ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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地球はひとつからだは一つ、どこが悪くても辛抱して直すほかない(学校で教えてくれない経済学)

2010-03-13 09:14:07 | 経済学
ここ数日、足痛で悩んでいる。杖をついて自宅マンションを歩いていると、一体、どうされたんですか?、と驚き、声をかけてくださる方が多い。年甲斐もなくウサギのようにピョン、ピョン跳ねまわっていた。とりたてて悪事を働いた覚えは全くないが、自戒せよとの神様の思召しと思っている。

そう言えば、気になりながらも、お墓参りをしばらくしていなかったな、と反省した。ご先祖様に報告を兼ねて車で行けば15分程度の場所だが、タクシーのお世話になった。これこれと、運転手に事情を話したら、お客さんのような方が最近、特に多いと慰められた。

経済とからだの健康と共通点が多い。どこが一つ悪くても、地球は一つ、からだは一つである。一昨年9月のリーマンショック後、欧米経済は手ひどい傷手を受け、いまだ本復していない。ただ、中国、インドはインフレの心配をするほど回復している。地球全体の経済にも徐々に好循環が起こり始めているようで、病気と同じでしばらく辛抱と思っている。

12日付けのWSJ紙を読んでいたら、鳩山首相が、12日の国会審議の中で、「現在の円高は日本経済の実情を反映していない。世界的な場でこの問題を討議する必要があるとまで発言した」と書いていた。菅財務相は「為替は市場の動きに任せるべきだ」と答弁した。

為替問題については、12日、オバマ大統領が、中国の為替政策に言及し、「中国が為替制度を自由化すれば、中国国内の消費が増える。一方、米国は貯蓄が増える。」と語った。これに対し、中国政府要人が、「米国は、国内問題を国民の目から逸らすために、為替問題を利用し、政治問題化させている。」と激しく批判したと12日付けのWSJ紙は紹介していた。

中国は2.4兆ドルの外貨資産をドル主体に保有している。ドル安はその分減価する。ドル安が一方的に進むことは好ましくない。密かにドルからユーロに移しているという話もある。
中国はドル札減らしに金保有高を中国は増やしている。一方、中国は償還期限の長めの米国債を売り、2年以内の短期債券をロンドン市場で増やしているとWSJ紙が書いていた。

中国がドルの先安を心配して、世界の有名ブランドのM&A(買収統合)を積極化させている。世界から鉱物資源を金に糸目を付けず買い漁っている。そのお金が回り回って世界景気に貢献しているのであろうが、資源相場急騰という副作用をもたらしている。

12日、NY株式市場は、2月小売高が0.3%増加したが、このところ上げていたCitigroupeなど政府支援銘柄が売られ、前日比12ドル高、10,624ドルで取引を終了した。なにかかが良ければ、なにかが足を引っ張る。万事うまく事が運ぶと考えるのが間違いなのであろう。どこが痛くても困るが、歩けなくなるほどの足痛は一番こたえる。焦らず直したい。(了)

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