ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

JR三宮駅山側風景ースケッチ&コメント

2006-03-07 11:35:38 | スケッチ
神戸三宮に朝から所用がありJR三宮駅プラットホームから
山側をスケッチした。

11年前あの地震で倒壊したままいまだ再建されないでいる
阪急会館ビルの姿はいつ見ても痛々しい限りである。

その一方で、大手消費者金融の看板が否応なしに目に飛び込んでくる。
目を画面右に移していくと大手銀行とある地方銀行のビルが
続いている。

最近は大手市中銀行までが消費者金融と提携し
法律に許された範囲という建前論で堂々と年10%以上の
金利で個人貸付をやり始めたようだ。

世の中、日銀の量的金融緩和についてはマスコミも
熱心に取り上げる。ところが、ゼロ金利が6年近く続くなか
最高年29.5%まで法律で許されているとはいうものの
高利での個人貸付を続けている消費者金融には正面から
マスコミは取り組もうとしない。

大手市中銀行は今3月未曾有の好決算を出すようだ。
個人はなけなしの預金に銀行救済を大義名分にした
ゼロ金利という煮え湯を飲まされ続けている。

大阪と神戸の間を走る国道2号線の沿線にも巨大な
消費者金融会社の看板が続いている。

テレビのコマーシャルを仔細に数えたわけではないが
国道の看板以上に消費者金融会社のテレビコマーシャルが
やたらと目に付く。

莫大な金額をコマーシャル代で稼がせてもらっていると
テレビ会社もいやみひとつも言えないのだろうとむしろ
メディア一般に同情したくなるほどである。

いずれにしろゼロ金利は異常である。同時に年10%、20%の
金利で個人に法律に違反しないといいながらもその幅が
異常であることには変わりないだろう。

最近都市圏で年利3年もの、5年ものなどやや長めの
定期預金に対して複利ではないが1%以上の金利を出すことを
決め早速コマーシャルを流し始めた普通銀行が出てきた。

その程度の利上げでは日米の金利差は縮まらないだろう。
これから出てくる米 データ次第ではバーナンキ米FRB議長の
さじ加減にもよるが、米短期金利は5.0%もありうるかもしれないからだ。

一方日本はマスコミも入り乱れては量的金融緩和を騒いでいる。
米国のマスコミもこの問題を個々へ来て大きく取り上げるようになった。
しかしながら、日本のゼロ金利解除が早くて今年秋の終わりとしても
利上げの幅はせいぜい0.25%と見られている。

1年先で最大でみて年1.0%金利の日本。金利がピークアウトしたと
見られる米国との金利差は縮まらない。当然外貨建て投資信託や
外貨預金通じて、お金がアメリカへ日本から流れるほうが
自然であろう。

一時的に1ドル=115円まで円は対ドルで買われた。それが
1ドル=116円まで戻したのはなぜなのか。一部には
1ドル=125円まで円が売られると見るアナリストもいるようだ。

スケッチをしながらつまらぬ繰言を並べているうちに、JR三宮駅の
プラットホームでは、上りの新快速電車が出たあと、またたく間に
1人2人3人と客が並び始めた。(了)
江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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