ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ドルが下げれば円は上がる。ドルが上がれば円は下がる。10月米雇用統計好感。絵に描いたような動きである

2010-11-06 11:16:01 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



第36回兵庫県総合水彩画展がサンパル市民ギャラリーで10日まで開かれているとご近所にお住まいの水彩画家、吉岡成郎さんからご案内をいただき家族と出かけた。吉岡先生には15年前の震災直前まで1年間鉛筆デッサンをコープ文化センターで教えていただいた。

吉岡先生は、今回、兵庫県三木市を流れる志染川を手前に農村風景を描いておられた。吉岡先生のお人柄そのままの繊細にして心のぬくもり一杯の絵を拝見出来幸いだった。最近は一寸さぼっていましてね、とおっしゃる。地元住吉川を題材にされた吉岡先生の絵は特に人気がある。震災前に描かれた地元の街の風景画は今や貴重な文化財となっている。

展覧会のあと、三宮センター街をはいって徒歩2~3分のところにある神戸御影が本社のさる菓子メーカー経営の喫茶店に入った。たまたま喫煙コーナーしか席がなかった。隣に座った紳士二人の会話が生の「経済学」を実況放送してくれているようで聞いてしまった。

店の筋向いに大手証券会社の三宮支店がある。どうも店の偉いサンと得意先とのやりとりとお見受けした。日本の株価だけ出遅れているが政治家のせいだ。日本の政治の方向性がはっきりしないために海外の投資家が本格的に日本市場に投資してこないと力説していた。

子供手当に矛先が向けられていた。子供手当はいいとしても、現金で渡すのは愚の骨頂だ。期間限定で商品券を配れば、使わざるを得ない。今の日本はお金がたまったまま動かない。なんの経済効果もない。典型的な税金の無駄遣いだとエスカレートしていた。

6日のNHK/BS「おはよう世界」(ブルームバーグ)は、5日のNY株式市場は、売り買い交錯の中、予想外に良かった10月の米雇用データを材料に、前日の13億、この日も12億株台と出来高が増えて来た。前日比ほぼ横ばいながら、11,443ドルと6連騰、リーマンショック前の水準をクリアし、今年新高値を更新したと伝えていた。

ブルームバーグに登場したあるディ―ラ―は、「雇用統計の結果が良かった。人々が上昇基調に乗り遅れたくない気持ちになってきた。金が1400ドルをつけ、綿花が新高値を更新した。砂糖は30年振りの高値だ。株はその一部に過ぎない。そこに需要があるから上げているのだ。」と力説していた。

「おはよう世界」(経済情報)にこの日出演した三菱東京UFJの勝藤史郎氏は「NY外国為替市場でドルが買われ、一時、1ドル=81円半ばまで値上がりした。80円台を付けて達成感が出てくれば、ドル安の流れが一端止まるかもしれない。」とコメントしておられた。

ドルが下げて円が上がった。ドルが上れば円は下がる。絵に描いたような動きである。(了)

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