階段の上がりはまだ右足にしびれ・痛みが残り無理だが、杖なしで歩けるまでに回復した。以前から歩けぬようになれば人生も終わりだと、口では偉そうに言っていた。突然、右足に激痛が走った。現実に歩けないということがいかに情けないことかを初めて実感した。
自宅からJRの最寄り駅まで、普通の足ならせいぜい5~6分で行ける。ところが最初、S先生の治療を受けるために出かけた時、スキ―のスティックのように杖二本で、痛みで顔をしかめながら30分近くかかった。平坦な道に見えて、実は上り下りがきついことがわかった。駅に着けばまずエレベーターがあるかないか、エスカレーターはどこかを探す。
エレベーターやエスカレーターは神戸でも昔はなかった。阪神電鉄の最寄りの御影駅は現在なお、エレベーターもエスカレーターもない。全国の私鉄JRの実態は不明だが多くの駅施設で、財政難を理由に、階段だけで昇り降りを強制されているに違いないと想像する。
三連休の一日、神戸元町、三宮へ出かけた。休日であるから当然かもしれないが、予想以上に人出が多い。大丸神戸店の一階に化粧品売り場がある。ご婦人客で一杯だった。不景気になればご婦人は一層化粧をするという俗説があるが、それだけが理由とも思えない。
9階にレストラン街がある。昼飯時をやや過ぎていたが、順番待ちの客が廊下にはみ出していた。JR元町駅近くに老舗のコーヒー店がある。ここにも人がひっきりなしに出入りしていた。世の中は不景気だ、不景気だと騒いでいるが、何かが変わりつつある予感がした。
23日、NY株式市場は、格段の新しい情報が出たわけはないが、NYダウは、前日比102ドル高、10,888ドルで取引を終了した。オバマ大統領が医療保険法案に署名したことや米中古住宅販売高が予想以上に良かったことも買い安心感を誘ったのかもしれない。
NY外国為替市場では、1ドル=90.43~44円、1ユーロ=122.05~12円とドルがやや買い戻されたが、ユーロに軟弱な地合いが続いている。円が買われる材料はほとんどない。ドルも長い目で見れば買いにくい。ユーロはこの先、何が飛び出してきてもおかしくない。
NY原油(WTI)はバレル31セント高、81.91ドル、NY金先物相場は、オンス4.20ドル高、1,103.50ドルで取引された。安いドルを持っているより原油、金を買う動きである。
所変われば品変わるというように、中国、インドはインフレを心配している。インドは政策金利を5.0%へ先週末引き上げた。日本では日銀も政府もおどおどした目付きをしている。
デパートやコンビニの売り上げが発表される毎にむしろ不況感が増殖される。人は何のためにお金を使うか。異常なまでの安売競争を人は望んでいないことに気付いて欲しい。(了)
自宅からJRの最寄り駅まで、普通の足ならせいぜい5~6分で行ける。ところが最初、S先生の治療を受けるために出かけた時、スキ―のスティックのように杖二本で、痛みで顔をしかめながら30分近くかかった。平坦な道に見えて、実は上り下りがきついことがわかった。駅に着けばまずエレベーターがあるかないか、エスカレーターはどこかを探す。
エレベーターやエスカレーターは神戸でも昔はなかった。阪神電鉄の最寄りの御影駅は現在なお、エレベーターもエスカレーターもない。全国の私鉄JRの実態は不明だが多くの駅施設で、財政難を理由に、階段だけで昇り降りを強制されているに違いないと想像する。
三連休の一日、神戸元町、三宮へ出かけた。休日であるから当然かもしれないが、予想以上に人出が多い。大丸神戸店の一階に化粧品売り場がある。ご婦人客で一杯だった。不景気になればご婦人は一層化粧をするという俗説があるが、それだけが理由とも思えない。
9階にレストラン街がある。昼飯時をやや過ぎていたが、順番待ちの客が廊下にはみ出していた。JR元町駅近くに老舗のコーヒー店がある。ここにも人がひっきりなしに出入りしていた。世の中は不景気だ、不景気だと騒いでいるが、何かが変わりつつある予感がした。
23日、NY株式市場は、格段の新しい情報が出たわけはないが、NYダウは、前日比102ドル高、10,888ドルで取引を終了した。オバマ大統領が医療保険法案に署名したことや米中古住宅販売高が予想以上に良かったことも買い安心感を誘ったのかもしれない。
NY外国為替市場では、1ドル=90.43~44円、1ユーロ=122.05~12円とドルがやや買い戻されたが、ユーロに軟弱な地合いが続いている。円が買われる材料はほとんどない。ドルも長い目で見れば買いにくい。ユーロはこの先、何が飛び出してきてもおかしくない。
NY原油(WTI)はバレル31セント高、81.91ドル、NY金先物相場は、オンス4.20ドル高、1,103.50ドルで取引された。安いドルを持っているより原油、金を買う動きである。
所変われば品変わるというように、中国、インドはインフレを心配している。インドは政策金利を5.0%へ先週末引き上げた。日本では日銀も政府もおどおどした目付きをしている。
デパートやコンビニの売り上げが発表される毎にむしろ不況感が増殖される。人は何のためにお金を使うか。異常なまでの安売競争を人は望んでいないことに気付いて欲しい。(了)