(学校で教えてくれない経済学)
今朝も天気のお話し。「ワールドWaveMorning」「世界の天気」コーナーで、アラビア半島のリヤドで、暑い地域に急に寒気が入りまるで爆撃を受けたかのような砂嵐が起こったと伝えていた。一方、北米では、寒い所に暖かい空気が入り込み、不安定な天気が続いている。日替わりで天気が代わり、気温が、日替わりで激しく上下していると解説していた。
今年は日本でも、寒い日と暑い日が交互に繰り返される日が多い。しかも温度差が結構大きい。そのため体調を崩す人が多い。神戸のようなご機嫌なところに住んでいる人間でも手まわしよく冬物をクリーニング屋さんに出してしまうと、慌てる。昨日、芦屋川から芦有道路経由で六甲高山植物園を訪れる機会があった。カタクリの花を堪能した。ただ、今年は例年になく寒い。六甲山と下界と温度差が5~6度あり結構、冷えた。花の盛りには今しばらくかかるのかもしれない。
天気はそもそも変わり易い。お天気屋さんという言葉がそれを教えてくれる。変わり易いと言うことでは人後に落ちぬ、日替わりで動く典型のひとつが相場である。相場は動くから嫌いだと言う人は日本人には結構多い。今朝のNY証券取引所は、ドイツの景況感が予想外に良かったことから欧州株が値上がり、スペインの短期国債が無難に終わったことで安心感が広がり、17日のNYダウは前日比194ドル高、13,115ドルで取引を終了した。
今朝5時45分からはじまる「モーニングサテライト」出演のお馴染の藤戸則弘氏は「リスク・オンとリスク・オフが目まぐるしく動く相場」と表現していた。今朝はスペイン国債入札が無難に終わった。しかし、ポルトガルはスペインより多くの問題を抱えている。藤戸氏は「リベリア半島リスク」と言い、当地の住宅バブルが崩壊したことが大きい。不安定な状態がなお1~2年は続くと見ておいた方がいい」と冷静な対応を求めていた。
藤戸氏は、「日経ダウはユーロ・ドル相場と見事に連動している。」とグラフを見せて解説していた。17日のNY外国為替市場は、ユーロが買い戻され、1ユーロ=106.12~16円で取引された。シカゴ日経もこの日は反発、本日に限ってみれば、ユーロが上げたので、日本株も値上がりが予想される」と話していた。ドル円相場も小幅値上がり、1ドル=80.84~94円で取引された。
「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ドイツ景況感指数が予想外に良かった。欧州株が値上りした。コカコーラが好決算を出した。米住宅指標が予想より悪くなかったなどを材料にNY株価は反発した。ただ、4月20日G20会合と20~22日にかけて開かれるIMFに注目している。IMFは欧州救済基金の増額を見送る公算が強い。」などと解説していた。17日のNY原油【WTI】はバレル1.27ドル高、104.20ドル、NY金相場はトロイオンス1.60ドル高、1,650.30ドルで取引された。
その他の今朝の「ワールドWaveMorning」では、石原東京都知事のNYでの尖閣3島買い取り発言に敏感に反応、中国CCTV,上海RTSが共に取り上げたニュースを紹介した。中国CCTVは「右翼の代表、石原都知事は、中国固有の領土、釣魚島買い取り発言した。日本政府は帰国後都知事と話し合う予定と発表した」と伝えた。上海RTRは「石原都知事は、お酒が入ったような、やや呂律回らぬ、思い上がった調子で、尖閣買い取りで契約を結んだと発表した。日本政府は官房長官が控えめに発言した。東京都議会は事前に知らされていなかったと言っている」などと伝えていた。
中国との領土問題では、今朝放送のフイリピンABS/CBNは「南シナ海、スカ―ボロ―礁領有権問題をフリピン政府は、国際海洋法裁判所へ持ち込むことを決めた。中国は固有の領土と主張している。中国は中国漁民がフリピン海軍に嫌がらせを受けたと話している。フリピン政府が、この問題を国際法廷に持ち込むことは今回がはじめてではない。」と紹介していた。
アメリカABCは米大統領選挙の共和党代表指名を確実にしたロムニー、前マサチューセッツ州知事が「オバマは、敗北を認識したのだろう。早くも荷造りを始めたそうだ。」と紹介、その一方で「彼は有権者の好感度調査では高くない。ロムニー氏の妻が、夫は面白い楽しい人です、と訴える様子をテレビ画面に流していた。他方、フランスF2は、あと5日に迫ったフランス大統領選挙を取り上げ、オランド、サルコジは第1回投票では共に47%と互角、決選投票ではオランド有利だが、「38%がまだ誰に投票するか決めていない」とする世論調査会社のデータを紹介していた。
お天気屋を広辞苑で引いた。「気分の代わり易い人。気まぐれな人。おてんきもの。」と出ていた。変わり易い例えとして女心と秋の空という言葉もある。しかし、昨今、季節関係なしに日替わりで天気が変わる。相場も変わり易いとよく言われる。しかし、天井3日底百日という諺がある。良い話しは口当たりもいい。耳障りな悪い話は概してひとは触れたがらない。好き嫌いで物事は決まらないが、どんなに中身が良くても「好感度」調査で遅れをとると、いずこの世界でも分が悪いことだけは確かなようだ。(了)
今朝も天気のお話し。「ワールドWaveMorning」「世界の天気」コーナーで、アラビア半島のリヤドで、暑い地域に急に寒気が入りまるで爆撃を受けたかのような砂嵐が起こったと伝えていた。一方、北米では、寒い所に暖かい空気が入り込み、不安定な天気が続いている。日替わりで天気が代わり、気温が、日替わりで激しく上下していると解説していた。
今年は日本でも、寒い日と暑い日が交互に繰り返される日が多い。しかも温度差が結構大きい。そのため体調を崩す人が多い。神戸のようなご機嫌なところに住んでいる人間でも手まわしよく冬物をクリーニング屋さんに出してしまうと、慌てる。昨日、芦屋川から芦有道路経由で六甲高山植物園を訪れる機会があった。カタクリの花を堪能した。ただ、今年は例年になく寒い。六甲山と下界と温度差が5~6度あり結構、冷えた。花の盛りには今しばらくかかるのかもしれない。
天気はそもそも変わり易い。お天気屋さんという言葉がそれを教えてくれる。変わり易いと言うことでは人後に落ちぬ、日替わりで動く典型のひとつが相場である。相場は動くから嫌いだと言う人は日本人には結構多い。今朝のNY証券取引所は、ドイツの景況感が予想外に良かったことから欧州株が値上がり、スペインの短期国債が無難に終わったことで安心感が広がり、17日のNYダウは前日比194ドル高、13,115ドルで取引を終了した。
今朝5時45分からはじまる「モーニングサテライト」出演のお馴染の藤戸則弘氏は「リスク・オンとリスク・オフが目まぐるしく動く相場」と表現していた。今朝はスペイン国債入札が無難に終わった。しかし、ポルトガルはスペインより多くの問題を抱えている。藤戸氏は「リベリア半島リスク」と言い、当地の住宅バブルが崩壊したことが大きい。不安定な状態がなお1~2年は続くと見ておいた方がいい」と冷静な対応を求めていた。
藤戸氏は、「日経ダウはユーロ・ドル相場と見事に連動している。」とグラフを見せて解説していた。17日のNY外国為替市場は、ユーロが買い戻され、1ユーロ=106.12~16円で取引された。シカゴ日経もこの日は反発、本日に限ってみれば、ユーロが上げたので、日本株も値上がりが予想される」と話していた。ドル円相場も小幅値上がり、1ドル=80.84~94円で取引された。
「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ドイツ景況感指数が予想外に良かった。欧州株が値上りした。コカコーラが好決算を出した。米住宅指標が予想より悪くなかったなどを材料にNY株価は反発した。ただ、4月20日G20会合と20~22日にかけて開かれるIMFに注目している。IMFは欧州救済基金の増額を見送る公算が強い。」などと解説していた。17日のNY原油【WTI】はバレル1.27ドル高、104.20ドル、NY金相場はトロイオンス1.60ドル高、1,650.30ドルで取引された。
その他の今朝の「ワールドWaveMorning」では、石原東京都知事のNYでの尖閣3島買い取り発言に敏感に反応、中国CCTV,上海RTSが共に取り上げたニュースを紹介した。中国CCTVは「右翼の代表、石原都知事は、中国固有の領土、釣魚島買い取り発言した。日本政府は帰国後都知事と話し合う予定と発表した」と伝えた。上海RTRは「石原都知事は、お酒が入ったような、やや呂律回らぬ、思い上がった調子で、尖閣買い取りで契約を結んだと発表した。日本政府は官房長官が控えめに発言した。東京都議会は事前に知らされていなかったと言っている」などと伝えていた。
中国との領土問題では、今朝放送のフイリピンABS/CBNは「南シナ海、スカ―ボロ―礁領有権問題をフリピン政府は、国際海洋法裁判所へ持ち込むことを決めた。中国は固有の領土と主張している。中国は中国漁民がフリピン海軍に嫌がらせを受けたと話している。フリピン政府が、この問題を国際法廷に持ち込むことは今回がはじめてではない。」と紹介していた。
アメリカABCは米大統領選挙の共和党代表指名を確実にしたロムニー、前マサチューセッツ州知事が「オバマは、敗北を認識したのだろう。早くも荷造りを始めたそうだ。」と紹介、その一方で「彼は有権者の好感度調査では高くない。ロムニー氏の妻が、夫は面白い楽しい人です、と訴える様子をテレビ画面に流していた。他方、フランスF2は、あと5日に迫ったフランス大統領選挙を取り上げ、オランド、サルコジは第1回投票では共に47%と互角、決選投票ではオランド有利だが、「38%がまだ誰に投票するか決めていない」とする世論調査会社のデータを紹介していた。
お天気屋を広辞苑で引いた。「気分の代わり易い人。気まぐれな人。おてんきもの。」と出ていた。変わり易い例えとして女心と秋の空という言葉もある。しかし、昨今、季節関係なしに日替わりで天気が変わる。相場も変わり易いとよく言われる。しかし、天井3日底百日という諺がある。良い話しは口当たりもいい。耳障りな悪い話は概してひとは触れたがらない。好き嫌いで物事は決まらないが、どんなに中身が良くても「好感度」調査で遅れをとると、いずこの世界でも分が悪いことだけは確かなようだ。(了)