先日、南海本線で灘波から住の江へ出かけたが、
いつも感じることながらJR神戸線とくらべると
いかにもローカルな印象を受けることが多い。
灘波と住江間は時間にして9分程度である。
きょろきょろしてスケッチなどしていると
住之江、住之江の車掌の声に飛び降りる
ことがしばしばである。
この日はたまたま最後尾の車両に乗ったところ
前の座席に、仲のいい友達だろうか、お互いしゃべりながら
携帯に夢中になっている若い女性が座っていた。
南海電車の中はご自分の家の庭先か土間にでも
座っている感じで文字通りアットホームな雰囲気が
体全体からにじみ出ており見ていてほほえましくなる。
JR神戸線で三宮まで出かけることが結構多いが、
時間帯にもよるが、普通電車は快速と比べてまだ
ローカルな雰囲気を感じる。
左前方に、姉弟であろうか、お姉さんは姉らしく、弟は
座らずにドアの側で手すりにつかまりながら立っていた。
前に座った主婦はなにやらバッグの中をあれこれ探し物を
しているのであろうか、がさがさと落ち着かない。
その隣には難しい顔をしたおじさんがまるで調べ物を
しているかのうように書物に目を通していた。
JR神戸線、南海本線もどこということなく雰囲気が違う。
雰囲気が違うということでは、阪急神戸線の御影、三宮間を
乗るとこれが微妙にJR神戸線と違うから面白い。
阪急の客は気のせいかつんと澄ましている。
同じ人間であるはずなのに自分はひとと違うと思っているの
かもしれない。その点南海電車に乗るとほっとするから
不思議である。
ところで、ガソリン代がリッター150円にもなってくると電車の利用価値は
益々高まるであろう。客の立場から言えば少しでも快適で
便利な庶民の足になって欲しいと望むばかりである。(了)
江嵜企画代表・Ken
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
いつも感じることながらJR神戸線とくらべると
いかにもローカルな印象を受けることが多い。
灘波と住江間は時間にして9分程度である。
きょろきょろしてスケッチなどしていると
住之江、住之江の車掌の声に飛び降りる
ことがしばしばである。
この日はたまたま最後尾の車両に乗ったところ
前の座席に、仲のいい友達だろうか、お互いしゃべりながら
携帯に夢中になっている若い女性が座っていた。
南海電車の中はご自分の家の庭先か土間にでも
座っている感じで文字通りアットホームな雰囲気が
体全体からにじみ出ており見ていてほほえましくなる。
JR神戸線で三宮まで出かけることが結構多いが、
時間帯にもよるが、普通電車は快速と比べてまだ
ローカルな雰囲気を感じる。
左前方に、姉弟であろうか、お姉さんは姉らしく、弟は
座らずにドアの側で手すりにつかまりながら立っていた。
前に座った主婦はなにやらバッグの中をあれこれ探し物を
しているのであろうか、がさがさと落ち着かない。
その隣には難しい顔をしたおじさんがまるで調べ物を
しているかのうように書物に目を通していた。
JR神戸線、南海本線もどこということなく雰囲気が違う。
雰囲気が違うということでは、阪急神戸線の御影、三宮間を
乗るとこれが微妙にJR神戸線と違うから面白い。
阪急の客は気のせいかつんと澄ましている。
同じ人間であるはずなのに自分はひとと違うと思っているの
かもしれない。その点南海電車に乗るとほっとするから
不思議である。
ところで、ガソリン代がリッター150円にもなってくると電車の利用価値は
益々高まるであろう。客の立場から言えば少しでも快適で
便利な庶民の足になって欲しいと望むばかりである。(了)
江嵜企画代表・Ken
Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)