パソコンのプリンターがダウンした。大阪駅前の大手電機店へ出かけた。キャノン4500を使っていたが、昨年から販売停止という。スキャナ付きの機種は多数並んでいた。プリンター単独の機種は4700だけですと売り子は説明した。今迄のインクは全て無駄になる。
手を代え品を代えという言葉がある。それを地でいく商売が日常茶飯になってきた。物を作る立場からすれば生死の問題である。生きるためには目先を変えてでも次々新製品を出して売り上げを増やさなければならない。
修理に出す手もあった。時間がかかるから当座の間に合わない。一台16000円何がしかで落城した。売り子が5年保証を付けておきましようかという。機械には故障はつきものである。よく言うなと思ったが逆らうと消耗するので、どうぞと言った。
今朝のWSJ紙を読んでいたらTIPsという名前の新種のインフレヘッジ債券が売れている
という記事が出ていた。インフレを予見して先回りするねらいと利回りが5%以上つくことが売りだ。日本ではデフレオンパレードだが、アメリカではインフレヘッジのための金融商品が、パソコン同様とまでは言わないが、手を代え品を代え売り出されるだろう。
インフレヘッジということでは週明けのNY金先物市場で、金相場がドル先安を材料に、トロイオンス13.50ドル上げ1,016.70ドルで取引された。銀、プラチナ、パラジウムも金相場につれ高したと今朝のWSJ紙は書いていた。年金ファンドが買いのご本尊という。原油(WTI)相場もバレル46セント値上がりして、70.41ドルで取引された。一時バレル60ドル割れを予測する専門家がいた。金も原油も、所詮、ドルの反面教師である。
日本では円高は人気がない。藤井財務相が「円高容認」発言したからだと非難している。円が高くなったのではない。ドルが下がったのだと言わない。アメリカがドル札を刷り続けているからだと言わない。同じことは金にも原油にも言える。金が上がったのではない。ドルが下がった結果にすぎない。
NY外国為替市場で、ドルが対ユーロで売られ、1ユーロ=1.4651ドルで取引された。ドルの相対的地位が低下した結果である。ドル相場は主要6通貨バスケット指標に対して76.68へ0.42ポイント下落したと今朝のCNNテレビは解説していた。G7の会合でDollar weakness(ダラ・ウイークネス)(ドル安)の言葉が姿を消した。それがドル安を刺激した。
10月5日のNY株式市場は、ゴールドマンが金融株の投資判断引き上げとISM指標改善を材料にNYダウは112ドル高、9,599ドルで5営業日振りに反発した。企業業績の発表を期待する動きもある。しかし、持続性ある相場反発かどうか不透明感が根強く残る。(了)
手を代え品を代えという言葉がある。それを地でいく商売が日常茶飯になってきた。物を作る立場からすれば生死の問題である。生きるためには目先を変えてでも次々新製品を出して売り上げを増やさなければならない。
修理に出す手もあった。時間がかかるから当座の間に合わない。一台16000円何がしかで落城した。売り子が5年保証を付けておきましようかという。機械には故障はつきものである。よく言うなと思ったが逆らうと消耗するので、どうぞと言った。
今朝のWSJ紙を読んでいたらTIPsという名前の新種のインフレヘッジ債券が売れている
という記事が出ていた。インフレを予見して先回りするねらいと利回りが5%以上つくことが売りだ。日本ではデフレオンパレードだが、アメリカではインフレヘッジのための金融商品が、パソコン同様とまでは言わないが、手を代え品を代え売り出されるだろう。
インフレヘッジということでは週明けのNY金先物市場で、金相場がドル先安を材料に、トロイオンス13.50ドル上げ1,016.70ドルで取引された。銀、プラチナ、パラジウムも金相場につれ高したと今朝のWSJ紙は書いていた。年金ファンドが買いのご本尊という。原油(WTI)相場もバレル46セント値上がりして、70.41ドルで取引された。一時バレル60ドル割れを予測する専門家がいた。金も原油も、所詮、ドルの反面教師である。
日本では円高は人気がない。藤井財務相が「円高容認」発言したからだと非難している。円が高くなったのではない。ドルが下がったのだと言わない。アメリカがドル札を刷り続けているからだと言わない。同じことは金にも原油にも言える。金が上がったのではない。ドルが下がった結果にすぎない。
NY外国為替市場で、ドルが対ユーロで売られ、1ユーロ=1.4651ドルで取引された。ドルの相対的地位が低下した結果である。ドル相場は主要6通貨バスケット指標に対して76.68へ0.42ポイント下落したと今朝のCNNテレビは解説していた。G7の会合でDollar weakness(ダラ・ウイークネス)(ドル安)の言葉が姿を消した。それがドル安を刺激した。
10月5日のNY株式市場は、ゴールドマンが金融株の投資判断引き上げとISM指標改善を材料にNYダウは112ドル高、9,599ドルで5営業日振りに反発した。企業業績の発表を期待する動きもある。しかし、持続性ある相場反発かどうか不透明感が根強く残る。(了)