スナック風景
江嵜企画代表・Ken
プロ野球開幕をまじかに控え、我がタイガースファン3人が開幕前の情報交換を名目にJR三宮西改札に午後5時半に集合、生田神社横の馴染みの店で一杯飲みながら、結構真面目にタイガースの戦力分析を行った。
今年のタイガースは一口でいえば実に静かである。開幕前に一度練習試合を見ておきたいとKさんが言い、開幕前にもう一度集まることを約束した。
赤星が抜けた穴を誰が埋めるか。マートンとかナントカカントカという外人さんはさっぱり読めない。タイガースはバ―ス以外は外人の獲り方がまずいことはお決まりのコース。深く追求しない。日替わりでセンターを代えたらいい。狩野にセンターをやらせたらいいとエスカレートした。
野球はつづまるところピッチャ―である。ところが今年のタイガースは先発6人の名前が出てこない。柱になる人間がいない。これが最大の不安材料ということになった。先に点を取られたら取り返す以外ない。1,2回に大量点さえとられなけばあとは9回かけて取り返す以外ないという結論に至った。
今年は金本が一年契約。静かに燃えている。新井がスポーツ紙にも出て来ない。決戦の日に備えて期するものがあるのではないか。もともと口べたの鳥谷が俄然無口になった。ここというところで彼が打点を稼いでくれるだろう。
マリナーズから移籍した城島には寧ろ気楽に6番ぐらい打たせる。あとは平野、ブラゼル、7番に期待しないで新外人のマートンを置いてみると相手チームから見れば、少なくとも打撃陣はそん色ないと言うことになった。
無口と言えば今年の真弓監督は昨年のようにべラべラマスコミにも喋らない。開幕投手も箝口令を敷いた。横浜から始まる、広島、中日と続く開幕9連戦を全部とって甲子園での巨人戦に突入するシナリオを描いた。
お神酒もかさみ、口も舐めらか。ご機嫌で検討会を打ちきり、場所を寿司屋からスナックに移してカラオケ三昧でお開きとなった。スナックでの様子をスケッチし