米朝首脳会談が6月12日、シンガポールで開催とトランプ大統領ツイート、米インフレ懸念後退でNYダウ196ドル高(学校で教えてくれない経済学）

イスラエルがシリア領内ゴラン高原のイラン部隊を攻撃した。ネタニエフ、イスラエル首相はイランへの報復攻撃だと語った。中東に新たな不安定状況が生まれる」と10日付NYタイムズが伝えた。11日放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「キム北朝鮮委員長がアメリカ人3人を開放、10日アメリカに帰国した12時間以内にトランプ米大統領は「米朝首脳会談を6月12日にシンガポールで開催する。歴史的な会談になることを期待するとツイッターに書いた」と伝えた。11日朝放送の英BBCは「トランプ大統領はあたかもテレビキャスターかであるようにふるまった。「深夜3時前の過去最高の視聴率は間違いない。キム委員長はいい仕事してくれた。彼に感謝する。米朝首脳会談では朝鮮半島の非核化を話し合う。これだけの速さで3人のアメリカ人解放が出来た。今まで誰もやれなかったことができた」とトランプ大統領は自らの成果を誇った」と伝えた。

11日朝放送のドイツZDFは「マクロン仏大統領はメルケル独首相と10日会談、欧州団結が今こそ求められる。いま世界では自国最優先を叫ぶ男がいるとトランプ米大統領を厳しく非難した。メルケル首相はマクロン大統領の演説に賛同してヨーロッパの団結を訴えた。」と伝えた。11日朝放送のロシアテレビは「ラブロフ、ロシア外相は「政治の素人のトランプ米大統領はイラン核合意離脱を発表した。ロシアは6ケ国と協力関係を守る」と語った。ハメネイ、イラン最高指導者は「アメリカがイラン核合意から離脱することを決めた。嘘つきアメリカは一切信用できない。イランは核開発を再開する。」と語った」と伝えた。香港TVBは「92歳の野党代表マハティール元首相がマレーシア首相に復活する。マレーシア議会222議席のうち113議席を野党が占めた。」と伝えた。

10日のNY 市場は10日発表の消費者物価指数が大方の予想以下の0.1％増にととどまり米10年物国債利回りが再び3％を割った。利上げは緩慢になると見て株が買われ、NYダウは、196ドル高、24,739ドルで取引を終えた。解放された米国人3人が北朝鮮から米国に帰国したニュースやその直後に米朝首脳会談が6月12日、シンガポールでの開催が決まったことも相場を支援したと11日朝放送のブルームバーグニュースが伝えた。NY外為市場ではインフレ懸念が後退、ドルが売られ、1ドル＝109.42円、1ユーロ＝130.40円で取引された。NY原油はバレル71.36ドルと小幅続伸、NY金はオンス1，322.30ドルへ値上がりしたと11日付のブルームバーグニュースが伝えた。

11日朝放送のフランスF2は「旧東ドイツ生活者が入るあるドイツの認知症患者施設でフランス語のノスタルジアに当たる言葉のドイツ語の「ゴルダスタ」処方が評判だ。旧東ドイツ時代の家族の写真、街の様子、国旗等を認知症患者が見ると当時の懐かしい時代が昨日のことのように蘇り生き生きしてくる。ある婦人は自分で着替えが出きるようになるまで回復した。」と紹介していた。フランスF2は「モネは晩年白内障が進行し光が失われることで悩んでいた。モネのスイレンの絵はその中で生まれたといえる。」と解説していた。(了)

2018年5月27日（日）の臨床実践塾ご案内

※テキスト印刷の関係で予約が必要です


会場：新城針灸治療院　（巨鍼制作でのモーター音や金属屑が出るため当院で開催）

第一部：≪巨鍼の制作≫　　　　　　　　　　13：00～14：30
　　　　　　参加費5.000円（ビデオ撮影をします）
講師：渡部一貴
概要：巨鍼の制作に使う道具の組み立て方を学び、実際に巨鍼を製作します。
　　　巨鍼を作る道具を購入される方は、予約が必要で、キャンセルはできません

第二部：≪巨鍼と関節調整徒手療法≫　14：30～17：00
　　　　　　参加費10.000円（ビデオ撮影します）特別割引価格
講師：新城三六
概要：巨鍼は患者さんの姿勢で治療効果が違いますが、今回は座位での刺鍼方法を解説します。
また、両鼠径部の痛みや肩関節の動きの悪さを、短時間で解決するテクニックを公開します

第三部　≪親睦会≫　　　　　　　　　17：30～19：30
和食セット＋飲み放題3.500円（税別）
親睦会は要予約・キャンセル不可

【申込み】新城針灸治療院
　Tel：06-6765-7622

足先の捻挫（5月27日の臨床実践塾準備）

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

このようにして立ち上がったと言う

車の事故というのは、時々想像を絶することがあります。
いや、車よりも人間のほうがもっと想像を絶することがあるかも知れません。

実は、きのう来られた方ですが、「捻挫したようで足先が痛い」と訴えていました。
どのようにしたら痛いのかを聞いたら、「足先を（中足趾節関節を）曲げると痛い」と言うわけです。
そこで、「転んだとか、つまずいたとかですか」と聞くと、

「ある行事があって、イスからこうして立ち上がろうとしたときに、右足の指を曲げたまま立ったので、それがいけなかったと思います」と言う。

つまり、上の写真のように足首を裏側に曲げたまま立ち上がったと言うのです。
バレリーナじゃあるまいし、そんなことをしたら傷めるのはわかっていることだと思うのですが、人って、とっさに思わぬことをすることがあるので、理屈じゃないんです。

でも、（失礼ながら）面白いと思ったので、
「写真撮らせてください。ブログのネタにしたいので……」と言うと、再び足先を曲げたポーズをとりながら、

「いいですよー。こんな感じでいいですかね」と、カメラと自分の足を繰り返し見ていました。

「OKですOKです」と写真を撮らせてもらった。（^_^;）

足の骨とMP関節・リスフラン関節

さて、この方が「痛い」と訴えているのは、MP関節ですが、実はこのような場合、痛みが出ている部位と原因となる部位は一致しない場合が多いのです。
たとえば、こどもの肩関節が外れた場合などは、「肘が痛い」と訴えます。
しかし、肩関節を整復すれば治るのです。

それと一緒で、この場合も、どこに異変が起きているのかを調べてから治療にかかるわけです。
とりあえず、その方の痛みが出たときのポーズがはっきりしていたので、すぐにリスフラン関節か中足骨の問題だなと思いました。
ですから中足骨とリスフラン関節を調整してから、立ち上がってもらい、痛みの出る格好をしてもらいました。
立ち上がってから、恐る恐るMP関節を曲げていましたが、「あれっ？」という顔をして、再び痛みの出る格好をしていました。
そして、

「痛くないですね。オホッ」と笑っていました。

それだけでそこの治療は終わりです。
もちろん、自分で何度も確認していましたが、痛みは全く出ないようでした。