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写真① 上部胸椎の棘突起上に線を引いてみました
写真② 線を引いた部分をアップにしてみました
「病院で頚椎ヘルニアと言われ、左腕が痺れています」と言う方が来られました。
この方は、何度か来られている方ですが、最初の主訴が「足が痺れて歩けない」ということでした。
それは1回目で杖をつかなくても歩けるようになり、3回ぐらいで足腰の異変はほぼ完全に治まりました。
そして、先日来られた時に、
「やっぱり頚椎ヘルニアの症状が残っていて、左腕が痺れますわー」と言うので、脊椎診をしたら、上の写真のように歪みがありましたので、
「〇〇さん、これは多分ヘルニアではないですね。上部胸椎の歪みがあると、腕まで痺れることが多いのです」と説明しました。
このタイプは、徒手療法でも調整できるのですが、骨だけ動かしても、元に戻りやすいのです。
徒手療法で動かすときは、術者の手指に、グニュという感触が伝わりますので、その感触を感じたら、それでOKです。
この方も、そのような感触がありましたので、「シビレの状態」を聞いたら、
「今はないですね」と言っていました。
しかし、徒手療法ではもとに戻りやすいので、治療になりません。
ですから、その歪みの原因になっている「筋腱収縮牽引」(臓腑に異変が起こると、その関連する経絡や筋肉や腱に引き攣りが起こる)がどこから起こっているかを調べる必要があります。
この方の場合は肝臓が原因でしたので、肝臓を整えてから、伏臥になってもらい、上部胸椎の多裂筋も調整しました。
調整方法は、写真②のような刺鍼方法を使いましたが、これは、脊椎と脊椎を結ぶ「棘上靭帯」と、引き攣りを起こしている多裂筋を緩めるための鍼です。
このような場合は、肝臓がある程度整うまでは完治させることは難しいので、次の予約も入れてもらいました。
肝臓を整えるには、「お酒を控えたり」、「食事量を押えたり」、「油者を控えたり」、「甘い物を摂らないようにしたり」といろいろあるのですが、この方は有名な会社の社長さんで、交際が広いので、難しい面があります。
難しい面はありますが、巨鍼療法も受けてくれますので、おそらくあと2~3回では症状は完全に消えてしますと思います。
写真① 上部胸椎の棘突起上に線を引いてみました
写真② 線を引いた部分をアップにしてみました
「病院で頚椎ヘルニアと言われ、左腕が痺れています」と言う方が来られました。
この方は、何度か来られている方ですが、最初の主訴が「足が痺れて歩けない」ということでした。
それは1回目で杖をつかなくても歩けるようになり、3回ぐらいで足腰の異変はほぼ完全に治まりました。
そして、先日来られた時に、
「やっぱり頚椎ヘルニアの症状が残っていて、左腕が痺れますわー」と言うので、脊椎診をしたら、上の写真のように歪みがありましたので、
「〇〇さん、これは多分ヘルニアではないですね。上部胸椎の歪みがあると、腕まで痺れることが多いのです」と説明しました。
このタイプは、徒手療法でも調整できるのですが、骨だけ動かしても、元に戻りやすいのです。
徒手療法で動かすときは、術者の手指に、グニュという感触が伝わりますので、その感触を感じたら、それでOKです。
この方も、そのような感触がありましたので、「シビレの状態」を聞いたら、
「今はないですね」と言っていました。
しかし、徒手療法ではもとに戻りやすいので、治療になりません。
ですから、その歪みの原因になっている「筋腱収縮牽引」(臓腑に異変が起こると、その関連する経絡や筋肉や腱に引き攣りが起こる)がどこから起こっているかを調べる必要があります。
この方の場合は肝臓が原因でしたので、肝臓を整えてから、伏臥になってもらい、上部胸椎の多裂筋も調整しました。
調整方法は、写真②のような刺鍼方法を使いましたが、これは、脊椎と脊椎を結ぶ「棘上靭帯」と、引き攣りを起こしている多裂筋を緩めるための鍼です。
このような場合は、肝臓がある程度整うまでは完治させることは難しいので、次の予約も入れてもらいました。
肝臓を整えるには、「お酒を控えたり」、「食事量を押えたり」、「油者を控えたり」、「甘い物を摂らないようにしたり」といろいろあるのですが、この方は有名な会社の社長さんで、交際が広いので、難しい面があります。
難しい面はありますが、巨鍼療法も受けてくれますので、おそらくあと2~3回では症状は完全に消えてしますと思います。