には為替リスクが常にあることが投資家に十分認識されていない。』
と為替次第で資産が簡単に目減りする。単純に「貯蓄から投資」というが流れを
けん制していた。

その一方で中島氏は、『銀行の中でも大手行には改善が見られる。地方の小型銀行は
いまだ多くの問題点を抱えている。地方の銀行にも改善が進まないと日本の金融システムも
心もとないものだと指摘した。

日銀の金融政策が『量から金利』へ移ったという。しかし、今回の日銀の発表に対して、
為替市場は、安心して円を売りドルを買った。下手な説明よりよほどマーケットのほうが
怖いほどわかり易い。当面利上げはないと見ているのであろう。

「土曜講座」のテーマである「金融システム」の全体としての再構築も
いい。しかし、差し迫った日本の財政赤字改善策も為替動向次第でなんとでも
変わることをもう少し噛み砕いて説明して欲しかった。(了)
江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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