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NYダウ、パニック売りが落ち着き306ドル高、一方、キム北朝鮮副委員長NY入り、ポンぺオ国務長官と会談へと韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2018-05-31 10:45:05 | 経済学
過度なイタリア懸念が一時的に後退、30日のNYダウは306ドル高、24,667ドルで取引を終えた。NY外為市場で1ドル=108.86円、1ユーロ=127.01円で取引された。ユーロが対ドルで買い戻され、1ユーロ=1.668ドルで取引された。31日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「イタリアの「五ツ星運動」と「同盟」が、考え直したのか連立政権樹立に向けて再び動き始めた。再総選挙を懸念した動きとの見方もある。」と伝えた。ブル-ムバーグニュースをインターネット動画配信で聴いていると今回のイタリア騒動をNoise(耳障りな物音)と表現している。

ノイズは煩わしいが、まだ命に係わる段階には至っていない。前日はPanick(狼狽)状態に陥った。命にかかわると判断すると動物はパニックになる。動画をよく聞いているとイタリアがユーロ圏を離脱すれば一人で生きていけないと見ている専門家が多いことがわかる。イタリアの現状を手放しで楽観は出来ないが新内閣の組閣までは少なくとも進みそうだとの観測が出て、市場は、やや落ち着きを取り戻したようだ。NY原油(WTI)相場がバレル68.21ドルへ反発したこともNYダウ反発をリードしたとブルームバーグ電子版は解説した。原油反発にはOPEC内部で増産転換に批判的動きも見られることが背景にあるとブルームバーグは書いた。NY金はオンス1,301.00ドルへ小幅戻した。

一方、31日朝放送の韓国KBSは「キム北朝鮮委員長がNYケネディ空港に30日、現地時間午前3時に到着した。北朝鮮の要人のNY訪問は17年ぶりだ。報道陣は空港に待ち受けていたがキム副委員長の姿はなかった。キム氏はNYプラザホテルに姿を現した。ポンぺオ米国務長官と米朝主脳会談を控えて協議すると見られている。」と伝えた。中国CCTVは「ホワイトハウスは500億ドル規模の中国製品に6月15日までに特別関税を賦課すると発表した。これは先に同意した貿易協議合意違反であると華報道官は批判した」と伝えた。

31日朝放送のドイツZDFは「29日、プーチン批判を繰り返していたウクライナジャーナリストが殺害されたと伝えられていた当人が30日メディアの前に現れた。ウクライナ政府はテロ攻撃を未然に防ぐための措置としてウソの報道を行ったとの声明を出した。」と伝えた。ロシアテレビは「殺害されたとされてたウクライナジャーナリストが姿を現した。ラブロフ外相は、今回のウクライナ政府の対応は外交の世界であり得ない、信じがたい悪質な反ロシア行為だと非難した。」と伝えた。

31日朝放送の英BBCは「英国でいま深刻な季節労働者不足に見舞われている。季節労働者の60%はルーマニアから英国で働いている。英国のEU離脱が決まった直後からルーマニアへの帰国が始まった。ルーマニア国内の雇用関係の改善も影響している。英国のイチゴ栽培農家は人手が確保できず収穫ができない状態だ。」と伝えた。シンガポールCNAは「インドネシアを訪問したモディ、インド首相はジョコ大統領と会談、地域の平和と発展のために南シナ海海域を守ることは両国の国益だと語り、中国をけん制した」と伝えた。(了)

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