ブラジルの繊維産業が中国からの安い輸入品に苦しんでいるというニュースを、17日6時台の「ワールドWaveMorning」が紹介するブラジル、バンデランス放送で見た。昨年衣類が5%、織物が15%売り上げが減った。繊維産業で1万2,000人が失業したと語るある大手繊維会社の営業部長が画面に出ていた。ブラジル、お前もかと、思うが、日本の繊維産業が日本をリードしていた元気な時代もあった。今や昔の物語である。繊維を本業としている会社は、日本の合繊メーカーの中では東レ一人頑張っている感じで、まことに淋しい限りである。
バンデランテスの放送のすぐ後に、米ブルームバーグニュースが続いた。Keith Blissさんという投資家が画面に出てキャスターが次々投げかける質問に答えていた。「いいデータが次々出ていますが、いかがですか?」とキャスターが水を向けたら「データは遅行指数だ。消費者の変化を観察している。アメリカの消費にガソリン値上りの影響が出てくるだろう。世界的に余剰資金が今後どこへ流れていくかで決まる。」などと話していた。16日、NYダウは様子見から前日比ほぼ横ばいの20ドル安、13,232ドルで取引を終了した。
ブルームバーグのあとに中国CCTVの画面が出た。キム・イルソン生誕100周年を迎え、北朝鮮が地球観測衛星ロケット打ち上げる。「安全軌道を設定した。あくまで平和目的、宇宙探査のためである。宇宙空間は何人にも自由である。軍と人民を奮い立たせるためである」と語る北朝鮮、軍幹部の映像を流していた。中国CCTVはそのあと中国が調査船を尖閣諸島海域に派遣した。「中国固有の領土の海洋権益を守るためである」と語る中国外務省報道官の映像を流していた。
ドイツZDFが続いた。シリア国境にシリア政府は地雷設置を続けている。国境を超えて3万人のシリア人が砲弾とテロを避けてトルコ領内のテント村に生活している。シリア人の一人が「怒りでいっぱいだ。国際社会は手を下さず、見て見ぬ振りを続けている。」と話し、「今後、トルコへ数10万の難民がやって来るだろう」とエルドガン、トルコ首相が演説する様子を流していた。この日、アフガニスタンでNATO軍として派遣されていたトルコ兵12人が乗ったヘリコプターが墜落した。原因不明だが、いまのところ技術的ミスによるもので、テロ攻撃による事故ではないと見られていると解説していた。
ドイツZDFのあとにシンガポールCNAが、中国で期限切れの鶏肉を販売していた業者が摘発された。関係者は事実関係を認めたと紹介していた。日本でも賞味期限切れ食品の販売がひところ問題になったことがある。今朝のCNAの画面に出た中国人の売り子は賞味期限が切れた商品を誰でも売っている。こんなことは当り前だと話していた。日本では放射能汚染水を海に流し続けている。北朝鮮が「宇宙空間は何人にも自由である」と語った。日本では、放射能問題に過敏になるなという指摘がある。しかし、放射能には「賞味期限」は、事実上ない事を無視して、放射能汚染水を公の海にたれ流す国民に、北朝鮮を非難する資格はないと思う次第である。
一方、3月16日、NY証券取引所は、NYダウは8日振りに反落した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「ガソリン相場が上昇、消費者マインドを冷やすのではないかとの警戒感が出て、米国経済回復への期待感がやや後退、NYダウは前日比20ドル安、13,232ドルで取引を終了した。米10年物国債利回りは2.298%とやや落ち着いた。ドルが対ユーロで売られた。来週は米住宅関連データが相次ぎ発表される。来週予定されている複数のFOMCメンバーの発言次第では相場が振れるかもしれない」などと解説していた。16日、NY外国為替市場では、1ドル=83.41~49円、1ユーロ=109.90~97円で取引された。NY原油(WTI)先物相場は、バレル1.95ドル高、107.06ドル、NY金先物相場は、トロイオンス3.60ドル安、1,655.50ドルで取引された。
「ワールドWaveMorning」(経済情報)の番組のあとに、WSJ(ウオールストリートジャーナル)日本版編集部、山口肇氏が出演し、この1週間での注目記事を解説していた。最初にApple社が16日、世界同時に新発売したiPadは「めがねを新調した時のようによく見える」とWSJ紙記事に紹介されたと紹介していた。2番目にはギリシャ問題についてガイトナー米財務長官が、欧州金融危機について、「慎重ながらも楽観している。ECBによる低利の融資は「防火壁」になる」と語ったと伝えるWSJ紙16日付けの記事を紹介していた。
英語にCouciousOptimisticという言葉がある。ガイトナーが英語でどう話したかについては、今朝の放送では不明だが、その手の発言をしたのであろう。先日、日本経済新聞朝刊をJR駅前の弁当屋で読んだ。その時、セブン&Iホールディングの社長さんが「中国経済は、全体では8% から7.5% への減速を発表した。当社は全く心配していない。中国人の若者は、現状は不満だが将来に期待している。日本の若者は、現在は満足している。しかし、将来に不安を持っている。大きな違いだ。」と語るインタビュー記事を読んだ。
NHK朝ドラで大昔、「おしん」が大ヒットした。世界各国でもヒットしたと伝えられる。主人公、おしんは、今は苦しいが将来に明るい希望を持っていた。それが世界の多くの人の心を捉えた。日本の政治家は日本の若者が将来に希望がわき出してくるような政治を心掛けて欲しい。(了)
バンデランテスの放送のすぐ後に、米ブルームバーグニュースが続いた。Keith Blissさんという投資家が画面に出てキャスターが次々投げかける質問に答えていた。「いいデータが次々出ていますが、いかがですか?」とキャスターが水を向けたら「データは遅行指数だ。消費者の変化を観察している。アメリカの消費にガソリン値上りの影響が出てくるだろう。世界的に余剰資金が今後どこへ流れていくかで決まる。」などと話していた。16日、NYダウは様子見から前日比ほぼ横ばいの20ドル安、13,232ドルで取引を終了した。
ブルームバーグのあとに中国CCTVの画面が出た。キム・イルソン生誕100周年を迎え、北朝鮮が地球観測衛星ロケット打ち上げる。「安全軌道を設定した。あくまで平和目的、宇宙探査のためである。宇宙空間は何人にも自由である。軍と人民を奮い立たせるためである」と語る北朝鮮、軍幹部の映像を流していた。中国CCTVはそのあと中国が調査船を尖閣諸島海域に派遣した。「中国固有の領土の海洋権益を守るためである」と語る中国外務省報道官の映像を流していた。
ドイツZDFが続いた。シリア国境にシリア政府は地雷設置を続けている。国境を超えて3万人のシリア人が砲弾とテロを避けてトルコ領内のテント村に生活している。シリア人の一人が「怒りでいっぱいだ。国際社会は手を下さず、見て見ぬ振りを続けている。」と話し、「今後、トルコへ数10万の難民がやって来るだろう」とエルドガン、トルコ首相が演説する様子を流していた。この日、アフガニスタンでNATO軍として派遣されていたトルコ兵12人が乗ったヘリコプターが墜落した。原因不明だが、いまのところ技術的ミスによるもので、テロ攻撃による事故ではないと見られていると解説していた。
ドイツZDFのあとにシンガポールCNAが、中国で期限切れの鶏肉を販売していた業者が摘発された。関係者は事実関係を認めたと紹介していた。日本でも賞味期限切れ食品の販売がひところ問題になったことがある。今朝のCNAの画面に出た中国人の売り子は賞味期限が切れた商品を誰でも売っている。こんなことは当り前だと話していた。日本では放射能汚染水を海に流し続けている。北朝鮮が「宇宙空間は何人にも自由である」と語った。日本では、放射能問題に過敏になるなという指摘がある。しかし、放射能には「賞味期限」は、事実上ない事を無視して、放射能汚染水を公の海にたれ流す国民に、北朝鮮を非難する資格はないと思う次第である。
一方、3月16日、NY証券取引所は、NYダウは8日振りに反落した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「ガソリン相場が上昇、消費者マインドを冷やすのではないかとの警戒感が出て、米国経済回復への期待感がやや後退、NYダウは前日比20ドル安、13,232ドルで取引を終了した。米10年物国債利回りは2.298%とやや落ち着いた。ドルが対ユーロで売られた。来週は米住宅関連データが相次ぎ発表される。来週予定されている複数のFOMCメンバーの発言次第では相場が振れるかもしれない」などと解説していた。16日、NY外国為替市場では、1ドル=83.41~49円、1ユーロ=109.90~97円で取引された。NY原油(WTI)先物相場は、バレル1.95ドル高、107.06ドル、NY金先物相場は、トロイオンス3.60ドル安、1,655.50ドルで取引された。
「ワールドWaveMorning」(経済情報)の番組のあとに、WSJ(ウオールストリートジャーナル)日本版編集部、山口肇氏が出演し、この1週間での注目記事を解説していた。最初にApple社が16日、世界同時に新発売したiPadは「めがねを新調した時のようによく見える」とWSJ紙記事に紹介されたと紹介していた。2番目にはギリシャ問題についてガイトナー米財務長官が、欧州金融危機について、「慎重ながらも楽観している。ECBによる低利の融資は「防火壁」になる」と語ったと伝えるWSJ紙16日付けの記事を紹介していた。
英語にCouciousOptimisticという言葉がある。ガイトナーが英語でどう話したかについては、今朝の放送では不明だが、その手の発言をしたのであろう。先日、日本経済新聞朝刊をJR駅前の弁当屋で読んだ。その時、セブン&Iホールディングの社長さんが「中国経済は、全体では8% から7.5% への減速を発表した。当社は全く心配していない。中国人の若者は、現状は不満だが将来に期待している。日本の若者は、現在は満足している。しかし、将来に不安を持っている。大きな違いだ。」と語るインタビュー記事を読んだ。
NHK朝ドラで大昔、「おしん」が大ヒットした。世界各国でもヒットしたと伝えられる。主人公、おしんは、今は苦しいが将来に明るい希望を持っていた。それが世界の多くの人の心を捉えた。日本の政治家は日本の若者が将来に希望がわき出してくるような政治を心掛けて欲しい。(了)