ある写真展風景
江嵜企画代表・Ken
知人二人のご婦人が参加しておられる写真展が、阪急西宮駅下車、徒歩5分の所にある西宮市立北口ギャラり―で25日午後4時まで開かれている。時間が許せばいかがですかと、案内があり、楽しみにして出かけた。いつものように会場の様子をスケッチした。
約80点の作品が、春・夏・秋・冬の四季に分けたコーナーに、別に約30点の花だけ集めたコーナーがあり、堪能した。知人の一人のMさんが「天空のロマンス」というタイトルの作品を出展しておられる。機上からデジタルカメラで撮られた作品だが、くぎ付けになった。正面に夕陽、写真左下に画面の3割ほどを占める大きさで文字通りハ-ト形をした映像がくっきり写っていた。
この写真をリプリントしたものが、現在、病気療養中のMさんの姪子さんの枕元に置いてある。病室の彼女は、写真を見ながら、「きっと元気になります」「きっと元気になります」と唱えている。不思議なことに彼女はだんだん元気になってきた。
Mさんは先日見舞いに行った。今まで射さらなかった点滴の静脈注射がすんなり入る現場を目撃したというのである。
病気は医者が治すものではない。ところが、患者自身が諦めてしまうと、病気は絶対に回復しない。今回のケースのように、まず患者が必ず治ると思うことが回復の出発点になる。治ると強く思うことによって免疫力がだんだんとついて来る。結果として、快方に向かうケースが多いのであろう。
連日、猛暑が続いている。免疫力を付けて厳しい夏を乗り切りたい。素晴らしい写真展に声をかけていただいたお二人の知人に感謝したい。(了)