ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

見方ひとつで世の中明るく見えて来る(学校で教えてくれない経済学)

2010-07-05 09:12:13 | 経済学
青木にある空き地に植えていたゼラニウム、ガ―べラ、フクシアが根こそぎ盗まれる事件が先日起こった。この話を、日本画教室のさるご婦人にしたら、根ごと持っていかれてむしろ良かった。きっとどこかで花達は咲いていますよ。うちなんか庭に植えている百合の花の先だけ取られることがしょっちゅうある。花がかわいそう、という答えが返ってきた。

全く予想外の反応だった。亡父の月命日の昨日、壇家寺の坊さんに、こんなことがあったと話したら、仏さんの世界では、山にも木にも花にも草にも魂が宿っている。いいお話を聞かせてもらったといったあとで、お寺の近くでも花泥棒は以前から多いですよと逆に慰めていただいた。一応事件ということで、交番に届けたが、この時の話は別の機会に譲る。

「脳が変わる生き方」(茂木健一郎著、PHP研究所発行)を読み始めた。その中に、脳について考える時に、「自分と他人の関係」という視点を持つことが大切です。他人の心は、本当にわからない。そのことを分かった上で、人と接することであると書いてあった。

自宅近くの喫茶店に出入りしている。始めとっつき悪い人でも、ひたすら話を聞いているとだんだん打ち解けて、先方さんからどんどん話しかけて来られるようになる。ひたすら聞く。喫茶店での付き合いのコツはこれに尽きると最近確信するようになった。

先の「脳が変わる生き方」にも「天才的な一人より凡庸な100人の知恵の方がすごい。色々な人の意見を聞く。しかし、最後は自分で決める。この往復が大切です。自分と遠いものと接して自分という楽器を共鳴させようとすることが人生を豊かにする」と書いてあった。

カウンセラーの人に聞いた話である。彼らの仕事の基本は患者の話をひたすら聞くことですと教えてもらった。脳の先生に確かめたわけではないから一概に言えないが、人に話を聞いてもらうと、脳の細胞が居心地が良くなるのではないかと勝手に想像している。

経済の話しに飛ぶ。7月3日付けWSJ紙に、アメリカの投資家がこの先益々増えていくリスクにいかに対処すべきかと最近特に頭を悩ましている。Vix指数という投資家の不安心理を示すバロメーターがリーマンショック時に戻りつつあると書いてあった。

相場の上がり下がりを波に置き換えて、サーフインをする男のイラストがついていた。サーフインは波乗りを楽しむゲームである。サーフインをこの先楽しめないのではないかと多くの投資家が不安心理を強めていると書いてあった。脳が喜ぶ相場に回復して欲しい。

花を根ごと盗られても、きっとどこかで咲いている。見方一つで目の前の世界が明るくなる。神戸は30℃を超える。暑さ大歓迎の朝顔の苗木が一回り大きくなるから楽しみだ。(了)

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