ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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原油(WTI)バレル102ドル台へ急落、天然ガス相場10年来安値更新、在庫急増が背景

2012-03-30 10:06:57 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


わざわざバケツに水、如露までつけて例の更地に届けてくれるというハプニングが昨日、起こった。水をいただいたのは更地の近くに住むさる男性で初対面である。キキョウの花が好きで、毎年、楽しみにして見ている。花を枯らすと、花がかわいそうだから水を持ってきたというのである。お互い、ひとこと声をかけることが少くなった今日この頃だが、世の中まだまだ捨てたものではないと実感した。

野良猫がせっかく育ったチューリップに腰をおろす。それで困っているのだと、先日、友達に話したら、猫よけマットの話をしてくれた。早速最寄りの量販店へ出かけた。二枚セットで100円からあり、サイズごとに3種類置いてあった。需要が結構あるのだろう。野良猫の被害に悩まされている人が多いことを初めて知った。

猫よけマットを敷いていた時に、たまたま、花が仲立ちで、見も知らない男性と交流が出来た。「いいご縁をいただきました。花が一番、喜んでいますよ。」、と言ったら、「水をご希望の節は、いつでも声をかけてください」と、嬉しい言葉をいただいて更地を後にした。どうしても書き残しておきたいということで、とりとめもなくご紹介させていただいた次第である。

恒例により「ワールドWaveMorning」【経済情報】を見た。29日のNY証券取引所は、スペインでのゼネスト、スペイン、イタリア国債が売られ利回りが急騰した。原油相場が急落してエネルギー株反落から安く始まったが、バーゲン・ハンティング(ナンピン買い)が入り、NYダウは、小幅ながら前日比19ドル高、13,145ドルで取引を終了した。29日のNY外国為替市場では、1ドル=82.42~44円、1ユーロ=109.59~64円で取引された。NY原油 (WTI)先物相場は、バレル2.63ドル安、102.78ドルで取引を終えた。NY金先物相場はトロイオンス5.70ドル安、1,652.20ドルとひところの輝きが消えた。

この日の相場のなかではなんといっても原油相場の急落である。29日付けのWSJ紙電子版には①イラン懸念が後退した、②米戦略備蓄原油放出の話しが出てきた、③欧州のリセッション懸念と中国経済減速による先行き需要減が見込まれるなどが背景だと解説していた。28日米エネルギー局が発表した米原油在庫急増も嫌気され、目先バレル100ドルを試すだろうとの専門家の見通しを紹介していた。

この日のWSJ紙は、別ページで天然ガス相場が2002年来、10年振りの安値を更新した。シェ―ルガス増産が背景であるが、このところ在庫が急増していると指摘していた。東京電力は4月から値上げを決めたが原油・天然ガスの価格急騰を大きな理由にしている。原油高騰が米大統領選挙の争点になって来たことで米戦略備蓄原油放出まで状況は変化してきている。値段を上げるときだけ報道することがメディアの責務でない。原油、天然ガスの値下がりの動きについても日本のメディアは是非報道してほしい。(了)

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