ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

森田りえ子パリ帰国展(スケッチ&コメント)

2009-10-18 21:04:36 | スケッチ


森田りえ子パリ帰国展

江嵜企画代表・Ken



 森田りえ子さんの「パリ帰国展」が日本橋三越本店、新館7階ギャラリーホールで26日まで開かれている。初日の14日、日本画教室のかっての教え子たちも大勢お祝に駆けつけた。教え子の一人として筆者も家族同道仲間に入れていただき、展覧会を堪能した。

 会場入り口正面には、描き下ろしの二幅の掛け軸、「熱国彩夢・月」「熱国彩夢・日」と本展覧会を記念して、鮮やかな紅色の料紙に、金泥で菊華を描き、その上に臨済宗相国寺派官長 有馬頼底氏が染筆された「寿」の文字に多くのファンが見入っていた。

 午後2時からはじまったギャラリートークでは、「50人ほどと思っていました。こんなに大勢お越しいただいてびっくりしました。作品を一点づつお話しする予定でしたが、これでは後ろの方に絵が見えない。申し訳ありません。」と森田りえ子さんは冒頭挨拶された。

 今回は「パリ帰国展」ということで、「パリ展」の来館者からのアンケートの一部
が紹介された。「それぞれの方の文章の表現力がすばらしいのです。感動しました。
日本でもアンケートをやって欲しいとおもいます。」と森田りえ子さんは話された。
 「感想文」は会場売店で販売されている画集に詳しい。特に7歳と12歳で9年間
日本で生活した少女は、森田りえ子さんの絵の虜になっていることがびんびん伝わ
る。森田りえ子さんならずとも少しでも多くの日本人に是非感想文も読んで欲しいと
思った。
 「パリ展」での人気投票ナンバーワンは「春朧朧」で、福岡県黒木にある通称祇園神社の藤の絵、2位は「楓・常磐樹屏」で京都妙心寺の真っ赤な楓と緑の松が際だった対称を描いた絵である。3位は糸菊の「秋蒼穹」である。

 この日のギャラリートークで森田りえ子さんは、「この糸菊の絵は、初めて描いた屏風絵です。この絵は、絵描き人生でインスパイヤを受けた作品です。いままで花を描いていて花になかなか勢いが出ない。ある日、「そうや、花が咲くように描けばいいんや」と思った。下書き無しで描こう。はじめこの絵は茎と葉だけでした。その上に直接、一気に糸菊を描いた。思い出深い作品です」と話された。

 午後6時から開かれたレセプション冒頭の挨拶の終わりで、森田りえ子さんは、「1992年から自選他選と展覧会が開かれました。自分の絵が自分の子供のように残っていく。モノづくりする人間の喜びです。アーチストで良かったと改めて実感しております。」と話された。

 「こうして制作を続けてこられたのも健康に恵まれたこと、楽天的な性格、両親、先輩、友人はじめ多くの方々のご縁の積み重ねのお陰と思います。5月のパリに始まり来年5月の京都での展覧会まで一年間、大切な作品をお貸しいただく収集家その他関係各位の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。」と挨拶を結ばれた。

 余談ながら、お時間を少しいただいて、会場にお見えの母上に、森田りえ子さんは少女時代どんなお子さんでしたかとお尋ねした。「とにかく病気一つしない健康な子供でした。実は先日3日入院しました。あの子の健康保険書を使ったのは今回始めです。」とご披露いただいた。一世一代の「パリ展」を見事成功された。さすがの森田りえ子さんにも、神様はしばしの休養を命じたに違いない。

 森田りえ子先生、「もういい年なんだから健康に、もうちょっと、気ぃ付けてくれたらいいのに」と母上がおっしゃっていましたよ。ご自身一人の森田りえ子さんではありません。これは日本画教室で教えを受けた生徒全ての思いでもあります。

 「パリ展」来館者の一人で、9年間日本で過ごした12歳の少女のアンケートにこうあります。「この展覧会では自分の幼女時代を思い出しました。私は今までたくさんの美術館に行きました。今回初めて気にいった美術館に出会えました。とにかく、今回の展覧会にはものすごく感動しました。」

 10月18日放送されたNHK[日曜美術館]でも「パリ帰国展」開催を紹介していた。一人でも多くの方々に「パリ帰国展」へ足を運んで欲しい。特に日本の子供たちに、森田りえ子さんの絵を是非、見て欲しいと思う次第である。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運命学と診断としての容貌

2009-10-18 10:17:26 | 情報や案内及び雑談
きょうの 健康講座 で、運命学のモデルになる有名人は誰だろう。

「診断即治療」の時間には、体質的な病因を含めた話をするつもりだが、その中に耳や唇や骨格や筋肉の話があり、流れとして耳の形状や位置と、人徳のある人や芸能人の話をする予定がある。

『内経』に、「耳の薄い人は腎が脆弱」と書かれているので、気を付けて見ていると、芸能人には少ない容貌である。

何故かと考えてみた。

五行の色体表で見ると、腎の弱い人は、五志で「恐驚」となる。
恐驚する人が人前に立つことを好むはずがないから、芸能人に耳の薄い人が少ないのだろう。
仮にいたとしても、すぐに辞めてしまうと思われる。


論語に、
【子曰く、命を知らざれば以て君子と為るなし、礼を知らざれば以て立つなし、言を知らざれば以て人を知るなし】
というのがありますが、これは
「自分の運命を知らないと君子になれず、礼を知らないと立身することなし、言葉を理解できない者は、人間を理解することができない」
と言っているらしい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする