昨日名古屋で、宗教学者・正木晃先生の出版講演会が開かれた。
山のような本を、一冊ずつ個人の名前入りでサインをする正木先生。
これは大変な仕事なのです。
「和方鍼灸友の会」の後見人的存在となった正木晃先生は、昨年末から《マンダラ塗り絵》シリーズを立て続けに上梓され、昨今の大人向け塗り絵のブームとあいまって、巷で話題となっており、《マンダラ塗り絵》を使った方々からの感想文も多く紹介された。
《マンダラ塗り絵》は、患者さんの心のケアや治療効果の確認にも使えるというので、興味津々にご講演を拝聴しようと考えていたのですが、参加者全員で塗り絵をする企画で、会場は一瞬にして、・・・シ~ン・・・、時々、咳が聞こえるぐらい。
参加者が塗ったマンダラ
画像クリックで拡大します。
参加者が塗ったマンダラで、塗り絵で観る「精神状態」や「性格」を説明する正木先生。
マウスオンでどうぞ。
その後、正木先生が教える慶応義塾大学の学生さんが塗ったマンダラをサンプルにしながら、マンダラの塗り方で現れた「感情」や「精神分野の病的症状」の説明が、心理学の理論を根拠になされた。
中には、気持ち悪いほどイヤ~ナ・マンダラもあったが、そのような精神状態になった原因が、主に家族関係であることを聞かされた時、「病める日本」という言葉が浮かんできた。
現在、大学生の10~20%は、精神的異常があるというのですから、笑って済まされる話ではないようです。
正木先生が冒頭に、「入社試験をするよりも、マンダラを塗らせて採用を決めたほうがいい」と、冗談半分に話していたのですが、塗られたマンダラと解説を聞いていて、その言葉は冗談ではなく真意だったのだというのがわかってきた。
書名:カラーリング・マンダラ
著者:正木 晃
出版:春秋社
定価:1200円
山のような本を、一冊ずつ個人の名前入りでサインをする正木先生。
これは大変な仕事なのです。
「和方鍼灸友の会」の後見人的存在となった正木晃先生は、昨年末から《マンダラ塗り絵》シリーズを立て続けに上梓され、昨今の大人向け塗り絵のブームとあいまって、巷で話題となっており、《マンダラ塗り絵》を使った方々からの感想文も多く紹介された。
《マンダラ塗り絵》は、患者さんの心のケアや治療効果の確認にも使えるというので、興味津々にご講演を拝聴しようと考えていたのですが、参加者全員で塗り絵をする企画で、会場は一瞬にして、・・・シ~ン・・・、時々、咳が聞こえるぐらい。
参加者が塗ったマンダラ
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参加者が塗ったマンダラで、塗り絵で観る「精神状態」や「性格」を説明する正木先生。
マウスオンでどうぞ。
その後、正木先生が教える慶応義塾大学の学生さんが塗ったマンダラをサンプルにしながら、マンダラの塗り方で現れた「感情」や「精神分野の病的症状」の説明が、心理学の理論を根拠になされた。
中には、気持ち悪いほどイヤ~ナ・マンダラもあったが、そのような精神状態になった原因が、主に家族関係であることを聞かされた時、「病める日本」という言葉が浮かんできた。
現在、大学生の10~20%は、精神的異常があるというのですから、笑って済まされる話ではないようです。
正木先生が冒頭に、「入社試験をするよりも、マンダラを塗らせて採用を決めたほうがいい」と、冗談半分に話していたのですが、塗られたマンダラと解説を聞いていて、その言葉は冗談ではなく真意だったのだというのがわかってきた。
書名:カラーリング・マンダラ
著者:正木 晃
出版:春秋社
定価:1200円