ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NYダウ、薄商いの中10,000ドル台維持、1ユーロ=112円へ見直し買い入る

2010-07-09 09:17:56 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



8日のNY株式市場は、NYダウが、前日比120ドル高、10,138ドルで取引を終了した。8日のWSJ紙電子版は、「景気指標ではまちまちのデータが出ている。出来高も少ない。アメリカの景気は何も良くなっていない。夏休み入りで仕事をしている人間は少ない。コンピューターが取引終了前30分に仕事をしている」とクールに分析しているのが面白かった。

WSJ紙は、「7月3日まで1週間の米失業保険申請件数は454,000へ減った。1週間前のデータが、472,000が475,000 へ上方修正された。雇用は依然減り続けている。」と書き、さらに「5月の米個人クレジットカード残高が、前月比4.5%,91億ドル減、2.415兆ドルと米FRBが発表した。アメリカの消費者は財布のひもを緩めていない。」と指摘していた。

「おはよう世界」(NHK/BS)が伝える米ブルームバーグニュ-スは、「強気と弱気の綱引きが続いた。最後は強気が勝ったが、薄商いだった。JCぺ二―など小売り株は上げたが、ローン会社株は下げた。ゴールドマンサックスなど金融株も下げた。」とローラ・リ―記者がコメントしていた。上げる株もある。下げる株もある。そこをしっかり指摘していた。

ゲスト出演したある投資会社CEOは、「米政府は大判振る舞いの財政支出を続けている。麻薬と同じで、一度始めると止められない。財政支出拡大は、米経済の根本的解決にならない。」と警告していた。ドル札を青天上で刷り続けるとどうなるか。忘れないことだろう。

メディアは立場の違ういろいろな意見を紹介する。判断は読者がする。健康にいいと、テレビで取り上げていたというだけで、一斉にバナナを買う日本人。あとけろっと忘れる。見方、見立ては立場、環境で変わる。決めるのは自分だ。日本の若者にも徹底して欲しい。

9日朝のテレビ東京の番組に出ていた三菱UFJセキュリティーズ、大宮弘幸氏は、「10年物国債の利回りが、この日は3%を超えたが、3%切ったことが住宅ローン、自動車ローン引き下げに寄与した。それが6月の米小売既存店売上増に貢献した」と解説していた。

8日のNY外国為替市場で、ユーロが買い戻され、一時、1ユーロ=1.27ドルまでユーロが値上がりした。つれて、1ドル=88.33~36円、1ユーロ=112.13~22円まで円が売られた。このところ買われていた日本円に売りが出ている。為替の世界は変わり身が早い。

今朝の「おはよう世界」では、「ロシアとアメリカがお互いのスパイを各10人交換する。表に出たあとわずか10日目の早わざ。アメリカもロシアも長引くとお互い得策でないと考えたのであろう」とドイツZDFが伝えていた。日本はかねてからスパイ天国と言われている。日本では情報に対価を払う人はほとんどいない。「おはよう世界」に登場する二ユースも何を出し何を出さぬか計算している。日本人も若いころから訓練しておいて欲しい。(了)

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