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ブラックフライデー好調も、欧州不安、朝鮮半島情勢でNYダウ95ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2010-11-28 08:50:56 | 経済学
11月第4木曜日の感謝祭翌日のブラックフライデーからクリスマスセールがはじまる。なぜブラックフライデーと言うのか?小売店が黒字(ブラック)になるからそう呼ぶのだと、フリー百貨事典ウイキぺディアが説明していた。

NHK・BS「おはよう世界」は、米CNNが伝える前日から開店待ちに長い列を作っている様子を紹介していた。26日付けのWSJ紙も「値引きなどがブラックフライデーの集客に奏功」のタイトルで「今年の年末商戦が過去2年と比べて堅調と期待が高まっている。この日だけでホリデーシーズン全売り上げの6%強を占める」とWSJ紙が解説していた。

ところが、26日のNY株式市場は、ブラックフライデーの好調な滑り出しにも関わらず、欧州危機や朝鮮半島での緊張の高まりに押しつぶされ、前日比95ドル安、11,092ドルで取引を終了したと上記WSJ紙が書いていた。

26日のNY外国為替市場では、欧州の金融不安からユーロ売り、ドル買いが進み、一時、1ユーロ=1.31ドル台までユーロが値下がりした。ドルは対円でも買われ、1ドル=84.07円までドルが値上がりした。円をあれこれいじくらずともドルが上がれば円は値下がりする。こだわるようで恐縮だが、あれだけ円高を非難していた向きは矛先をどこに向けるのか。

NHK・BS[おはよう世界](経済情報)に出演した三菱東京UFJの勝藤史郎氏は「NYダウが、来週、11,000ドルを割る可能性が出てきた。一方、ドル円相場は、現在の地合いが続きこの先もドルは対円でじりじりと値を上げていくだろう」と明快に予測していた。

欧州の金融危機については、27日付けのWSJ紙は多くのページを割いて、アイルランドへの救済策の実施は、ポルトガル、スペインさらにはイタリア、フランスに続く、アイルランドと比べてはるかに経済規模の大きい国々の財政赤字救済の先駆けに過ぎないと厳しく分析、ユーロは再び1ユーロ=1.20ドル台まで値下がりすると予測していた。

一方、欧州金融危機はギリシャ救済劇から始まった。5月5日の政府の緊縮政策に反対、デモ隊が銀行に放火した。3名が犠牲となった。あの事件の後から、放漫な財政政策を放置すれば自分自身が生き残れないと多くの市民が思い始めた。政府は26日新たな緊縮財政策を議会に提出した。しかし市民は冷静に受け止めたと「3人の死、ギリシア危機のコ―スを変える」の見出しでMarcusWalker記者のレポートを26日付けのWSJ紙が紹介していた。

27日放映の朝日ニュ-スターの番組で北朝鮮問題を長時間取り上げた。その中で「日本人は平和ボケしている。戦争の怖さを肌で感じていない。平気で北朝鮮を孤立化させろという暴言を吐く」という発言が印象に残った。日本は韓国の苦しみをシエア出来ていない。(了)

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