休日明けＮＹダウ一時500ドル以上下げる、米金融株安が下げをリード、一方、キム北朝鮮副委員長訪米、ポンぺオ米国務長官と会談でＮＹへ向かったと韓国ＫＢＳ（学校で教えてくれない経済学）

イタリア政情不安からアジア、欧州株安の流れを受けて、休み明け29日のNYダウは一時500ドル以上値下がりした後391ドル安、24,361ドルで取引を終えた。中国との貿易戦争懸念も値下がりに追い打ちをかけた。安全資産として米債券が買われ、10年物米国債利回りが2.768％とここ2年で最低まで低下した。NY外為市場では1ドル＝108.56円、1ユーロ＝125.35円とドル安・円高、ユーロ安・円高が加速した。イタリア国債が売られ、10年物イタリア国債の利回りが一時2.88％まで急騰した。つれてユーロが対ドルで1ユーロ＝1.15ドル台まで下落した。NY原油(ＷＴＩ)はバレル66.73ドルへ下落、NY金はオンス1，299.00ドルへ続落した。

30日付のNYタイムズは電子版トップで「来月早々にも中国との貿易交渉に圧力をかけるべく米国政府は中国に厳しい措置を発表する用意であるとホワイトハウスが発表した」と伝えた。30日付のWSJ紙電子版はで欧州不安からＮＹダウが400ドル近く値下がりしたと伝えた。30日付のブルームバーグ電子版は「NY株式市場で米銀行株が4％以上値下がり、金融株安がリードして米国株を大きく引き下げた。」と書いた。

30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツＺＤＦは「マッタレッタ伊大統領はイタリア首相候補に指名されていたコンテ氏に代えて元ＩＭＦ財務局長のカルロ・コッタレッリ氏に組閣を命じた。しかし、多くの議員はコッタレッリ氏不支持である。「五ツ星運動」と極右の「同盟」はイタリア議会で多数を占めている。両党は、コンテ氏を次期首相として指名していた。「五ツ星運動」も「同盟」もイタリアのユーロからの離脱を強く唱えている。大統領はコンテ氏を拒否した。コッタレッリ内閣が信任投票で敗れれば、早ければ今年秋にも再総選挙が実施される。イタリア政局の混乱は続く見通しからイタリア株安から欧州株安、つれてユーロ相場が急落した。」と伝えた。

一方、韓国KBSは「キム・ヨンチョル北朝鮮労働党副委員長がNYへ向かう。ポンぺオ米国務長官と会談すると見られている。」と現地30日朝6時放送で伝えた。韓国ＫＢＳは「トランプ大統領はキム副委員長がNYに向かう」とツイッターに書いた。ナウアート米国・/省報道官は「北朝鮮側と米朝首脳会談の最終調整を行う予定である。と語った。NHK/BS「キャッチ！世界のトップニュース」は「安倍首相は6月8日開催のＧ７出席の前日の7日にトランプ大統領との会談が決まった。」と伝えた。30日朝放送のフランスＦ２は「29日、ベルギー、ブリュッセルで神は偉大なりと叫ぶ男が女性警察官2人をナイフで襲い拳銃を奪って警官を射殺したあと他に1人を射殺したあと他の警官と銃撃戦となり射殺される事件が起こった」と伝えた。フランスＦ２は「パリで29日開かれたリビア暫定政権側と野党との会合でリビアでの統一選挙実施が決まったとマクロン大統領は語った」と伝えた。中国CCTVは「プーチン大統領は29日、中国との連携を強化すると語った」と伝えた。(了)