トランプ米大統領が6月12日シンガポールでの開催を予定していた米朝首脳会談をキャンセルするとの書面を北朝鮮のキム委員長に24日付で送った。これを受けて24日のNYダウは一時280ドル下げたが、会談再開を同じ書面で示唆したとして値を戻し、75ドル安で取引を終えた。NY外為市場では米債券が買われ利回りが2.2977%へ低下、ドルが売られ、1ドル=109.17円、1ユーロ=128.00円で取引された。NY原油(WTI)はOPECが減産を解除すると伝えられバレル70.70ドルへ続落した。一方、NY金は地政学的リスクの高まりと米利上げの回数が6月利上げの後、年内あと1回になるとの観測からオンス1,300.04ドルへ反発して取引を終えたと25日付ブルームバーグニュースが伝えた。
25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「トランプ大統領は6月12日に予定していた米朝主脳会談中止を24日、発表した。会談中止の理由として「北朝鮮がアメリカに対して怒り(Anger)とhostility(敵意)を持つ中での会談は適切でない。」と伝えた。ポンぺオ国務長官は2度、キム委員長と会談後も米朝は水面下で準備をしてきていた。米朝主脳会談開催を危ぶむ見方が多数を占めていたがトランプ大統領が決断を見送っていた。ペンス副大統領の北朝鮮への談話に対してキム委員長が「彼は操り人形に過ぎない」と発言後、トランプ大統領が会談中止を決断したとみられている。」と伝えた。
25日朝放送の英BBCは「トランプ米大統領は最近のキム委員長の敵対的態度を理由に6月12日に予定していた米朝主脳会談の中止を決めた。北朝鮮が核実験場爆破後数時間での発表となった。アメリカの北朝鮮に対する大きな怒りが背景にある。北は朝鮮半島の非核化を段階的に進めたい。アメリカは非核化の即実施を大前提としている。双方に大きな隔たりがあった。キム委員長がペンス副大統領を「無知な愚か者だ」と発言したことが会談中止に影響した。文韓国大統領は会談中止は遺憾であるとの声明を出した。24日開かれた米上院公聴会でポンぺオ国務長官は「北朝鮮側に様々な質問をしたが未だ回答が寄せられていない。」と証言した。トランプ米大統領は米朝主脳会談再開の道は閉ざしていないと書いたが現実問題として会談再開は難しい。いずれにしろボールは北朝鮮側に渡った。」と伝えた。
25日放送の韓国KBSは「トランプ米大統領はキム委員長に書簡を送り6月12日開催予定の米朝主脳会談中止を伝えた。トランプ大統領は書面の中でアメリカの軍事的態勢は整っていると書いた。文大統領は遺憾を表明した。25日午前0時に国家安全保障会議を招集した。トランプ大統領の首脳会談中止発表後、北朝鮮側からの公式の反応は今のところ出ていない」と伝えた。25日朝放送の中国CCTVは北朝鮮核実験場爆破の様子を詳細伝えた後「北京を24日訪問したメルケル首相は習主席と会談、中独関係の緊密な連携を確認、習主席は「イノベーションを通じて貿易拡大をメルケル首相に要請した」と伝えた。25日放送のロシアテレビは「マクロン仏大統領は24日、プーチン大統領と通訳のみの会談で中東問題、米国のイラン核合意離脱問題と併せ両国間の貿易拡大推進を強調した。」と伝えた。(了)
25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「トランプ大統領は6月12日に予定していた米朝主脳会談中止を24日、発表した。会談中止の理由として「北朝鮮がアメリカに対して怒り(Anger)とhostility(敵意)を持つ中での会談は適切でない。」と伝えた。ポンぺオ国務長官は2度、キム委員長と会談後も米朝は水面下で準備をしてきていた。米朝主脳会談開催を危ぶむ見方が多数を占めていたがトランプ大統領が決断を見送っていた。ペンス副大統領の北朝鮮への談話に対してキム委員長が「彼は操り人形に過ぎない」と発言後、トランプ大統領が会談中止を決断したとみられている。」と伝えた。
25日朝放送の英BBCは「トランプ米大統領は最近のキム委員長の敵対的態度を理由に6月12日に予定していた米朝主脳会談の中止を決めた。北朝鮮が核実験場爆破後数時間での発表となった。アメリカの北朝鮮に対する大きな怒りが背景にある。北は朝鮮半島の非核化を段階的に進めたい。アメリカは非核化の即実施を大前提としている。双方に大きな隔たりがあった。キム委員長がペンス副大統領を「無知な愚か者だ」と発言したことが会談中止に影響した。文韓国大統領は会談中止は遺憾であるとの声明を出した。24日開かれた米上院公聴会でポンぺオ国務長官は「北朝鮮側に様々な質問をしたが未だ回答が寄せられていない。」と証言した。トランプ米大統領は米朝主脳会談再開の道は閉ざしていないと書いたが現実問題として会談再開は難しい。いずれにしろボールは北朝鮮側に渡った。」と伝えた。
25日放送の韓国KBSは「トランプ米大統領はキム委員長に書簡を送り6月12日開催予定の米朝主脳会談中止を伝えた。トランプ大統領は書面の中でアメリカの軍事的態勢は整っていると書いた。文大統領は遺憾を表明した。25日午前0時に国家安全保障会議を招集した。トランプ大統領の首脳会談中止発表後、北朝鮮側からの公式の反応は今のところ出ていない」と伝えた。25日朝放送の中国CCTVは北朝鮮核実験場爆破の様子を詳細伝えた後「北京を24日訪問したメルケル首相は習主席と会談、中独関係の緊密な連携を確認、習主席は「イノベーションを通じて貿易拡大をメルケル首相に要請した」と伝えた。25日放送のロシアテレビは「マクロン仏大統領は24日、プーチン大統領と通訳のみの会談で中東問題、米国のイラン核合意離脱問題と併せ両国間の貿易拡大推進を強調した。」と伝えた。(了)