ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米朝主脳会談中止をトランプ大統領が発表後NYダウ一時280ドル安あと戻すも乱高下、ドル売られ、1ドル=109円へ円高進む(学校で教えてくれない経済学)

2018-05-25 10:31:27 | 経済学
トランプ米大統領が6月12日シンガポールでの開催を予定していた米朝首脳会談をキャンセルするとの書面を北朝鮮のキム委員長に24日付で送った。これを受けて24日のNYダウは一時280ドル下げたが、会談再開を同じ書面で示唆したとして値を戻し、75ドル安で取引を終えた。NY外為市場では米債券が買われ利回りが2.2977%へ低下、ドルが売られ、1ドル=109.17円、1ユーロ=128.00円で取引された。NY原油(WTI)はOPECが減産を解除すると伝えられバレル70.70ドルへ続落した。一方、NY金は地政学的リスクの高まりと米利上げの回数が6月利上げの後、年内あと1回になるとの観測からオンス1,300.04ドルへ反発して取引を終えたと25日付ブルームバーグニュースが伝えた。

25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「トランプ大統領は6月12日に予定していた米朝主脳会談中止を24日、発表した。会談中止の理由として「北朝鮮がアメリカに対して怒り(Anger)とhostility(敵意)を持つ中での会談は適切でない。」と伝えた。ポンぺオ国務長官は2度、キム委員長と会談後も米朝は水面下で準備をしてきていた。米朝主脳会談開催を危ぶむ見方が多数を占めていたがトランプ大統領が決断を見送っていた。ペンス副大統領の北朝鮮への談話に対してキム委員長が「彼は操り人形に過ぎない」と発言後、トランプ大統領が会談中止を決断したとみられている。」と伝えた。

25日朝放送の英BBCは「トランプ米大統領は最近のキム委員長の敵対的態度を理由に6月12日に予定していた米朝主脳会談の中止を決めた。北朝鮮が核実験場爆破後数時間での発表となった。アメリカの北朝鮮に対する大きな怒りが背景にある。北は朝鮮半島の非核化を段階的に進めたい。アメリカは非核化の即実施を大前提としている。双方に大きな隔たりがあった。キム委員長がペンス副大統領を「無知な愚か者だ」と発言したことが会談中止に影響した。文韓国大統領は会談中止は遺憾であるとの声明を出した。24日開かれた米上院公聴会でポンぺオ国務長官は「北朝鮮側に様々な質問をしたが未だ回答が寄せられていない。」と証言した。トランプ米大統領は米朝主脳会談再開の道は閉ざしていないと書いたが現実問題として会談再開は難しい。いずれにしろボールは北朝鮮側に渡った。」と伝えた。

25日放送の韓国KBSは「トランプ米大統領はキム委員長に書簡を送り6月12日開催予定の米朝主脳会談中止を伝えた。トランプ大統領は書面の中でアメリカの軍事的態勢は整っていると書いた。文大統領は遺憾を表明した。25日午前0時に国家安全保障会議を招集した。トランプ大統領の首脳会談中止発表後、北朝鮮側からの公式の反応は今のところ出ていない」と伝えた。25日朝放送の中国CCTVは北朝鮮核実験場爆破の様子を詳細伝えた後「北京を24日訪問したメルケル首相は習主席と会談、中独関係の緊密な連携を確認、習主席は「イノベーションを通じて貿易拡大をメルケル首相に要請した」と伝えた。25日放送のロシアテレビは「マクロン仏大統領は24日、プーチン大統領と通訳のみの会談で中東問題、米国のイラン核合意離脱問題と併せ両国間の貿易拡大推進を強調した。」と伝えた。(了)

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関西中堅文具メーカーL社株主総会風景(スケッチ&コメント)

2018-05-25 06:24:09 | スケッチ


株主総会風景

江嵜企画代表・Ken



関西中堅の文具メーカー、LIHITLAB(リヒトラブ)社の株主総会が5月24日午前10時から本店会議室で開かれ楽しみにして出かけた。会場の様子をいつもの様にスケッチした。

当社は平成30年5月25日に会社創業80周年を迎える。昭和13年(1938)5月に創業者田中經人が事務用品を扱う卸問屋から大阪で始めた。現会長の田中経人が昭和23年(1948)5月にリヒト産業(株)を設立した。リヒトはドイツ語の「光、曙、希望」を意味する。平成24年(2012)に現社長、田中宏和に引き継がれた。

株主総会のこの日、田中会長は「第70期決算でやると決めた売上100億円を実現できた。これひとえに消費者、株主、従業員皆様のお陰であり感謝したい。あと20年、私はこの世にいないと思うが、100周年をあらゆる叡智を結集してやると決めたことを一致団結して実現して行きたい。昨年暮れ、社員に大入り袋を出した。ベトナム工場の職員にも出すことができた。今年も優秀な社員が入社してくれた。なお一層のご鞭撻をいただきたい」と挨拶した。

田中社長は「不易流行という言葉があります。いつまでも変化しない本質的なものは忘れない。新しい変化を取り入れる意味です。守るべきことは守り、変えるべきべきところは積極的に変える。弊社のモットーである「良い品はお得です」の精神を守りながら今後ますます製品開発に力を注いでいく」と挨拶した。

会長、社長の挨拶の前に型どおり「当期売り上げ100億3,000万円(前期比4.3%増)を達成、営業利益6億7,000万円(同77.4%増)を記録した。創業80年記念として記念配当10円を加え1株60円とした」との事業報告があった。今後対処すべき課題として「国内の事務用品の需要は成熟化しさらなる拡大は出来ない。海外市場への取り組みを強化する。そのため海外営業部門のスタッフを増強する。同時に、新たな人材確保、中途採用や派遣社員の正社員登用、シニア、女性社員の積極的活用を図る」と社長から報告があった。

一連の報告のあと株主から2人のみが質問した。僭越ながら二番目に筆者が手を上げ「売上げ、営業利益の内、海外部門の構成と人材育成、特にベトナムとの関連での人材育成について質問した。「海外構成は公表していないが香港、シンガポール空港ターミナルにリヒト製品販売コーナーを昨年から設置など海外販売の拡大で目に見える成果が上がっている」と担当役員から回答があった。

「藤井七段がAI(人口知能)を活用して躍進している。当社は文房具メーカーであり、AIの活用が期待さると思うが社長さんの見解を聞きたい」と追いかけて聞いたが「現時点ではAI活用の体制はとっていない」との回答があり期待外れに終わった。

余談ながら、L社株主総会の帰路、JR大阪駅から新快速に乗車した。たまたまオランダから日本初訪問の5~6歳のキュートな女児一人と両親と同席した。女児はStela(ステラ)ちゃんといい、彼女の横に母親を描き込んでスケッチ、旅の思い出にと渡すことができるハプニングがあった。スケッチを渡そうと思い立ったのが尼崎駅の時点。時間がないと言いながら無事渡せた。一番喜んだのはステラちゃん。次に喜んだのは母親だった。こういう時スケッチの効用を実感する。

筆者は新快速で芦屋で降りる。スケッチの時間入れて13分程度しかなかったが、英語で両親と会話でき幸いだった。どこで英語を勉強したのかと興味を以て聞かれた。日本では中学で英語を始める。あとはStudy,Study,Studyと三回繰り返した。曲がりなりにも英語を勉強していてよかったと、こういう出会いの時に感謝する次第である。(了)

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