ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

西村功展:大谷美術館ースケッチ&コメント

2006-05-19 18:56:44 | スケッチ
西宮文化協会の5月度行事として
西村功展:西宮市大谷記念美術館(4月15日~5月21日)
鑑賞会のご案内を前西宮神社権宮司、吉井貞利さんから
いただいたので出かけた。

阪神香枦園駅で集合、徒歩約10分のあと
当館講堂で、学芸員、下村朝香さんの解説を聞いたあと
展覧会会場を各自でまわって鑑賞した。

画家、西村功は、1923年大阪で生まれ2003年80歳で
なくなった。西宮甲子園口、西宮天道町、神戸市東灘区岡本、
阪急御影駅山手にあたる鴨子ヶ原にあるオカモトハウスに
住み、西宮、神戸に大変ゆかりのある画家だということを
改めて知った。

画家は3歳で悪性の中耳炎がもとで聴力を失った。
下村さんの解説によるとポケットにメモ帳をつねにいれ
筆談で対話したそうだ。

1970年にはじめてパリを訪れたあとパリの街に惹かれて
毎年訪問、74・75年には一年パリに滞在した。

会場は初期から60年代の絵が1階、70~80年代が2階と
分かれていた。1階から2階展示室へ移動すると画風が
暗から明へ鮮やかに転換する。絵のサイズも一挙に
100号200号と大きくなった。

パリでのメトロの車内、モンパルナス駅ホームの絵などは
画家と同じ目線で地下鉄に乗っているかのような錯覚に
とらわれるような迫力を感じた。

下村さんの解説によれば、西村功の絵には必ず人物が
配置されているが風景画でありながら人物画でもある。
絵の中には耳がかかれていない絵がある。口も狐の
ように見える絵があるが、それは画家の
幼少時の不幸が影響したかもしれないと自分ながら
解釈していると話された。

西村功は、駅の赤帽が気に入り、友人から赤帽を手にいれてから
赤帽をかぶり自画像を画いた。それが「赤帽シリーズ」の始まりである。
赤帽から駅をテーマにする作品へ発展していった。

下村さんの説明では駅のモデルは、今はJRの元国鉄の
大阪駅らしいと興味あるエピソードを紹介してくれた。

当美術館講堂での説明会の様子をスケッチした。

下村さんにスケッチにサインを帰途お願いしたら
気持ちよく引き受けてくれた。〈了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)




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利上げ不安でNYダウ77ドル安ー学校で教えてくれない経済学

2006-05-19 08:36:27 | 経済学
NYダウは、5月18日、77ドル値下がりし、11,128ドルで取引を終了した。

また株の話かと叱られそうだが、人の心というものは一端自信を失うとこれほど頼りないものなのかということも教えているようで興味深く眺めている。それが相場だといってしまえばそれまでだがお金というものはつくずく臆病な生き物だと思う。

NYダウは、あと80ドルで過去最高値更新と胸膨らませていた。それがインフレ懸念、金利打ち止め観測から一転利上げ継続へ悲観材料により敏感に反応するように変わってきた。

4月のCPI(消費者物価指数)が、0.6%上昇し、年ベースで2.3%に跳ね上がったことで弱気虫がまたまた売り先行に拍車をかけた。CPI指数の構成要素の約40%が住宅部門であるが、特に家賃の支払い額が増えたことによる要素が大きいとWSJ紙(5月17日)も紹介している。

住宅の値下がりで家を買うより家を借りる人が増えたから家賃が上がった。それがCPI押し上げの犯人だと解説していた。こうした動きは一時的現象でないから今後発表されるCPIは高い比率で出てくるから利上げを催促する材料に使われるだろうと警戒している。

金融政策の番人である米FRBのバーナンキ議長が、マーケットといまひとつコミニュケーションがとれていないことも投資家の不安心理を増幅させているようだ。先日のバーナンキ議長のCNBCコメンテーターに思わず愚痴った言葉からどうも対話がギクシャクしはじめたようだ。

コミニュケーションといえば医者と患者の間でうまくいかないと決まって回復が遅れる。どうも先生の言ってることはおかしいと一端患者が思い始めると夜も寝られないことがよくあるが今回のバーナンキ議長とマーケットとの関係にあてはめてみるとよくわかる。

ペットと患者を同列に置くとこれまた叱られそうだが、猫はご主人さまのご帰宅をどこで聞きつけるのか知らないが、玄関で必ずご主人をお出迎えするあのいじらしさはすごいと先日テレビで解説していた。ただ、猫にしてみればエサをもらえることを期待しての単純な行為にすぎないとその番組では解説していた。

米国社会はローン漬けであることと年金運用も含め株式市場に関心が高く、その分金利動向には神経質なほど敏感に反応する。金利が上がりすぎるとエサのもらいが少なくなる。
金利が上がり続けるとエサのもらいが減ると猫が思えばしばらく株は下がりそうだ。NYダウの話の中にも参考になることが結構多いと思うがいかがなものであろうか?(了)

江嵜企画代表・Ken


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トラ、ハムに食われ完敗ースケッチ&コメント

2006-05-19 05:35:08 | スケッチ
セパ交流戦、タイガースにとって
甲子園球場第二ラウンドは日ハムが相手、
昨夜の雨もあがり4万近い観衆で埋まった。

タイガースは初回制球の定まらないダルビッシュ
攻略に失敗したことが最後まで響き、
いいところ無く1-4で敗れた。

7回裏、タイガース逆転を狙って名物風船を
飛ばしたところをスケッチした。

試合開始前の日本ハム練習時にタイガースの
ユニフオームで新庄選手がセンターの
ポジションについたときはお客さんもびっくり、
そして大喜び。新庄選手も声援にこたえていた。

試合には日ハムのユニフォームで守備につきまた
拍手喝采を浴びた。

肝心の試合の方はダルビッシュ対策だろう
タイガースは左打者をずらり並べたが
不運な当たりも災いして不発におわった。

下柳投手もそれなりに粘投した。最初の2点で
ふみとどまればまだチヤンスはあった。
しかし、日ハムの小笠原選手に
2点タイムリーを打たれて勝負あった。

8回、9回はダルビッシュを救援した
武田久、マイケルがタイガース打線をぴしゃり抑えた。

タイガースも日ハム戦をあと4試合残しており
日ハムは手ごわい相手になりそうだ。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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