膝が痛い！ 股関節を整えてから膝の捻じれを治すといいです （2/26の臨床実践塾準備）

　　

膝痛の面白い治し方

治療院へ来る方は、膝痛の人も多いと思います。
この方も、正座で座ると、膝蓋骨内側が痛むと言っていました。
そこで、股関節の捻じれを取ってから、さらに膝関節の捻じれを取ったら、痛みが取れました。

その時の捻じれの取り方ですが、捻じれなので、反対側に捻じればいいわけで、ほんとに捻じるだけなのです。
この場合、多くの方が、膝から下が外側に捻じれているので、内側に捻じればいいわけです。

あまりに簡単すぎるので、経験豊かな治療師にとってはつまらないかも知れません。
しかし、それで治まるのですから、それでいいと思うのです。
ただ、そのままで終わると、再発する立が高くなりますので、鍼灸治療も加えておきました。

今度の2月26日の臨床実践塾では、特別に「筋膜リリースによる経絡治療みたいなもの」を計画しています。
すでに七星配置では、体のどの部位はどの経絡と関係しているという「七星配置」があります。
これまでは、いろんな症状や病気に鍼灸治療で対応していましたが、筋膜リリースを使っても治療ができることがわかってきたからです。
それにより、鍼灸の嫌いな方でも、子どもさんでもいろんな治療ができるようになてきたわけです。

トランプ減税期待高まり、NYダウ118ドル高、最高値更新、ドル買い戻され1ドル＝113.28円

（学校で教えてくれない経済学）


トランプ大統領は9日、米航空会社幹部と会談の際、「米国企業の全体的な税負担の軽減」を目指す。これから2，3週間で税金という面で、驚異的な何かを発表するつもりだ」と語った。米労働省は9日、4日終了の週間失業保険申請件数は23万4,000件で1万2,000件減少したと発表した。トランプ減税期待が高まり9日、NYダウは118ドル高、20,172ドルで取引を終えた。債券が値下がり、利回りが上昇、ドルが買い戻され、1ドル＝113.28円、1ユーロ＝120.68円で取引された。NY原油（WTI）はガソリン在庫減少を材料にバレル53.00ドルへ上げた。NY金は、ドル上昇を受けて、オンス1,235．10ドルへ小幅反落した。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ドイツ滞在の許可がない者は他国へ戻らなければならない。強制送還されるとデメゼール内相は語った。」と伝えた。ドイツZDFは「2016年のドイツ貿易統計が9日発表された。輸出が1兆2,000億ユーロ、これに対して輸入は9,350億ユーロだったことがEU内でも非難されている。ドイツにある40万社の内アフリカと取引のある企業はわずか1,000社のみである。ケニアナイロビで9日開かれた会合でアフリカ市場開拓マーシャルプランが提案され、ドイツの輸出拡大の第一歩とする。」と伝えた。ドイツZDFは「9日、第67回ベルリン映画祭が開催された。世界のVIPが集まった。今年のテーマとして他民族他人種の調和融合が選ばれた」と伝えた。

フランスF2は10日朝の放送で「ルーブル美術館での警備の兵士襲撃事件を受けてパリ市は2,000万ユーロかけてエッフェル塔の周囲に2.5Mの高さの防弾ガラス建設を決め年末までに完成する。広場への出入り口を２か所設ける。入場料は無料とすると発表した。エッフェル塔に年間700万人が訪れている。」と伝えた。フランスF2は「9日、フラニマン原子力発電所で火災が発生した。職員5人が負傷した。火は消し止められ爆発事故に至らなかった。緑の党は今回の事故はフランスにある19基の原発の老朽化が進んでいる証だと非難した。」と伝えた。フランスF2は「ブルガリア最大の縫製工場の撮影を初めて許可された。大部分が中高級品の縫製工場であるが人件費が最低賃金の230ユーロ/週と中国より安い。ブルガリアのメリットは発注して3週間内でデリバリーが可能である。中国では最低8週間かかる。ジーンズ1本15ユーロ、生地発送費込で27ユーロ、パリの有名ブランド店で1本150ユーロで売られている。」と伝えた。製品のタグ取り付けなど工賃が130個付けて40～50サンチームと劣悪工賃だ。待遇改善を訴えが実現されないとフランスF2のインタビューに答える家庭で下請け仕事をするある主婦の姿を映していた。

10日放送の中国CCTVは「トランプ米大統領からの春節の祝辞が届いた。中国は高く評価する。中米の協力が唯一の正しい選択だ。」と語る陸報道官の様子を映していた。米ABCは「トランプ氏が指名した最高裁判事候補のニール・コーサッ氏が「トランプ大統領の発言に対して『がっかりさせられた。やる気を失わせる。』と米上院議員に語った。」と伝えた。豪ABCは「トランプ氏は習氏に書簡で祝意を伝えた。電話は回避した。」と伝えた。（了）

NYダウ様子見で35ドル安、NY原油バレル52.34ドルへ反発、一方、韓国で牛口蹄疫、豚への感染懸念

（学校で教えてくれない敬愛学）


英BBCは９日朝の放送で「英下院がリスボン条約50条を発動し、EU離脱手続き開始の通告を行う権限をメイ首相に与える法案を賛成494反対122で可決した。6時間以上の審議が行われた。与党内にも異論が出たが、メイ首相は反論をかわした。」と伝えた。上院審議に移り3月上旬に成立のあと3月9日にブリュセルでEU離脱を通知する。ドイツZDFは9日朝の放送で「8日、連邦議会で不法難民の本国送還の手続き簡素化とガイドラインを改定、迅速に送還を行うことが決まった。メルケル首相に対する非難が緩和される。」と伝えた。ドイツZDFは「ロシア連邦裁判所はロシア活動家、ナワリヌイ被告の再審で懲役5年の刑が決まった。この結果、3月立候補の望みは絶たれた。プーチン大統領の対抗馬と見られていた人物だった。」と伝えた。ロシアテレビは「ロシア北方艦隊が4ケ月のシリアでの任務を終えて帰還した。昨年10月15日出港、11月8日からのシリアでの戦闘に参加していた。」と伝えた。ロシアテレビは「プーチン大統領は8日、VW社ミューラ会長と会談した。VW社は対ロシア制裁に反対している。」と伝えた。米ABCは9日朝の放送で「7ケ国への入国禁止大統領令で連邦控訴裁にホワイトハウス、ワシントン裁判所がそれぞれの言い分を伝えた。最高裁で審議される可能性が出てきている。」と伝えた。

8日のNY市場では様子見気分が強くNYダウは35ドル安、20,054ドルで取引を終えた。NY外為市場では債券が買われ利回りが低下、ドルが売られ、1ドル＝111.90円、1ユーロ＝119.7円で取引された。NY原油（WTI）はバレル52.34ドルへ反発、NY金はオンス1,237.60ドル小幅高、5営業日続騰した。原油相場の先行きについて8日付けのブルームバーグ電子版でSterphnieYang記者は「ここ2年余り、期先価格が期近価格より高い状態が続いている。この状態は「コンタンゴ（順ざや）」とよばれる。原油を直ちに売るより貯蔵した方が利益になる。それが原油在庫が積み上がっている原因だ。一方、ガソリン在庫は減少している。」と書いていた。

9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でインドNDTVは「インド中央銀行は8日、政策金利を現行の6.25%据え置きを決めた。現金不足の影響を見極めるためと発表した」と伝えた。インドNDTVは「インド政府はATMの現金引き出し制限を3月13日に撤廃すると発表した。都市部ではATMでの現金不足状態は解消しているが、インド全土ではATMで現金を引き出せないため連日長い列ができている。」と伝えていた。中国CCTVは8日の放送で「最大規模の韓米軍事演習が行われている。北を標的にしたものだと韓国は反論している。」と伝えた。韓国KBSは9日朝の放送で「韓国平昌冬季五輪開催が丁度1年先となった。韓国は経済不振と政治の混乱に直面している。冬季五輪を飛躍のチャンスだ。」と伝えた。韓国KBSは「口蹄疫による豚への空気感染の拡大が危惧される。牛より豚の方が口蹄疫感染に弱い。200万頭の豚への感染がはるかに心配だ。空気感染は60キロに及ぶ。
海上では影響は250キロに及ぶ。2010年には豚に口蹄疫が大流行した。」と伝えていた。日本では犠牲者が出ないとマスコミも取り上げない。備えは十分なのかといつも思う。（了）

中国の外貨準備高が5年11ケ月ぶりに3兆ドル割る、中国人民銀行7日発表、元安阻止のためドル売り・元買い

（学校で教えてくれない経済学）


中国CCTVは8日朝の放送で「米チラーソン国務長官は韓国でのサード配備を確認した。これに対して陸中国外務省報道官は米国のサード配備絶対反対の中国の立場は変わらないと語った。」と伝えた。中国CCTVは「2016年の中国の個人の金需要が前年の918トンから1,568トンへ70％増えた。」と伝えた。8日朝の中国関連の国際ニュースでは中国の2017年1月の外貨準備高が2兆9982ドルへ5年11ケ月振りで3兆ドルを割ったと中国人民銀行が伝えた。元安を食い止めるためにドル売り・元買いを進めたためと見られている。人民元はこの1年で対ドルで6％下落した。中国の個人の金需要が増えている背景にも人民元安が指摘されている。一方、韓国KBSは8日朝の放送で「7日の米下院は北の挑発は高まっているとして韓国でのサード配備を承認可決した。イ韓国外相はチラーソン米国務長官との電話会談でサード配備を確認した。G20外相会議で韓米両国外相会談を予定している。」と伝えた。韓国KBSは「元大統領秘書室長と前文科相の2人を職権乱用などの容疑で再逮捕した。いわゆるブラックリスト作成にパク大統領が関与したかどうかの捜査を進める。朴大統領が事情聴取を受ける可能性が出て来ている。」と伝えた。

7日のNY市場では様子見が続きNYダウは37ドル高、20,090ドルで取引を終えた。NY外為市場では債券安で米10年債利回り上昇、1ドル＝112.32円までドルは対円で買い戻された。対ユーロでは1ユーロ＝119.96円とユーロ売りが進んだ。欧州不安がユーロ売りの底流にある。NY原油（WTI）はバレル52.17ドルへ下落、NY金はオンス1,234．20ドルへ小幅上げた。欧州に関連したニュースでは、7日付けのブルームバーグ電子版でAndrewWilis記者は「フランスでルペンが勝ち、ドイツでメルケルが負ける可能性が出て来た。そんなことになればEU崩壊だ。我々はそのような事態に備える必要がある。」とワレサ元ポーランド大統領は語った」と書いた。一方、2月14日付けのニューズウイーク誌日本版でグレン・カール、ニューズウイーク誌コラムニスト、元CIA諜報員は「トランプや極右政党ばかりに目を奪われているとロシア周辺で戦争につながりかねない不穏な動きがある。」と書いていた。

8日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]でフランスF2は「パリのホテル宿泊者数が昨年3.9％増えた。フランス人観光客が戻りつつある。外国人観光客は減ったままだ。アジア系の減りが大きい。特に中国人の減少が目立つ。」と紹介していた。シンガポールCNAは「2015年起きたインドネシアの森林火災の教訓から土中の水分調査センサー設置を進めている。水分が2/3を割れば警戒するようになった。泥炭地での火災が多い。」と伝えていた。8日朝放送の米ABCは「イスラム7ケ国に対する入国禁止の大統領令に対して連邦控訴裁判所に意見書を提出する。トランプ大統領はツイッターで「アメリカの安全保障のためだ。裁判所が認めてくれることを期待する」と書き込んだ。スパイサー報道官は2014年以降のテロの脅威をリストアップして公表した。」と伝えた。2月10日からトランプ大統領と安倍首相との日米首脳会談がはじまる。何を公表し何を公表しないか。それがポイントだろう。（了）

NYダウ様子見で19ドル安、NY外為、安全資産として円買われ、1ドル＝111円台

（学校で教えてくれない経済学）


フランス大統領選挙で最有力と見られていた共和党候補、フイオン元首相がスキャンダルで窮地に立たされる中、国民戦線（FN)のルペン党首が優勢になるとの懸念が広がり、仏国債が売られ利回りが急騰、その結果ドイツ国債との利回り格差が拡大した。安全資産として米10年物国債が買われた。利回り低下で6日のNY外為市場では日本国債との利回り格差拡大と安全資産として日本円が買われ、1ドル＝111.72円、1ユーロ＝120．13円で取引された。NY原油（WTI）はバレル50.01ドルへ下げたが、NY金は安全資産として引き続き買われオンス1,230.00ドルへ値上がりした。NYダウは様子見、19ドル安、20,052ドル。

7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は「フイオン候補が6日『自分の妻と子供は給与をもらっていた。これは間違いだった。しかし、大統領候補としては引き続き戦う。』と述べ共和党内の結束を呼びかけた」と伝えた。ドイツZDFは「メルケル党首率いるCDUの連立パートナーのキリスト教社会民主同盟のシーフォ―ヘル党首が、ドイツ連邦選挙が終わる9月まで移民問題での連立与党内での争いを凍結すると発表した。その背景として、最近の世論調査でCDUが32.5%から30％へ支持率が低下する一方、シュルツ前EU議長を党首に迎えたSPDが26％から31％へ支持率を伸ばした。AfDドイツのための選択肢は13% から12％へ下げたことが指摘できる。」と伝えた。ドイツZDFは「シリア人男性がフエイスブックを相手にメルケル首相との2ショットで脅迫を受けている。掲載写真削除を求めて裁判を起こした。現実問題として削除はむつかしい。」と総括していがた。豪ABCは「ルーマニア政府は現政権は、汚職をしても刑務所に入れられないとことを決めた政策に反対するデモが全国規模で50万に達した。ルーマニア政府は改正法令を撤回した。」と伝えた。ロシアテレビは「ウクライナ東部での戦闘が激化している。」と伝えた。

7日朝放送の米ABCは「トランプ米大統領が米FOXニュースとのインタビュー番組で
「あなたは殺人者のロシア、プーチンを尊敬しているのですね」と問われたとき「我々も殺人者だ。イラク、アフガニスタンでの戦争で多くの人を殺した。ISとの戦いでロシアは助けてくれる。ロシアとも協調できるところはロシアともうまくやっていくべきだ。」と答えたことで物議を醸している。」と伝えた。米ABCは「トランプ大統領は一時的に7ケ国を対象に入国禁止を求める大統領令に署名した。米控訴裁判所は無効の判決を出した。最終的には連邦裁判所で争われるが、現在、ホワイトハウス、ケリー前国務長官などのグループ、米IT企業大手10社などが意見書をそれぞれ控訴裁判所に提出している。」と伝えた。

中国CCTVは7日朝の放送で「マティス米国防長官は6日、『中米関係において大きな変更はない。外交努力で解決できる』と中国を評価した。南シナ海には問題がないというのが中国の一貫した立場であると陸報道官は語った」と伝えた。韓国KBSは「韓国で鳥インフルエンザに加えて、牛に口蹄疫感染の疑いが出て来た。48頭の牛を殺処理した。」と伝えた。NHK/BS「ワールドニュース」を何人の日本人が見ているのだろうかといつも思う。（了）

股関節と仙腸関節の調整で歩き方が変わってきます

　　

股関節と仙腸関節の調整をすると

この方は、何故か服を着るのを嫌がるので、いつも上は裸です（^_^;）

「頭を左に倒すと、右頸の付根が痛いんですが……」という方が来られた。
診ると、胸椎上部と頚椎の間で、少しズレがありましたので、座位のままで調整してあげてから、

「どうですか首は」と聞くと、首を左右に曲げてから、

「あ、はい。大丈夫みたいです」と言う。

その後、全身を調整するために仰臥になってもらいましたら、上の左側の写真のように、左の足が左に倒れていました。
そこで、股関節と仙腸関節の調整をしたら、右の写真のように、両方の足が真っ直ぐになりました。

これは、何を意味するかと言うと、本人では気付かなくても、股関節と仙腸関節の歪みが原因で、歩くときに疲労が出て来やすいのです。
ちょっと考えるとわかるのですが、足先は左に向いたまま、体は前を向いていますので、足と体幹の間に「捻れ」が生じているわけです。

そのままの状態でいると、

「理由はわからないが疲れが溜まる」

「何故か疲れがとれない」

というような症状が出て来るわけです。
そこで股関節や仙腸関節の調整をするわけですが、最近面白い調整法をみつけました。
自分で調整する方法です。
難しくないので、誰でもできる方法です。
それがあれば、下肢と体幹の捻れからくる「疲労感」や「歩き難さ」などが解決できます。

当院へ来る何人かの患者さんには教えてあるのですが、この方法で簡単に腰痛が治る方もいます。
ですから、2月26日（日）の臨床実践塾では、その実技も行いたいと思います。
2月26日（日）の臨床実践塾・第一部は、前回の復習会も兼ねますので、この方法をしっかり身に付けてほしいと考えています。

※前回の臨床実践塾に参加された方は、2月26日（日）の第一部は参加費免除ですので、時間のある方はどうぞご参加ください。

華麗なる芦屋マダムの世界：堀江珠喜講演会風景≪スケッチ＆コメント）

華麗なる芦屋マダムの世界

江嵜企画代表・Ken

2月4日（土）朝10時から「華麗なる芦屋マダムの世界」について大阪府立大学教授、堀江珠喜さんが芦屋市立公民館で話をされると聞き、楽しみにして出かけた。今回は「芦屋で暮らした人々」と題して、芦屋市立公民会が主催する「公民会講座」3回シリーズの第１回。第2回は2月25日（土）14時から「芦屋・山村サロンの30年」（山村雅治氏）、第3回は3月11日（土）14時からの「風の男　白洲次郎」（坂上義太郎氏）と続く。

女性初の東京都知事に就任した小池氏は芦屋出身ですと話ははじまった。芦屋は前世紀末に日本初の女性市長を誕生させた。女性でも市長が出来るとなり、全国に女性市長が生まれるようになった。当の芦屋には昔から良い意味の個人主義的文化を尊重する風土がある。成熟した大人のモダニズムを誇ってきた。彼女たちは昭和の初期から豊かさを享受し、フアッションを楽しんできた歴史がある。

芦屋は東西には2キロほどでJRでも阪急電車に乗ってもあっという間に通り過ぎると堀江さん。東京のマスコミは芦屋を特に取り出して紹介する。会場で配られた「芦屋川畔に佇みて。。。」というご自身が30年ほど前に書いたエッセイの中に「昔から阪神地域に住む者は（実は私も祖父の代から夙川に住んでいたのだが）、芦屋だけが特に高級とは思っていないはずだ。甲子園、夙川、芦屋、岡本、六甲、北野町から須磨に至る大高級住宅地のほんの一部にすぎないのだ。」と書いている。

芦屋と言えば六麓荘が出てくる。その六麓荘も相続税が払えず土地を切り売りするところが次々出て来た。22年前の震災も影響していると言葉を添えるのが堀江節だ。話の途中でトランプさんの話も闖入して来る。横道にそれた。少し長くなるがエッセイを続ける。「山と海が近く、芦屋川沿いに歩いていると、別荘地的な雰囲気がまだ残っているのがわかる。魚を取る子供たちもいる。水鳥も飛んでくる。」と紹介した。「芦屋で嬉しいのは『素敵なひと』が多いことだ。若い女性ももちろんきれいだが、断然と差が出てくるのが中年以降。その点、芦屋は中年、熟年、かなり年配の方の方がカッコイイ！！。（中略）そうだ、芦屋は大人の街なのだ。本当にその人の魅力が出てくるのは中年以降と、芦屋は教えてくれる。」と書いている。

堀江さんは会場で配布した資料に1939年撮影の「富子のポートレート」なる母上の写真を紹介した。日本が一気に戦争に突入していった時代である。昭和9年（1924）4月21日付けの芦屋ファッションクラブ会員ご芳名中から拾いながら話を進めた。田中千代さんの名前もあった。別ページに紹介された流行座談会の写真には広瀬勝代さんの名前を見つけた。

堀江さんは『日本の上流社会』藤島泰輔著、Ｓ．４０．１１．２５）の中から以下紹介した。「戦前から上層階級の女子が入学する学校は、かなり限られていた。筆頭は女子学習院、次いで聖心女学院、雙葉、白百合、東洋英和、お茶の水、関西では神戸女学院、甲南、聖心という漠然とした序列があった」と紹介した。小学、中学、大学と進める学校が多い。幼稚園からの学校もある。女子には学閥意識も強いと堀江さんは言葉を添えた。


堀江さんは黒板に1．地元、２．大阪、3,神戸以西、４．東京、5．外国人、6．その他と書いた。２番目の大阪は大阪・船場で成功した商人が芦屋に別荘を建てた。谷崎潤一郎「細雪」の世界である。「華麗なる一族」の万俵一族も芦屋を選んだ。もとは播州姫路出身だ。3番に神戸以西を入れた。

4番に東京。東京から来たご婦人が芦屋では子供が学校で標準語をしゃべってもいじめられないと話していた。芦屋では家庭内で標準語を話す。言葉以前に文化が重要だ。芦屋のお嬢様にはひと通りのお稽古事を習っているのが当たり前だ。絵画、ピアノ,ヴアイオリン、バレエ、お茶、お花、お琴、日舞もある。東京の奥様方は安心する。

5番目に外国人を入れた。堀江さん自身、幼いころ金持ちのインド人の家に招かれて豪華なたたずまいにびっくりした。芦屋の人は、外国人に違和感を持たない。外国人も芦屋では変な感じを受けない。クラスに外国人が一人か二人いる。堀江さんの話を聞いていて、神戸とも似ているなと思った。子供のころから家の近くに外国人が住んでいた。外国人が街を普通に歩いている中で育ったからだ。会場を後ろから眺めていると、そうだ、そうだと、堀江さんの話を聞きながら、うなずいている姿を目にした。あれもこれも書きたいが紙数もつきた。（了）

米新政権、金融規制緩和に動くとして、NYダウ186ドル高、米1月雇用数増加も下支え

（学校で教えてくれない経済学）


トランプ大統領が3日、ドッド・フランク法（金融規制改革法）の見直しを含む2つの大統領令に署名した。1月の米雇用数が前月比22万7,000人増と米労働省が3日発表した。これを受けて、金融株高がリードして、3日、NYダウは186ドル高、20,071ドル高で取引を終えた。NY債券市場は変わらず。NY外為市場では1ドル＝112．73円、1ユーロ＝121．45円で取引された。NY原油はアメリカによるイラン制裁強化を受けてバレル53.78ドルへ反発、NY金はオンス1,217.45ドルへ小幅反落した。

4日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「地中海マルタ、バレッタで開かれた今年最初のEUサミットで就任以来相次ぐトランプ大統領の発言が影を落とした。メイ英首相はトランプ新政権はNATOを100％支持したと発言、友好ムードを演出した。トゥスクEU大統領はEU団結を呼びかけた。28国の首脳は会場に浮かべたボートに乗り団結をアッピールしたが英国のEU離脱問題を控えている。厳しい現実が待ち構えている」と解説していた。ドイツZDFは「マルタで開れたEU首脳会議で難民の数を減らすために18億ユーロ拠出で合意した。メルケル首相は昨年1年で地中海で難民4,600人が命を落とした。地獄だ。沿岸警備隊を強化しなければならないと語った。」と伝えた。

英BBCは「イランの核弾頭ミサイル発射実験を受けてトランプ政権はイランに制裁を強化した。その一方で、トランプ政権は、イランとの核合意は維持したい意向と伝えられる。」と伝えた。ロシアテレビは4日の放送で「3日の国連安保理事会が開催され米国の国連大使はウクライナ東部での紛争に対してロシアを非難した。ミンスク合意が守られなければロシア制裁を続けると発言した。」と伝えた。フランスF2は「ルーブル美術館内で刃物を持った男が警備員を襲った。発砲され病院は運ばれた容疑者は重体。オランド大統領はマルタでのEU首脳会議でテロとの戦いに一切妥協しないと発言した。容疑者はドバイから観光ビザでフランスへ入った。」と伝えた。フランスF2は「ルーマニアのブカレストで現政権の汚職犯釈放に反対して20万がデモを行った。チャウシエスク時代への逆戻りを恐れる一つの動きである。」と伝えた。

シンガポールCNAは「韓国を訪問中のマティス米国防長官はサード配備を年末までに進めると言明した。韓国国内では韓米のサード配備は北と緊張を高めるだけだと反対デモが行われている。」と伝えた。4日放送の中国CCTVは「マティス米国防長官は韓国政府と会談、サード配備を実施すると言明した。中国はサード配備に絶対反対すると陸外務省報道官は話した。」と伝えた。シンガポールCNAは「トランプ大統領はタンブラー豪首相に暴言をはいたと伝えられる。これに対して元豪アメリカ大使は『豪州と米国と豪州は揺るぎない関係にある。トランプ氏は前言を翻す。補佐官に表現で修正させる。』と話した。一方、ある専門家は「安全保障では豪米は緊密な関係にある。しかし、豪州は経済的には圧倒的に中国に依存している。中国との関係は無視できないと語った。」と伝えた。隔靴搔痒だ。（了）

今回の第一部は、実技復習訓練会を行ないます（2/26の実践塾）

2月26日の臨床実践塾での第一部は、前回（1/22）の実技復習訓練会を予定しており、前回第二部に参加された方は、第一部を無料とさせていただきます。
※前回参加されてない方は、3.000円とさせていただきます。

今回の会場も、大阪国際交流センターなのですが、賃貸料が2倍近いので、先日会場を見学に行ってきました。
案内された会場を見て、
「えっ？　ここ？」と思わず言ってしまいました。（笑）

広さが前回とあまり変わらないのです。
ただ、硬い絨毯が敷かれているので、値段が上がるそうです。━(ﾟ∀ﾟ)━
フワフワの絨毯を想像していたので、ちょっとガックリでした。
フワフワの絨毯なら、バスタオルだけで寝ころぶ事ができるからです。

まいいか。

今回、第二部の講習は、頭蓋と四肢、筋肉と関節、臓腑と身体各部の関連（反射）などの実技をするので、仰臥や伏臥になる必要があるからです。
昨日も、患者さんを巻き込んで、いろいろテストをしていたのですが、鼠蹊部と上顎骨やアステリオン（頭頂骨、側頭骨、後頭骨が交わるところ）の返納は面白かったです。

体格の大きい方で、昨年夏ごろ五十肩で来て、1回で治り、紹介してくれた方には、「時々メンテナンスに行こうと思う」と話していたらしいのですが、やっぱり何かなければ来ないようです、(^_^;)

それで、昨日来られたのですが、「座るときに鼠蹊部が痛む」と言うのです。
そして、「やっぱり内臓が原因なんでしょうか？」と聞くので、

「確かお酒を毎日飲んでいると聞いたような気がするのですが…」と言うと、

「毎晩ですねー」と言うので、

「それが原因だと思いますが、毎日飲んでいると、やっぱり内臓も疲れますよね」と会話しながら、

とりあえず、どのようにしたら痛いかを確認し、鼠蹊部の痛みを取る事から始めました。
仰臥になってもらい、大腿を動かし、そのまま後頭部に手をやってアステリオンを動かしました。
そして、「はい。起きて鼠蹊部の痛みを確認してください」と言うと、起き上がって、鼠蹊部を触りながら、不思議そうな顔をして、首を横に振っていました。

痛みが取れたのです。

多分、「鼠蹊部が痛い」と言っているのに、私が頭をちょっと触って、
「はい。確認してください」なんて言うものだから、頭の中がクエッションマークだらけになったかも知れません。

地政学的リスクと米雇用統計発表を控えてNY市場は様子見、マティス米国防長官、北の脅威を韓米で確認

（学校で教えてくれない経済学）


「トランプ米政権はイランの個人・法人および軍関連機関に対する新たな制裁を3日にも発動すると複数の関係者が明らかにした。イランがミサイル開発とテロリズムに関与したとされる問題を受けた措置で、これにより米国とイランの緊張がさらに高まるのは必至だ。ホワイトハウスは、1日、イランが1月29日に弾道ミサイル発射実験を実施した。イランはシリアやイエメン、イラクの武装グループを支援していることを非難し、「イランに警告する」としていた」と3日付けWSJ紙電子版でJaySolomon記者が書いた。2日のNY市場では週末に米雇用統計発表を控えていることに加えてイランの弾道ミサイル発射実験により地政学的リスクの高まりを受けて様子見、NYダウは先日とほぼ横ばい6ドル安の19,884ドルで取引を終えた。NY外為市場で安全資産として円が買われ、一時1ドル＝112円近くまで買われた。あとドル買戻しで、1ドル＝112.85～89円、1ユーロ＝121.46～51円で取引された。NY原油（WTI）はバレル53.54ドルと小幅に下げたが、NY金はドル安を受けてオンス1,216.70ドルへ反発した。

3日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「メルケルドイツ首相は2日、トルコ、エルドアン大統領と会談、憲法改正し強権発動するエルドアン政権に懸念を表明する一方、トルコ抜きでは機能しない移民問題で不可欠のトルコの協力を確認した。エルドアン大統領の方は、4月の選挙を控えてドイツとの安定した関係をトルコ国民にアッピールする狙いがある。双方の利害が一致している。同日、ガブリエル副首相はホワイトハウスでチラーソン米国務長官と会談、ドイツとアメリカの友好関係を確認した。」と伝えた。ドイツZDFは「ルーマニア、ブカレストで2日、現政権が一部法令違反者を無罪放免したことに抗議して15万人のデモ隊が暴徒化し警官隊との争いに発展した。今回のような大規模デモはチャウシェスク政権崩壊以来の30年ぶりである」と伝えた。3日朝放送のロシアテレビ
は「プーチン大統領はオルバーン、ハンガリー大統領との会談のあとの記者会見でウクライナによる攻撃に触れて『ウクライナはEUやアメリカを引き出そうと攻撃を仕掛けてきた。ミンスク合意違反にもかかわらずウクライナは口実を探している。』と語った。」と伝えた。

3日朝放送の韓国KBSは「マティス米国防長官が就任後初の韓国を2日訪問、黄教安首相と会談した。マティス長官は北朝鮮の核の脅威について韓米は共有する。北への対応を最優先することを確認した。韓米両国の国防長官が会談、サード配置について協議した。」と伝えた。フイリピンABS-CBNは「人権団体アグネスティーインタナショナルによるフイリピン麻薬捜査レポートにフィリピン政府は反発した。ドゥテルテ大統領は『麻薬撲滅は国の安全保障の問題だ』と語ったと伝えた。中国CCTVは「春節最後の2日までに3億人が移動した」と伝えた。東方衛視は「旧暦5日にUターンラッシュがピークに達した。ワシントンDCの中国大使館での春節のお祝いにラッセル国務次官補やトランプ大統領の長女が参加した。中国とアメリカの友好関係は揺るぎないものであることの表れだ。」と紹介。豪ABCは「トランプ大統領はタンブラー豪首相との電話会談で暴言をはいた」と伝えた。（了）