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日本人は人を褒めない、困った時にひとの器が現れる(学校で教えてくれない経済学)

2010-07-21 10:13:52 | 経済学
プロ野球解説者の広沢克己さんが、昨夜の阪神・広島戦のテレビ解説をしていた。2対2で迎えた延長10回、抑えに出た投手安藤が元阪神の赤松に左中を破られ2対4となりタイガースは敗色濃厚となった。広沢さんは「こういうときこそ、阪神ファンは「安藤頑張れ」と言って欲しい。関西のファンの良くないところではないか。」と苦言を呈していた。

試合は思いがけない展開となった。10回裏、代打に出た林(りん)が、センターバックスクリーンに放り込み1点差。代打関本がしぶとくつないだ。この日3三振で打撃不調に見えた鳥谷が、風にも乗ったが、レフトスタンドへ逆転サヨナラホームランである。

人生諦めたらいかん、ということを物の見事に見せてくれた劇的な幕切れだった。試合後のインタビューで、阪神の真弓監督自身、安藤が打たれた時点で試合を諦めたことを正直
に白状していた。「甲子園球場を出たお客さんは、今頃、駅の改札で悔しがっているでしょうな」と広沢さんはクールにコメントしていた。

ところが選手は何とかしたいと打席に入っていたのである。安藤の後リリーフした新人の藤原が広島の後続を抑えて、はからずも勝利投手になった。「すごいチ-ムだと思います。」と興奮しながら、林、鳥谷と、同じ「お立ち台」に並んでインタビューに答えていた。

「おはよう世界」(NHK・BS)で米ブルームバーグ二ユースを約5分間見るのが習慣と
なっている。朝6時になるとテレビの前に座り、メモをとる体制を整える。最近はただ漫然と聞いているだけだと頭に残らなくなってきたからだ。

20日のNY株式市場で、IBM,テキサスインスツルメント、ゴールドマンサックスの米企業業績が、いずれも予想を大きく下回ったことを嫌気してはじめ大きく下げていた。原油,銅など商品市況が堅調、明日、米FRBバ―ナンキ議長がさらなる金融緩和策を発表するのではないかとの思惑から値を戻し、NYダウは前日比75ドル高、10,229ドルで取引を終了したと伝えていた。シカゴ日経も120円ほど上げていた。日経ダウは反発するだろう。

「経済情報」(おはよう世界)で、三井住友の森谷亨さんが出演していた。「欧州金融機関のストレステストの発表を23日に控えている。外国為替市場でこのところ買われていたユーロが売られるかもしれない。4~6月期の米企業決算も予想を下回るケースが多い。バー
ナンキの金融緩和策発表も微妙だ。このまますんなり株価は反発しないのではないか」と解説していた。為替はどちらかと言えば円高方向、株価は様子見と見ておられるようだ。

日本人はひとを褒めない。さらに言えば、落目になると見向きもしない。広沢克己さんの言葉を特に関西人は肝に銘じて欲しい。困った時の対応にひとの器が現れるから怖い。(了)

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