ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米FRB米景気認識改善で、NYダウ213ドル高、ドル買い進み一時、1ドル=83円

2012-03-14 11:54:42 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



英BBCが「牛肉の赤身はガン・リスクが高い」とハーバード大が、12万のガン患者のケースを調べた結果まとめたと伝える放送を3月14日朝の「ワールドWaveMorning」が紹介していた。これに先立つ3月8日放送のアメリカabcテレビは「ひき肉の70% は、ピンクスライムというドッグフードに使われている安い詰め物で本来の肉ではない。ピンクスライムの発案者の元米政府職員のSmithさんは民間会社の役員になり120万ドル稼いだ」などと紹介していたと2つ並べて食肉に絡む健康被害のニュースを取り上げた。

健康被害に関連して「ワールドWaveMorning」(世界の扉)コーナーで、最近問題化したカドミウム河川流失事件、古くは05年発生した吉林省での化学工場爆発、有害物質の河川流失事故など中国における一連の公害問題と現に被害に遭った工場の従業員が先頭に立って「農民工」救済に立ち上ろうと訴える姿を関則夫特派員レポートを交えて詳しく紹介していた。中国政府は、3月5日に開かれ15日閉会する『全人代』で、中国の経済見通しの大前提だった年8%成長をわずかながらも7.5%増へ引き下げた。胡錦涛国家主席派は『全人代』で「環境と国民の健康を犠牲にしたままでの成長促進はよくない」と発言したなどと紹介していた。

中国関連では、フランスF2が、スマートフォン、風力発電、自動車、ミサイルなど様々なハイテク製品に不可欠なレアア-スの世界生産の97%を占める中国が輸出規制、価格を不当に引き上げたとして、米・欧・日がWTOに提訴した。これに対して中国外交部、報道官は「中国は環境保護のために実施した。WTOのルール違反でない」と反論したと紹介していた。シンガポールCNNもこの問題を取り上げた。「中国は持続可能な生産体制維持のためでありルール違反でないと主張した。」と紹介した後、「今年は、アメリカは大統領選挙の年である。中国に甘い顔を見せられない。アメリカ主導で欧州と日本が参加した。」と解説していた。

アメリカ関連では米CNNがアフガンでのアメリカ兵による銃乱射事件を取り上げた。そのなかで「殺害された16名に女性3名、子供9人が含まれる。オバマ大統領はアメリカ人の子供が殺された時と同じ扱いをとる。」と言明したと紹介した。米CNNによれば当の兵士は2人子供を持つ親でイラクに3回派遣、アフガニスタンは初めての赴任だった。英BBCはカメロン英首相が米ワシントン空軍基地に着いた。多くの米市民の出迎えを受けたと伝えた。英国はアフガニスタンからの早期撤退を伝える。ただ、オバマ大統領はアフガニスタンからの早期撤退を明言していないなどと紹介していた。

14日朝の放送で、韓国KBSは、韓国政府がコリ原発で12分間、電源喪失状態にあったことを隠ぺいしていたと伝えていた。「コリ原発は定期点検中であった。しかし、フクシマ同様の事故になる可能性があった。事故を起こしておきながら原子力安全委員会は3月12日に報告を忘れていたといった。それまで事故を隠していた。」と厳しく批判していた。

一方、13日のNY証券取引所では、2月の米小売り高が1.4%増加、米FRBが米景気回復を確認したことを受けてNYダウは前日比213ドル高い13,177ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほコ-ポレート銀行、荒井守氏は「2月の米小売高は予想の範囲内だったが、前月、前々月のデータを共に上方修正した。FOMCレポートがさらに相場を押し上げた。外国為替市場でドル高が進んだ。FRBの景気認識の変更で追加の金融緩和の後退、日銀の成長基盤融資発表と相まってドルが対円で買われ、一時、1ドル=83.09円までドル高・円安が進んだ。3月15日発表予定の新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況感指数、16日の米鉱工業生産指数で米国経済が緩やかながらも改善することが確かめられればドル買いがさらに進む可能性がある」などと解説していた。

13日のNY外国為替市場では、1ドル=82.89~90円、1ユーロ=108.40~45円で取引された。NY原油【WTI】先物相場は、小幅バレル37セント高、106.71ドルと小動きだった。一方、NY金先物相場は、ドルが買われた反動で売り先行となり、小幅ながらトロイオンス5.50ドル安、1,693.73ドルで取引された。

14日朝7時47分配信のCNBC Asia Morning Brief電子版は、「日銀は18セクターを対象とした「成長基盤強化融資制度」を実施し5.5兆円を用意、この内、1兆円相当を米ドル建てで貸し出すことを決めた。これは日銀として初のケースである。」と紹介していた。日銀がアジアなどでの事業展開にドルで融資できるようになることをCNBCAsiaはアジアの視点から注目したのであろう。

大相撲大阪場所が11日から難波府立体育館ではじまった。難波界隈の人出が確実に増えた。今場所はエトワ二ア出身の把瑠都(バルト)が人気のようだ。日本の国技にガイジンが活躍するのを煙たく思う日本人は多い。しかし、日本人全てに言えることであるが、右上手だけDomesticOnlyでは相撲に勝てない。日本人力士の健闘を期待することは当然であるが、足腰を鍛え、やわらかい身のこなし、前へ前へ出る相撲を身につけたと言われるバルトの今場所の活躍が楽しみだ。(了)

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ドイツ、放射能廃棄物処理施設に水、12万本完全取り出しに30~40年:12日放送:ドイツZDF

2012-03-13 14:47:01 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米韓FTA協定が3月15日発効を控えて、「ワールドWaveMorning」(世界の扉)コーナ―で「韓国は身を切ってでも、多少の打撃を覚悟の上で実施する意向のようだ。ただ、中国、日本ともFTA交渉を進める意向であるが、中国については、農業関係で中国と競合する品目が多く既にさまざまな反対運動にさらされている。」などと解説していた。日本では現在TTP交渉を進めていると伝えられる。ただ、マスコミが取り上げないせいもあってか、現在、どこまで進展しているのか、一般庶民レベルでは知る由もないのが実態である。

今朝の「ワールドWaveMorning」では、ドイツZDFが「地下750メートルの岩塩の中に閉じ込めている放射性廃棄物処理場に1日当り12,000リッターの水が入り込み問題化している。ドイツ政府は、12万本の金属でガードされた廃棄物を取り出す努力をしている。12日、ドイツ、レットゲン環境相が初めて現地を視察した。12万本を全て取り出すには30年、40年かかると見られている。」などと解説していた。ドイツに限らず、放射能廃棄物処理問題については原発を動かしている全ての国が有効な解決策を持ち合わせていない厳しい現実を、今回、「脱原発」を決めたドイツ自身がはからずも露呈することになった。

香港ATVは中国人民銀行、周小川総裁が、先日引き下げた預金準備率0.5%引き下げに関連して「準備率引き下げの余地は十分にある。徐々に引き下げていきたい。人民元変動幅を拡大する。中国はユーロ圏債務問題を心配していない。ユーロ圏への投資を続けているスづけている。欧州は欧州の金融危機を乗り越えてくれると信じている。その一方で、リスク管理から、中国は日本の株式投資も検討している。」などと語ったと紹介していた。

週明け12日のNY証券取引所では、様子見からNYダウは37ドル高、12,959ドルで取引きを終了した。「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、呉田真二氏は「中国経済減速懸念からアジア株軟調の地合を受けて、NYダウは小動きに終始した。NY為替市場では、日米の金融イベントを控えての様子見している。米FOMCの政策変更はないだろう。一方、日銀に対するさらなる金融緩和期待が裏切られると円高へ振れるリスクを見ておきたい。」などと解説していた。12日のNY外国為替市場では、1ドル=82.30~33円、1ユーロ=108.25~30円、NY原油【WTI】相場はバレル1.06ドル安、106.34ドル、NY金相場はトロイオンス11.70ドル安、1,699.20ドルで取引された。

一方、カタール、アルジャジ―ラは「シリア反体制派は、自由シリア軍に武器を、と呼び変えた。シリア政府による集団虐殺から身を守るためだと語った」などと紹介していた。国連総会のあと米、クリントン国務長官とロシア、ラブロフ外相とシリア問題について会談、シリア政府による反政府派への攻撃を即時停止で認識が一致したと伝えた。ただ、ロシアは外国軍隊による干渉に一貫して反対している。

英BBCは、アメリカ兵によるアフガン市民殺害事件に関連し、英カメロン首相が急遽、米、オバマ大統領と会談することが決まったと紹介していた。英国では、先週、6人の英兵士がタリバンに殺害された。アフガンからの英国軍撤退の時期が早まる可能性がある。フランスは本年末までに完全撤退するなどと紹介していた。

3月13日朝7時33分配信のCNBC Asia Morning Asiaは、ギリシャ財政赤字救済措置はメドは着いた。しかし、ギリシャ国債の利回りは償還期限13年物国債で18.6%と依然高い。同期間のイタリア国債は5%、ポルトガルは14% であると書いていた。利回りはそれぞれの国債の安心度を示す一つのバロメーターである。当のCNBC電子版は、ギリシャの財政再建過程を見守りながら次はスペインの監視強化に目を向けることになると書いていた。

一方、フランスF2が、フォルクスワーゲン関連会社10社の利益が158億ユーロ(日本円換算:1兆6,000億円)に達した。同社は米GMに代わりトップの座を目指す。同社CEOに1,700万ユーロ(約18億7,000万円)のボーナスが支払われることで社会問題化していると。独り占めしたドイツをやっかみ一杯で放送していた。

震災、津波、原発、タイの洪水、円高5重苦に昨年見舞われた日本の自動車メーカーにも明かりが差し込んできそうだと12日夜放送のワ―ルドサテライトの番組で専門家が解説していた。のど元過ぎれば熱さを忘れる。災害は忘れたころにやって来る。

17年前阪神淡路大震災のとき里も自宅も倒壊した。それでも少なくとも放射能被害をまぬかれただけでも東日本の被災者の方々と比べれば、感謝しなければならないと近くの喫茶店で集まれば出る仲間の話題はいつも変わらない。消費税も大事である。TTPも大事である。しかし、いま日本で一番大事な問題は放射能問題に、日本政府は、自分自身の問題として、ひとときも忘れず、まっ正面から取り組んで欲しいと常々思う次第である。(了)

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「フクシマで鳥が減って静かになった。その静けさが不気味だ」:3月10日付けWSJ紙

2012-03-12 09:14:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



3.11特集で新聞各紙、テレビ、ラジオでさまざまな記事ニュースが紹介されていた。10日付けのWSJ紙に、放射能汚染による甲状腺被害が懸念されると指摘「最も大切なことは全員の健康を長期間にわたって注意深くモニターすることだ」とToshisoKosato福島医大副部長の発言を紹介していた。当の記事は、「フクシマで鳥の数が減って静かになった。その静けさが不気味だ。」と結ばれていた。

「今はいい手を指すより、悪い手を指さないことが重要」と語る将棋棋士、羽生善治さんの「3.11と私」という3月11日付けの日経朝刊の記事も印象に残った。羽生さんは「今は予測が極めて難しい時代。将棋でいえば、5手、10手先を考えても仕方ない局面。(中略)先が見えない場面では将来に出来るだけ多くの選択肢を残すことが大事。将棋でいう『含みの多い手』が望ましい。」と。最後に「決めなきゃいけないのにまとめることが出来ない。ならば『いっそ誰かに任せてしまおう』となりはしないか。それはちょっと危ないのかなという気はしている。」と。

週末見た朝日ニュースター、パックインジャーナルの番組で、「日本がアメリカ相手に戦争に向かって進んでいたときと今、非常によく似ている。2大政党同士がまとまらない。その間隙をぬって陸軍が表に一気に出てきた。一般市民も中身をよく吟味できないままに維新の会に走る。」と出演者の一人が発言していた。別の朝日ニュースターの番組で、「除染」は単なる「移染」だと警告している方がおられた。専門的知識がないので軽率に物は言えない。ただ、素人考えでも、水で放射能を吹き飛ばしても土中の地下水、さらに海に流れ、放射能が拡散されるのではないかと思ってしまう。

12日朝、5時45分からテレビ東京系の「モーニングサテライト」を見た。「エマージングトックス」というコーナーで、「ロシア経済は2010年はマイナス35%だったが2011年は同7%まで戻って来た。ロシア最大の小売店が店舗拡大している。自動車販売が伸びている。日本車の人気が高い。トヨタはじめ日本のメーカーが現地進出を積極化している。」などと紹介していた。ロシアはプ―チン政権に移行する。ロシアの動きに目が離せない。

今朝の「モーニングサテライト」では、「ECO天」コ―ナ―で、天気予報が今までの1週間予報が10日間に拡大される。さらに1ケ月とかもっと先の天気を予報してもいいことになった。天気にからめて新たなビズネスチャンスが生まれる可能性があるとキャスターが解説していた。当番組に出演したさる百貨店関係者は「今まで以上にきめ細かい商売が出来るようになるかもしれない。」と話していた。

津波の影響らしいが、東北海岸でワカメや牡蠣が平年の倍収穫があるそうだ。一方、フクシマでは鳥が減った。人の浅知恵という言葉がある。今こそ素直に自然から学びたい。(了)

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2月米雇用、5ケ月連続で20万超える、ドル買われ、一時1ドル=82.48円(学校で教えてくれない経済学)

2012-03-10 12:20:06 | 経済学
ロシアRTRが、ギリシャ問題を取り上げ、民間債権者の85%が50%以上の借金棒引きに応じたことは予想を上回る結果だ、価値の低い国債と交換に応じたが、ギリシャがデフォルトになった時に失う額と比べて、それよりましだと判断したのであろうと解説していた。ドイツZDFはギリシャは今回の決定で1000億ユーロの借金が棒引きされ、ひとまず破綻は回避されたと伝えた。ドイツ、ジョイブレ蔵相は、新聞記者会見で「次はどこか?」と聞かれ「次はない」と答えていた。財政赤字国はギリシャにとどまらない。ポルトガル、スペイン、イタリアなどが控えているから、危機の連鎖懸念払しょくに努めたいのであろう。

しかし、ブリッセルEU本部の建物を背にしてマイクを手にしたドイツZDF記者は、「ギリシャは「区間賞」をもらったにすぎない」ときっぱり言った。欧州金融危機はマラソンレースだと見ているからだ。ギリシャは第1次融資1100億ユーロで赤字は拡大、デフォルトに追い込まれた。そして今回の第2次の1,300億ユーロ融資で収まると多くの人が思っていない。なお500億ユーロの赤字を残しているとドイツZDFは指摘している。失業率20%、経済成長と赤字削減の両立は現実問題として難しいと思われているようだ。

スペインTVEはギリシャ債務問題が一息ついたと放送したあと、EU委員会がマドリードに係官を送り、先日発表したスペインの2011年の財政データの中身を調査していたことがわかったと伝えた。スペイン政府は2011年の財政赤字がGDPの6%と当初発表、その直後に8.51%と修正していた。「スペイン財政の透明性は確認された」とEU係官はコメントしていたが、EUメンバーがギリシャ以外の国の財政破綻への波及に神経質になっていることを図らずも教えてくれた。

9日のNY証券取引所は、2月の雇用統計で失業率8.3%横ばい、非農業部門雇用数増加、ギリシャ問題で進展を示したもののNYダウは前日比14ドル高、12,922ドルで取引を終了した。取引終了直後の朝6時台放送のブルームバーグニュ-スに出演したあるディ―ラ―は「サービス部門の雇用が増加した。パートタイム労働者が増加した。」などと指摘していた。2月の雇用数は23万5千増えた。この内サービス業での17万増が貢献した。

7時台放送の米ABCテレビは2月の雇用数が増加、これで5ケ月連続で雇用が増えたことになる。その分アメリカ人は裕福になる。借入れ額が増えて来ている。問題は今の傾向がいつまで続くかだ。失業率が8.3%を切って来ると職探しを始める人が増えると分かり易く解説していた。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聦樹氏は「2月の米雇用数字が予想を上回っての増加を好感して高く始まったが、CDS(クレディト・デフォルト・スワップ)支払い要求が増加していると伝えられたことから売りが増えた。ドルが対ユーロ、対円共に買われた。ドルは対円で11ケ月振りの高値まで値上がりした。3月13日発表の米小売高、FOMC会合、18日の鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数を注目している」などと話していた。

9日のNY外国為替市場で、1ドル=82.41~48円、1ユーロ=108.10~17円で取引された。NY原油【WTI】相場は、バレル82セント高、107.40ドル、NY金先物相場はトロイオンス12.80ドル高、1,710.90ドルだった。米10年物国債の利回りがこのところじり高傾向にある。この日も前日比0.0014% 上がり年2.030%に達した。為替専門家によれば、米2年物国債の利回りが0.3%を突破、日本国債との利回り格差が広がり、円が売られ易い地合いが続いていると指摘している。

その他「ワ―ルドWaveMorning」では、中国CCTVが3日目を迎えた『全人代』で胡主席が「中国は独自の道筋で経済を進めていく」と語ったと紹介していた。中国関連ではシンガポールCNNが、中国が人民元レートの変動幅を従来の上下変動幅0.5%を拡大、1ドル=6.30元とした。準備率を3ケ月の間に2度引き下げたが、景気失速を避けるためにさらなる引き下げが予測されるとコメントしていた。中国関連では、フランスF2が、EUによるヨーロッパ乗り入れ航空機に炭素税賦課に、中国はエアバス45機購入を差し止めしている。そのため2億5千万ユーロが宙に浮いていると紹介していた。

ブラジル、バンレランデスが、6時台の放送で、政策金利を0.5%の予想に反し0.75%引き下げたが、これでもまだまだ高い。これでは諸外国と競争できない。景気回復にも不十分だと不平を述べる経済団体幹部の意見を紹介していた。

トルコTRTが、234人が政府高官含めトルコに逃げ込んできた。難民キャンプに収容されたと伝えていた。カタール、アルジャジ―ラは、8日、クルド人蜂起に反対するデモ隊にシリア政府軍が発砲、75人が死亡したと伝えていた。ドイツZDFが大震災・津波後1年を迎えたフクシマを紹介していた。日本人は極力穏便に表現する。ドイツだから特に目立つのであろうが、放射能汚染に対するドイツ人の評価は厳しい。(了)

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スクレオロジーの本

2012-03-10 09:18:15 | 診断即治療と虹彩学



忙しさのために、4か月ほど校正を中断していた『写真で学ぶスクレオロジー』(仮称)の本が、やっと再開することができそうです。

ちょうど忠南大学校の張教授も来られているので、張教授にも手伝ってもらう予定です。
張教授は漢方の専門でもありますが、虹彩学も詳しいのです。
私も4月の中頃まで時間がありますので、その間には絶対仕上げたい。

その本をテキストにして、鍼灸教員養成学科で講義する予定なので、仕上げなければならないのです。

今回の『スクレオロジー』の本は、余計な薀蓄はできるだけ省いて、簡単な解説だけにするつもりで、「写真を何度も見て覚える」スタイルにするつもりです。
原稿は8割ぐらいできているので、紙校正をするつもりで、きのうプリントアウトしたのですが、ページ数も120ぐらいで止まりそうです。

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ギリシアデフォルト回避見通し受けてリスク回避の動き後退、NYダウ70ドル高、1ユーロ=108円台回復

2012-03-09 11:27:41 | 経済学
(学校で教えてくれない」経済学)



「ワ―ルドWaveMorninng」を見ることから一日がはじまる。英BBCがアフガニスタンで命を落とした6人兵士の家族が悲しみに打ちひしがれている様子を伝えていた。同じ町から3人の犠牲者を出したところもあった。「柩の中で帰って来ないでね」と4週間前に送りだした。息子は「僕はいろいろ考えて行動するから大丈夫だよと元気に家を出た。」と話す今回死亡した19歳の兵士の母親の話は厳しかった。アフガンが今泥沼状態にあることを象徴する出来事だった。

カタール、アルジャジ―ラは、「ホムスで今朝も62名が死亡した。内44名はシリア政府軍に処刑された兵士が含まれる。アナン元国連議長が8日シリア入りするがアサド政権が直ちに停戦を受け入れる気配はない。」と報じていた。一方、シリア石油鉱物資源省のフサメッディーン次官が動画サイトで「アサド政権から離脱する」と語った。アメリカABCは「ホワイトハウスは未確認と述べた。ただ、軍からの離反の動きはアメリカの政策と合致している。アサド政権の求心力低下につながる。」などと紹介していた。日本ではアフガンもシリアも自分の国にかかわりないことだと思っている人が多い。

「ワールドWaveMorning」(世界の扉)でミヤンマーでの少数民族問題を特集していた。KNVカレン民族同盟、ジボラ―セイン書記長が画面に登場「少数民族に対する抑圧は終っていない」と語る様子を写していた。1948年、英国からビルマ連邦が独立した。スーチー女史はミヤンマーをいまも使わず「ビルマからの便り」として毎日新聞に寄稿している。彼女の心の中にはミヤンマーはなくビルマの名前にこそ民族の誇りがあるのだろう。今朝のNHKの放送で、ミヤンマーには14万人以上が難民としてカンボジア国境付近で暮らしていると解説していた。日本もODA援助でミヤンマーの水力発電施設を建設した。しかし、地域住民によれば「土地が取り上げられただけで、我々の生活は何一つ良くなっていない」と語る場面を写していた。ODA援助が一部の人間の私腹を肥やしているのであろう。

一方、フランスF2テレビが、ドイツ自動車業界が空前の好景気に沸いている。フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシエ社員に日本円換算で、一人75万から82万円のボーナスが支給される。フランスは不況が続いているが、ドイツで購買力が増えればフランスにとっても良いことだ。ドイツ自動車労組は6.5%の賃上げを要求していると前向きに評価していた。ドイツ一人勝ちの状況が続いているなどと紹介していた。

ヨーロッパからの明るいニュースとしては、ギリシャ支援に関連して9日朝放送のスペインTVEがギリシャ国債元本の53%棒引きするにあたって、債権者の民間金融機関の75%が合意のメドがついた。詳細内容は不明であるが、これでギリシャデフォルト危機が回避される。ギリシャは3月20日償還期限を迎える140億ユーロが償還可能となった。これはスペインにとって朗報だと伝えていた。8日の欧州株価は軒並み大幅上昇した。

8日、NY証券取引所は、ギリシャデフォルト回避に加えて民間調査機関の雇用データが予想を上回る増加と伝えられ、9日発表予定の2月の米雇用統計でグッドニュースが期待されるとして、NYダウは、前日比70ドル高、12,907ドルで取引を終了した。わずか2日前にNYダウは203ドル急落の際、「Healthy sell-off」(健全な売り)と7日放送のCNBCテレビでは解説していたが、2連騰で、目先、ほぼその見通し通りの展開が見られる。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「ギリシャ支援で民間金融機関の参加が75%を超える見通しと伝えられたことを好感、加えて2月の米雇用統計も強いと多くの投資家の間でリスクを取る動きが生まれた。エネルギ―、ハイテク、小売など幅広い銘柄が買われた。ECBドラギ総裁はインフレ懸念は残っているとして政策金利を年1.0%据え置きを決めた。NY外国為替市場では、ギリシャ懸念の後退観測からユーロが対ドルで買われた。一方、円が売られた。8日、日本の財務省が発表した1月の日本の貿易赤字が4373億円と単月で過去最高を記録したことが響いた。」などと解説していた。

8日のNY外国為替市場では、1ドル=81.55~59円、1ユーロ=108.20~44円で取引された。NY原油【WTI】はバレル42セント高、106.58ドル、NY金先物相場はトロイオンス14.80ドル高、1,698.10ドルで取引を終了した。

近着のニューズウイーク誌日本版が駅の売店に並んでいる。「3.11大震災、1年後の現実、日本人と「絆」の行方」と題して優れ物の読み物となっている。日本国内の新聞、テレビの報道だけを見ていると見落とされがちな甘い見方はほとんどなかった。(了)

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東関部屋朝稽古風景in Osaka(スケッチ&コメント)

2012-03-09 08:33:59 | スケッチ


東関部屋朝稽古風景in Osaka

江嵜企画代表・Ken



「相撲部屋の舞台裏を訪ねる」という企画が、読売新聞ワイズ倶楽部から案内
された。稽古場を一度見たいと前前から思っていた。善は急げと事務局に申し
込んだ。ところが応募者多数で見事はずれ。ところが、3月8日開催で再募集で
参加することが出来、楽しみにして朝一番で東関部屋稽古場がある大阪市内平野
にある大念仏寺境内へ出かけた。

自宅最寄駅JR住吉を朝7時26分の快速に乗り、大阪環状線経由、JR関西線
平野駅に8時21分に着いた。駅から徒歩5~6分で現場に着いた。朝稽古は
既に始まっていた。激しいぶつかり稽古の真っ最中だった。数年前、知人の
世話で大鵬部屋の桟敷砂被りの券を分けてもらったとときの肉弾相打つ姿そのままの
光景が目の前に展開していた。スリ足の練習をする力士、柱に向けて俗に言う
「鉄砲」の訓練をやる力士、石のボールを両手で支えながら土俵をはう力士などの
姿が見えた。

東関部屋頭はお馴染みの高見盛関である。高見盛の出番が来たのは小1時間
たってからだった。次に驚いたのは、まさかと思ったが、土俵の袖に、元大関
魁皇関の姿が見えるではないか。東関部屋と親戚関係の部屋でしかも
稽古場が近いということで、稽古指導に顔を見せたということを後で
東関親方から聞くことが出来た。

朝稽古は10時20分過ぎに終わった。11時から場所を移し、ちゃんこ鍋を
食べた。食べ終わった後、稽古場に戻り、12時から親方、おかみさん、最後に
高見盛関の順で約30分の質疑応答があった。

親方への第一問は鋭かった。「稽古場の雰囲気が大人しすぎる。甘やかしている
のではないか」と質した。親方の答えは、「自分達の時と比べて時代が違う。
厳しくしてそのまま身につく子もいるがそうでない子供もいる。悩むところ大。」
と話していた。東関親方は今春場所から審判員に大抜擢された。将来相撲協会の
指導者として嘱望されているからだろう。

次におかみさんへの質問は、「元気があり余っている子供をどのように育てて
いるのか。苦労話を聞きたい。」とご婦人から質問が出た。おかみさんは、「家族同然に
扱いながら、相撲に集中出来るような環境作りに工夫している。」と答えていた。
さらに「上にいける力士は少ない。相撲を止めても現実の社会とかけ離れた人間にし
ないよう気配りしている」と答えていた。

最後に高見盛に対する第一問は、「独特の土俵上のスタイルの動機を聞きたい」と
年配の男性から出た。

「あれは12年前からです。膝じん帯裂断で幕下まで転落した。けがを治し、再び
土俵に上がるたびに怖かった。自分の顔をぶん殴ってから勝てるようになった。
パフ―マンスでやっと取るんだと言われてるが、頭に来る時がある。怖いから
やっている。闘争心を振り立たせるためにやっている。人に見せるために
やっているのではない。自分の取る相撲だけを見て欲しい。」と高見盛関が答えたとき
見学席から大きな拍手が起こった。

「関取は殊勲賞1回、技能賞2回、敢闘賞1回取っている。幕内から落ちた。
これからどんな相撲を取るつもりか」と別の男性が追いかけて聞いた。

「地位は関係ない。自分が今いる位置で全力で相撲を取るだけだ。どこだって
おんなじだ。真剣勝負している。力がおちていることは自分で分かっている。
そこん所をよろしくおねがいしたい。」と答えた。高見盛関はさらに「年齢も
いっている。正直体がしんどい。しかし、全力でやりたい。それだけです。」と
話し終えた時、また大きな拍手が起こった。

相手を変えてぶつかり稽古をする。5番とって1,2番、格下力士に押し出される
場面があった。稽古場と本場所は違うから一概に言えないが、格下の力士を
圧倒的な力で倒す場面は見られなかった。しかし、勝負の世界は手負いの
高見盛を容赦しないだろう。人気力士、高見盛関の11日から大阪難波で始まる
春場所での活躍をひたすらを祈りたい。(了)


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ギリシャデフオルト懸念再燃、NYダウ203ドル安、原油【WTI】バレル104ドル

2012-03-07 11:32:11 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


6日火曜日、NY証券取引所は、欧州株安連鎖、世界景気鈍化懸念、ギリシア政府による提示内容が交渉相手の民間金融機関が要求する90%に対して75%と大幅未達であることが分かったことからギリシャに再びデフォルト懸念が出て来た。さらに中国GDP成長目標引き下げさらにブラジルの2011年の年間成長率が2.7%、昨年10~12月GDPが予測の1.6%増が1.4%増にとどまったことを材料に、NYダウは前日比203ドル安、12,759ドルで取引を終了した。世界景気に敏感に反応するアルコア4.1%キャタピラー3.8%メルク2.6%など国際優良株が軒並み大幅値下がり,下げ相場をリードしたと6日付けWSJ紙電子版が伝えた。

NYダウは13,000ドル突破後当面の目標達成感が出ていた。「ワールドWaveMorning」で今朝6時台放送のブルームバーグニュースに出演したトレーダー、BenWillis氏は「ここ2ケ月間上昇相場を続けていた。今朝のような事態はいつ起きてもおかしくなかった。それがこの日起きたにすぎない。ヨーロッパ景気減速、中国経済成長目標引き下げがNY株下落の背景にある。世界景気の先行きに与える中国のインパクトは大きい。」などと話した。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ギリシャ問題再燃で他の欧州債務国へも波及するとの懸念に加えて、ここ2週間、NYダウは高値圏で推移していたことから調整が入った。為替市場ではユーロがヨーロッパ金融不安からユーロが売られた。NYダウが終日下げた影響から、ユーロ相場は1ユーロ=105円台もあった。ただ、日本の国際収支が天然ガス輸入急増で大幅赤字が見込まれている。一方、週末に控える米雇用統計で米雇用改善が重なれば、ドル買い・円売りの可能性を残している。」などと話していた。

NY外国為替市場では、3月8日償還期限を目前にして、ギリシャ政府と民間金融機関との間で目標未達の怖れが出て来たことを嫌気、ユーロが対ドルで、1ユーロ=1.31ドル台まで売られた。ユーロは対円でも売られ、1ユーロ=106.01~04円で取引された。米国株の大幅値下がり、世界経済悪化懸念からドルも売られ、対日本円で、1ドル=80.82~84円で取引された。

NY原油(WTI)相場は,イラン核問題で交渉に向けて何らかの妥協が成立するのではないかとの観測が流れ、バレル2.02ドル安、104.70ドルで取引を終えた。NY金先物相場もトロイオンス31.60ドル下げ、1,67.40ドルで取引を終えた。

上記イラン核問題交渉に関連して7日朝の「ワールドWaveMorning」が伝えるカタール、アルジアジ―ラは「アストンEU上級代表は、イランとの核問題協議で、米国、ロシア、中国、フランス、イギリス」5ケ国にドイツを加えた6ケ国代表と核施設査察その他イランが核の軍事転用を禁止する方向で交渉が進展する可能性がある。」などと紹介していた。7日朝配信のCNBC Asia Pacific 電子版も同様の趣旨で伝えていた。仮に核問題解決に、ポジティブな進展があれば、現在の原油相場はバレル10~20ドルリスクプレミアムが上乗せされているから、金融緩和オンパレードの世のの中だから、物事、甘くないと思われるが、仮に、原油急騰に歯止めがかかる可能性が出て来る。その分世界景気後退リスクも減殺されるから国民生活にプラスであろう。

その他の「ワールドWaveMorning]では、上海RTSが「中国の住宅価格が下げ止まらない。2月の都市部の平米当り住宅価格は1月の2万4千元から1万9,800元は値下がりした。この先さらに12~13%値下がりするだろうと専門家は話している。」などと紹介していた。テレビ画面に出たさる女性は「住宅の値段が下がったと言っているが、とても高すぎて買えない。高値の花ですよ。」と話していた。

シンガポールCNAは「シンガポール政府は喫煙防止条例を強化した。喫煙禁止個所にマンションの廊下、階段を追加、さらにバス停では乗り場から5メートル以上離れる。そのために5メートル標識を立てた。今回の措置に対しては賛否両論ある。しかし、政府は、喫煙は健康に害がある。今後公園での喫煙全面禁止を検討していると話している。」などと紹介していた。

韓国KBSが「このところの出生率の急激な低下から、韓国の小学校の新入生の2005年には4万2千人だったが、現在は2万5千に減った。5~6年前にはひと1クラス25人いた。それが今では17人という学校も出て来た。今後この傾向は加速化するだろう。」などと紹介していた。

香港ATVは「中国,楊外相が、『全人代』開催中のタイミングを狙ってのことであろうが、アメリカは、台湾、チベット問題について慎重な発言をして欲しい。日中についても歴史認識と尖閣問題について中国の立場を十分認識してほしい」などと記者会見で述べたと紹介していた。

「ワールドWaveMorning」を見ることから一日が始まる。日本人で何人のひとが当番組を見ているのだろうか。NHKのPRをするつもりはないが、益々内向き志向を強めていると伝えられる日本の将来を託される日本の若者には、特に見て欲しいと常々思う次第である。(了)

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米雇用統計待ち、『全人代』中国経済減速表明、NYダウ様子見、原油バレル106ドル、ドル円相場81.51円

2012-03-06 11:17:35 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


『全人代』が3月5日から中国北京で始まった。6日朝の「ワールドWaveMorning」もご当地中国CCTVに加えてドイツZDF,豪ABC,香港ABC,シンガポールCNA含め世界の多くのメディアが『全人代』について温家宝首相の演説中心に詳しく紹介していた。中国経済目標が年率8%から7.5%へやや減速すること、中国が貿易収支バランンスを修正、従来の輸出主導から内需に軸足を置く政策に転換する。国民生活をより重視、国内消費を拡大することを最優先すると伝えていた点では一致していた。

香港ABCが中国の軍事費拡大懸念に触れたこと、シンガポールCNAがチベット問題で民族対立にも中国が課題をかかえていると指摘した。また、人口3000万都市、重慶で発生したスキャンダルを水面下での政権後退を今秋に控えての権力闘争と結び付けて、「ワールドWaveMorning」(世界の扉)で特集を組んで解説していた。

アメリカ関連では、最大の関心事である 3月10日に控えた俗にいう「スーパーチュ―ズデ―」で現時点でリードしているロムニー共和党大統領候補が決定的な勝利を収められるかに注目が集まっている。ロムニー38%、サントラム32%、ギングリッチ13%、ポール13%とロムニー・サントラムの僅差の争いになっている。共和党がオバマ米大統領相手に候補者を一人に絞り切れない可能性もあると米CNNが淡々と伝えていた。

アメリカからのニュースでは、イスラエル、メタ二エフ首相がオバマ米大統領とホワイトハウスで会談、メタ二エフ首相は、自国の権利を守るためにイラン攻撃も辞さずとの姿勢を全く変える意思のないことを同会談で示した。オバマ米大統領も大統領選挙を控えてユダヤ人支持は欠かせない。表向き、アメリカは軍事行動含めアメリカはイランに対してあらゆる選択肢を残していると見栄を切った。しかし、アメリカはイラク、アフガンと戦費増大が響き、巨額の財政赤字を抱えている。水面下ではイスラエルの暴発を抑えることに腐心していると伝えられる。一方、イスラエル単独ではイラン核施設を攻めきれない弱みがあると米CNNは解説していた。

一方、タイCH9テレビが、タイのインラック首相が、3月6日から日本を訪問する。トヨタフクシマなどの日本の自動車メーカーやブリジストンはじめ多くの日本企業関係者と会い、タイが洪水に対して万全の態勢を整えていること、タイに対する日本人のイメージ向上を目指し、タイが魅力ある投資先であることを日本人に改めて訴える予定だと伝えていた。

アジア関連では、韓国KBSが、韓国で最近スマートフォン中毒が増えた。特に子供で5~9歳の低年齢層で中毒比率が7.9%と成人より多いことが問題視されている。全体として、中毒者比率はスマートフォン8.4%とインターネット7.7%を逆転した。専門の医師が登場、面白いものだから自分でコントロールが効かない。どうしても中毒になってしまう。回数を減らさないと危険だと警告していた。日本では一体どうなっているのであろうかとつい考えてしまう。年寄りの冷水と言われそうだが、スマートフォンで育った子供が成人した暁には日本の国自体、どんなことになっているのか怖い気がする。

5日、米株式市場は、薄商いの中、NYダウは、先週末比14ドル安、12,961ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」、米ブルームバーグニュースに出演したディ―ラ―のKeithBluss氏は「日銀、ECB,米FRBいずれも金融緩和を積極的に進めている。『世界の中央銀行に逆らうな』という格言がある。」などと話していた。多くの専門家が株価や商品相場見通しをデ―タを並べて飯を食っておられる。

しかし、一言で言えば、今朝のアメリカ人ディ―ラ―の言葉に尽きるのではないか。ゼロ金利の元祖ニッポン、1%の特別金利で3年間融資を保証するECB,2014年までゼロ金利継続を堂々と宣言した米FRB、金融緩和オンパレードで、完全にゼロ金利中毒に世界ははまり込んでいる。人間、一度身を持ち崩すとなかなか元に戻れない。子供のスマートフォン中毒を叱る資格は大人にないかもしれない。

「ワールドWaveMornig」(経済情報)に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「中国、『全人代』で経済成長目標を引き下げたことヨーロッパ不安、週末発表の米雇用統計を控えて、様子見気分の強い相場だった。NY外国為替市場では、ユーロが対ドルで売られた。米雇用数が予想を上回れば前向きのセンチメントに変わるだろう。」などと解説していた。NY外国為替市場で、1ドル=81.51~53円、1ユーロ=18.72~77円で取引された。NY原油(WTI)相場は横ばいのバレル2セント高、106.72ドル、NY金先物相場はトロイオンス5.80ドル安、1,703ドルで取引を終了した。(了)

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札幌在のKenさんの同窓Tさんから北海道からの雪便りが届きました。

2012-03-06 09:03:17 | 一枚の写真






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