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2030年、あと15年で、中国の人口の1/3は高齢者?:25日朝放送、豪ABC(学校で教えてくれない経済学)

2012-04-25 09:49:02 | 経済学
25日朝の「ワールドWaveMorninng」で豪ABCが「中国で、2030年に、13億強いる人口の1/3が60歳以上になる。このところ高齢化が加速している。このことが中国社会に大きなプレッシャーになっている。中国は大転換を迫られている。しかし、「一人っ子政策を実施した結果であるが、現実問題としては、今となっては、打つ手はない。」などと専門家の厳しい見方を紹介していた。

中国関連では、南シナ海でのフイリピンと中国艦船のにらみ合いが2週間続いていると、シンガポールCNA,上海RTS,中国CCTV,フリピンABS-CBNが揃って取り上げていた。この中で、中国とフイリピンの国営放送は、自分の見方が間違っていないと、それぞれの言い分を主張していた。シンガポールCNAは、問題の海域に天然ガスが、20兆立方フィートと 当初の予想の5倍以上埋蔵されていることが分かったことが背景にあると解説していた。日々魚を取ったり、船舶が何ごともなく航行していた静かな海の底に、天然ガスが埋蔵されていると知ったとたんに紛争になる。実に分かり易い。

カタ―ル、アルジャジ―ラが、南ス―ダンとス―ダン国境は、戦争前夜の状況と伝えていた。これも地下資源を巡る争いである。石油をアメリカに止められた日本は、やらずもがなの太平洋戦争に突入した。明治の初め、日本の人口は3000万だった。それがその後6000万へ急膨張した。旧満州へそのはけ口を求めた。結果、泥沼の戦争に巻き込まれていった。英国とアルゼンチンのフオークランド戦争も周辺海域に天然ガスが埋蔵されているからである。当事者能力のない国連に問題を持ち込んでも解決のめどがないと戦争になる。実に厄介だ。


今朝放送の「ワールドWaveMorning」では、たまたまであろうが、ドイツADFが、高齢者問題を取り上げた。ドイツでも高齢化が進み、2060年には、現在の人口8200万が6500万に減る一方で、65歳以上の高齢者が人口の1/3になる、と指摘、国を挙げて高齢化対策に真剣に取り組む必要があると指摘していた。中国の高齢化は2030年に60歳以上が1/3と比べると時間的余裕はまだあるように見えるが、「ねばならぬ、Must」の理念の強いドイツ人気質からすれば、遠い先の話しではない。少子化、高齢化問題は、今すぐに手をつけなければならない、喫緊の問題だと捉えていた。

第一にとりあげたことは、寝たきり老人の床ずれ問題だった。ドイツでは介護施設を州政府の係官が抜き打ち検査するシステムがあることを知った。ドイツの介護施設では2人に1人は床ずれ。床ずれがいかに悲惨が、本人の辛さもさることながら見ている家族も正視できなかった20年近く前の亡母のことを思い出して、さすがドイツだと思った。さらに5人に1人は身体拘束、つまりべッドなどへの手足の括りつけだ。日本ではどうなっているのだろうか。最後を心安らかに送れないとそれまでどんなすばらしい人生を送っていてもせんないことではないかといつも思う。

全く反応がないので歓迎されていないのがよく分かる。いつもながらのレポートで恐縮だが、24日のNY証券取引所の動きについて報告する。「ワールドWaveMorning」、ブルームバーグに出演した証券トレーダー、KenPolcari氏は「NYダウは74上げて13,001をつけたが、時に上がることはあっても、早晩、下がるでしょう。その一つがアップル株だ。1000ドルになると思って買っていた。いずれ500になる。」とそっけなかった。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほホ―ポレート銀行、荒井守氏は「イタリア、スペイン国債の入札が大手金融機関に吸収された。欧州株が反発した。米経済指標が予想を上回ったことが株価反発を助けた。24,25日開催の米FOMC会合の後の声明文を注目している」などと解説していた。

24日のNY外国為替市場では、1ドル=81.31~36円、1ユーロ=107.30~35円で取引された。日銀の政策決定会合で何らかの金融緩和政策が出ると円相場がおりこんでいる。仮に具体的な緩和政策が発表されないと、円が買い直されると先の新井氏は解説していた。NY原油(WTI)相場は、小動きのバレル44セント高、103.55ドル、NY金先物相は、トロイオンス11.10高、1,643ドルで取引された。ひところの熱狂は全く影を潜めている。

「ワールドWaveMorning」では世界の天気をいつも楽しみにして見ている。当然のことながら地球儀的に物事を大観出来るのにも重宝だと思っている。24日、東京24℃、ソウル27℃、上海25℃だった。北米では夏と冬が同居した状態が今も続いている。米南部のフェニックス40℃、NYは12℃だった。天気も荒れ模様だが、世界の経済も政治も何が起こってもおかしくない。

25日付けの読売朝刊トップに敦賀原発直下に活断層と出ていた。それでも政府は原発を再稼働するという。悲観しすぎることは良くないが、床ずれがいやなので、寝たきりにだけはなりたくない。(了)

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