ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

週明けNY市場で、株安、ドル安、原油安トリプル安進む、ホワイトハウス混乱が尾をひくと米ABC、インドネシアの津波は火山噴火が引き金とネシア政府発表(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-25 09:56:42 | 経済学
「メキシコの壁予算問題解決を求めて共和民主両党の院内総務が共同声明を出した。ところが、ホワイトハウスは50億ドルに対して民主党は、逆に当初の17億ドルから13億ドルへ減らした。双方が歩み寄りの姿勢を全く見せていない。一方、トランプ米大統領はパウエルFRB議長解任とのうわさが消えない」と25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは伝えた。一部報道ではメキシコ壁予算が解決できなければ米政府機関閉鎖は来年1月3日まで続く可能性が出てきた。「ムニューシン米財務長官は米大手金融機関6行CEOに電話し資金の流動性に全く問題ないと伝えた。これがむしろ逆効果となった。」と25日朝放送のブルームバーグは解説した。クリスマスイブで午前中のみの取引のNY市場では売り一色となりダウ(2.9%安)、ナスダック(2.2%安)、S&P500(2.7%安)揃って大幅値下がりした。NYダウは653ドル安、792ドルで取引を終えた。

NY外為市場では株安、原油安からドルが対円で売られ1ドル=110.44円で取引された。対円ではユーロも売られ1ユーロ=125.99円で取引された。原油市場ではOPECとロシアが先に申し合わせた120万バレル/日減産に反し増産、ロシア、サウジとも日量1,000万バーレルを超えて生産を維持していた。一方、原油需要は世界景気減速予想から減少、受給ギャプ拡大を材料に売られた。NY原油(WTI)が続落、バレル43ドルを割り込み、42.53ドルで取引を終えた。ロシアもサウジも原油収入を前提に国の予算が組まれている。年金問題の扱いを誤り、支持率が大統領当選直後の80%から60%へ低下のプーチン政権にとって、予算を増やして国民生活向上を目指すとしているが、原油相場急落は頭の痛い問題である。一方、サウジもここ3年放漫財政で赤字が継続している。ジャーナリスト、カショギ氏殺害容疑を抱えてモハンマド皇太子の立場は苦しい。イエーメン紛争、シリア支援にサウジは関与している。原油相場急落はロシアと中東政治経済に与えるインパクトは大きい。一方、NY金はオンス1,271.80ドルへ小幅反発して取引を終えた。

25日朝放送のシンガポールCNA,豪ABCは「アナク・クラカタウ火山が噴火、海底の土砂が津波を引き起こしたとインドネシア政府が発表した。少なくとも373人の死者が出た。地震による津波警報は周知されていたが火山噴火による津波警報は2002年以降実行されていなかった。設置されていた津波予報用ヴィに漁民が網をかけセンサーが機能しなかった。火山関係官庁は縦割り行政で横の連絡がなかった。ジョコ大統領は津波被災地を慰問し全力を上げて救済に当たると話した。しかし、津波にさらわれた命は戻らない。インドネシアでは1883年、火山噴火に伴い35メートルの津波が襲い3万6,000人が犠牲となった」と伝えた。25日朝放送の中国CCTVは「習主席はインドネシア、ジョコ大統領に津波による被害にお見舞いの電報を送り、最大の協力を約束した」と伝えた。一方、フランスF2は「フランス警察は10万人の警察官を全国に動員、クリスマスイブから全国の教会警備に当たった。」とノートㇽダム寺院周辺の警備状況を伝えた。スペインTVEは「200年前の12月24日、初めて「清しこの夜」が歌われた同じ教会でミサが行はれた。」と伝えた。(了)

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トランプ大統領、2ケ月前倒しで新米国防長官交代と発表、トランプ大統領はマティス長官の書簡に激怒とNYタイムズ紙(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-24 13:16:48 | 経済学
トランプ米大統領はマティス国防長官の後任にボーイング前CEOのパトリック・シャナハン氏を指名、1月1日付で2ケ月前倒して交代させると語ったと12月24日付NYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ、フィナンシアルタイムズ、ブルームバーグがそれぞれ電子版トップで伝えた。上記各紙は米政府機関一部閉鎖に入ったがいまのところ大きな障害は出ていないと書いた。

ワシントンポストは「シャナハン氏は一切の閣僚経験はなく、外交経験もほとんどない。ホワイトハウス関係者によれば、マティス国防長官の書簡に対してフラストレーション(欲求不満)を起こしていた」と書いた。NYタイムズは「トランプ米大統領はマティス長官の大統領宛て書簡に日に日に怒りを強めていき、今回の2ケ月繰り上げ辞任を決めた」と書いた。英フィナンシアルタイムズは「トランプ大統領はマティス長官の後任に自分の都合のいい人物として前ボーイングCEOを選んだ。次期長官はますます過激化するトランプ氏の言動を沈めなければならない」と書いた。

ワシントンポストは「前例のないことであるが、ムニューシン米財務長官は米大手銀行CEOに電話をかけ米国の金融情勢は安定していると伝え、驚かせた」と伝えた。NYタイムズは「トランプ大統領はパウエル氏をFRB議長に決めたことは自らの過去2年で最悪の人事だった」と語った」と伝えた。WSJ紙は「ムニューシン米財務長官はパウエル辞任説に関連して「トランプ大統領としばしば意見を共にしている。彼はパウエル辞任を一切口にしていないと語った。」と伝えた。WSJ紙は「エルドアン、トルコ大統領との電話会談のあとトランプ大統領は「米軍のシリア撤退の時期を遅らせる」と語った」と伝えた。

24日付ブルームバーグ電子版は「週明けアジア市場では円相場が対ドルで上昇、株式市場では米先物市場が小幅高、香港、韓国株が下げて始まった。日本は休日の為休場。週末、トランプ大統領は「パウエルをFRB議長に選んだことは最悪だった」と伝えたと発言した。」と伝えた。

欧米の主要紙の電子版を拾い読みしているとトランプ大統領の言動にうんざりしていることが記事の全面に出ている。トランプ大統領は自分の考えと違うと全てFakeNews(ニセ情報)だと決めつけるからだろう。今回、マティス国務長官の後任にシャナハン氏を選んだ。しかも、2ケ月前倒しだ。自分の周りにイエスマンばかりを置いたトランプ氏が2019年にかけてどのような政策を展開するのか。23日付のNYタイムズは今回のマティス長官辞任のニュースに「アメリカ外交は未知の世界に入った」と表現した。マティス長官辞任の直後にパウエルFRB長官辞任のうわさが出て市場は動揺を強めた。ムニューシン財務長官が異例の行動に出て事態の鎮静化に努めたと米有力紙が伝えたところにホワイトハウスの混乱が見て取れる。日本はどうするのか。ホワイトハウスから目を離すことが出来ない。(了)

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きのうの臨床実践塾

2018-12-24 10:12:03 | 診断即治療と虹彩学
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伏臥で骨盤矯正 



きのうの臨床実践塾も楽しかった。(^ワ^)
上の写真は、伏臥での骨盤矯正の解説をしているところです。
きのうは気付かなかったのですが、今朝、この写真を見て、笑ってしまった。
まさか、そういう角度から見ていたなんて想像もしなかったからです。

伏臥や仰臥での骨盤矯正は、骨格矯正鍼のような強制力はないのですが、治療の流れに沿って矯正できるので、非常に便利なものです。
たとえば、問診の時は患者さん自身も気付いてなかったのが、伏臥になってから太ももや膝の痛みを言訴える方もいます。
そんな時、パッと骨盤を矯正してあげると、それで済むので、とても便利です。

つまり、太ももや膝、あるいは足関節が主訴でない場合、伏臥や仰臥になってから、その症状を思い出す人もいるわけです。
そんな時、患者さんの体形を変えずに症状をとってあげるわけです。

このようなテクニックは、基本的な骨盤矯正を学ぶときに、歪みの検出から、矯正理論、矯正実技を知ってないと難しいと思いますが、理論的なことがわかればとても簡単なことです。
きのうの解説でも、「簡単過ぎるので、つまらないかも知れませんが……」と言ったのですが、皆さんの顔を見ると、

「何が?」という顔をしていました。(^_^;)

今まで、股関節や仙腸関節の矯正法は何度か説明して来たので、てっきり理解しているものと思っていたのですが、私の説明の仕方が悪かったのか、あまり理解されてなかったようです。

反省 (-_-)アレ?・・・ハァ・・・

ま、来年からの臨床実践塾は、スタイルを変えて行いますので、そういうことがないように流れを考えていきます。

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干支のイノシシ第4弾(スケッチ&コメント)

2018-12-23 21:22:11 | スケッチ


干支のイノシシ第4弾

江嵜企画代表・Ken



23日(日)は早いもので本年最後の猪熊佳子日本画教室があり、干支のイノシシの色紙第4弾を制作した。絵柄は猪熊先生が用意された5枚の内の1枚のお手本の絵柄である。

教室の仲間のMさんが既に仕上げておられた色紙に刺激され、猪熊佳子先生のご指導を受けて、丸色紙と扇面色紙を2枚並べて、教室の時間内にほぼ仕上げた。「丸」と「扇面」と台紙が違うと仕上がりが微妙に違うから面白い。

今年も残り1週間となった。22日は冬至。夜が一番長い。北半球から一番遠く離れていた太陽が23日から再び北半球に戻り始める。日の入りの時間がだんだん遅くなる。これからが冬本番だが、暦の上では春がはじまる。

2018年は様々な出来事が起こった。年末にかけて改めてホワイトハウスが混乱している。2019年を控えて、いま一番気になる出来事だ。日本も余程しっかりしないと、底なし沼に引きずり込まれかねない。

ヤフーのブログによればイノシシの年は厳しい。しかし、イノシシは生来我慢強く、逆境に強い。ピンチをチャンスにとらえれば活路が開ける運勢だそうだ。イノシシの色紙を描きながら元気をもらった。(了)

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きょうの臨床実践塾も面白いと思います

2018-12-23 10:31:02 | 診断即治療と虹彩学
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ハーイ! 



きょうの臨床実践塾では、面白いことを見ることになると思います。
実は、最近の臨床で、私も驚いたのですが、頚椎を矯正することで、誰が見てもわかるほどの胸椎の歪みが矯正されていたのです。

不思議でした。

しかし、七星論で考えると、理論的な説明ができます。
それは、頚椎にも胸椎にも七星を配置してあり、どこかの七星(任督、腎・膀胱、肺・大腸、心包・三焦、心・小腸、肝・胆、脾・胃)を整えることは、他の七星も整えることになるからです。

そのような理論と実技を予定しています。
詳しくは、明日以降のこのブログで解説したいと思います。

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ホワイトハウス混乱でリスク回避からNYダウ続落、ナスダックの12月単月での高値からの20%下げは1931年の大恐慌以来と欧米有力誌が警告(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-22 09:29:16 | 経済学
米政府機関の一部閉閉鎖危機に直面するとしてリスク回避の動きが出て21日のNY市場では株安、ドル安が進んだ。NYダウ(2.0%安)、ナスダック(3.0%安)、S&P500(2.1%安)はそれぞれ大幅に値下がりした。NYダウは414ドル安、22,445ドルで取引を終えた。NY外為市場では1ドル=111.21円、1ユーロ=126.45円で取引きされた。NY原油(WTI)は続落、バレル45.59ドル、NY金はオンス1,258.10ドルで取引を終えた。

22日朝放送の米CNNテレビは「現地時間21日あと7時間で一部政府機関が閉鎖されます」とニュースを開始「トランプ大統領はメキシコの壁建設の費用50億ドルを含む暫定予算でなければ署名しない。閉鎖に追い込まれたらそれは全て民主党の責任だ」と語った。米下院では58億ドルのつなぎ予算で可決した。しかし、米上院では60%の賛成が得られなければ廃案となる。安全保障上の観点から国境警備は平常通りとなるため無償での勤務となる。仮に暫定予算が通過しても新たに2月3日までの期限の暫定予算が議会承認されなければ政府機関が閉鎖される。2019年は下院は民主党が多数となる。民主党はメキシコ壁建設に一貫して反対する姿勢を崩してはいない。現時点までぎりぎりの調整が継続している。」と伝えた。

22日朝放送の米ABCは「マティス米国防長官の来年2月末で辞任が決まった。米国は予測のつかない大統領のもとで抑えの効かない深刻な状況に追い込まれることとなった。マティス長官はトランプ大統領に送った書簡の中で「米国は同盟国との協力のもとに国が守られてきた。あらゆることに目を配ることが出来る新たな国防長官が選ばれなければならない」と書いた。マティス国防長官は40年間にわたり海兵隊に関わってきた。」と伝えた。一方、トルコTRT国営テレビは「トランプ米大統領と電話会談を行った。アメリカがシリアから完全撤退することを再確認した。誠に喜ばしい。トルコはクルド人部隊掃討作戦停止を正式に決定した。」と演説した」と伝えた。22日朝放送の英BBCは一時空港閉鎖が解除された英国第2の空港で再びドローン飛行が認められ閉鎖に追い込まれた」と伝えた。

22日朝放送のドイツZDFは「12月21日、200年の歴史を持つドイツ、プロステンへンネル炭鉱閉鎖の日を迎えた。ピークの1957年には1億5,000万トンの石炭を生産していた。現在370万トンまで減った。コストがかさみ輸出が不可能となった閉鎖式典に出席したスタインマイヤー独大統領は200年の歴史を振り返ったあと「未来に向かって新しい生活が始まる」と演説した」と伝えた。22日朝放送のスペインTVEは「カタルーニア州首都マドリードでカタルーニア州独立派のデモ隊が暴徒化して多数の負傷者が出た」と伝えた。

21日付ワシントンポスト、NYタイムズ、英フィナンシアルアイムズは21日NY市場でナスダックが続落、高値から20%超える下落を記録した。これは1931年、大恐慌以来の下げ幅となったと総括した。ホワイトハウスの混乱が株価暴落の引き金となった」と書いた。(了)

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マチス米国防長官辞任、世界景気先行き不安、米政府機関閉鎖懸念、ホワイトハウス混乱でNYダウは4営業日続落、今年最安値更新(学校で教えてくれない経済学)

2018-12-21 19:14:43 | 経済学
「マチス米国防長官がトランプ米大統領のシリアからの米軍の撤退決定に抗議して辞任した」と20日付NYタイムズ紙は電子版トップで伝えた。ワシントンポスト、WSJ,ブルームバーグ、英フィナンシアルタイムズ、米ABCテレビが揃ってトップでマチス米国防長官辞任ニュースを一斉に報道した。一方、トランプ大統領はメキシコ国境に使う「鉄の板」(という言葉をトランプ氏は使う)ための予算50億ドルを含めないつなぎ予算案には署名しないとツイート、政府機関閉鎖問題が再び浮上したと米ABCは伝えた。

20日のNY市場はホワイトハウスの混乱とパウエル米FRB議長の前日行われたFOMC会合後の記者会見で米景気先行き懸念発言を嫌気してNYダウは4営業日続落、464ドル、2%安、22,859ドルで取引を終えた。ナスダック(1.6%安)、S&P500(1.6%安 )共に続落した。NYダウは一時前日比700ドル近く下げた。NY外為市場では株安、原油続落からドルが売られ、1ドル=111.28円、1ユーロ=127.38円で取引された。一時、1ドル=110.80円までドル安・円高が進んだ。2月物相場入りしたNY原油(WTI)はバレル45.98ドルへ大幅続落した。NY金はオンス1,267.90ドルと4日続伸した。

21日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「マチス米国防長官が20日トランプ大統領に書簡を送り、自分自身との意見の違いが大きいことを理由に自ら辞任すると表明した。トランプ大統領が米軍2,000人全員のシリアからの撤退発表後わずか1日後のマチス長官の辞任発表だ。マチス長官がトランプ大統領に送った書簡によればアメリカの国益は同盟国との協力がなければならない。ロシア、中国との関係においても同じだ。」と書いた。トランプ大統領はアフガニスタンからの米軍の撤退も考慮している。」と伝えた。

21日朝放送の英BBCは「トランプ大統領は米軍のシリアからの全面撤退を決めた。米軍の支援を受けていたクルド陣部隊に同行して取材した。クルド人部隊はシリア西北部国境のハジン(HAJIN)地区には少なくとも4,000人の最強のIS戦闘員と闘っている。1万2,000人のIS戦闘員が活動しているとの情報もある。一方、トルコはクルド人部隊をテロ組織と認識している。アメリカがクルド陣部隊の支援を止めるとトルコのクルド部隊攻撃が激化する。トルコのエルドアン大統領はトランプ米大統領と先月会談した。今回の米軍のシリアからの撤退の話はエルドアン大統領だけが知っていたかもしれない」と伝えた。フランスF2は「米軍のシリアからの撤退はフランス、英国両政府に事前に伝えられていなかったようだ。ロシアのプーチン大統領はトランプ大統領の決定を歓迎すると20日の恒例の外国人記者との会合で語った。」と伝えた。一方、21日朝放送の英BBCは「イギリス第2のロンドン、ガットウイック(Gatwick)空港が20日、クローン飛来により全面閉鎖された。1万3,000人が行き場を失った」と伝えた。香港TVEは「中国はカナダ人女性を不法労働で身柄を拘束した。」と伝えた。上海衛視は「米中実務者協議が20日再開」と伝えた。(了)

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小指の第二関節が痛い 七星鍼法 (12月23日の臨床実践塾)

2018-12-21 17:51:36 | 診断即治療と虹彩学
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写真① 第二関節(PIP関節)




写真② 右肝査穴



写真①で示したのが、第二関節(PIP関節)ですが、この関節の痛みは、関節の隙間が狭くなって発症する「プシャール結節」が出てくるところでもあります。
プシャール結節の場合は、レントゲンを撮ってもらうと、すぐにわかります。

でも、私のような鍼灸師ではレントゲンは撮れません。
なので、脈診や脊椎診、その他の診断法で、その関節に悪影響を与えている臓腑を詮索しながら、反応を調べます。

東洋医学的に診れば、小指は「心臓経」と「小腸経」の経絡が流れていますので、最初にそれらの経絡から原因を探します。
そして、第二関節ですが、これは七星論で診ると、「木:肝・胆」に分類されます。

となると、「心・小腸経」と「肝・胆経」を同時に整える経穴を探します。
学校で教える経絡には、そのようなものはないのですが、七星論だとそれがあるのです。
つまり、肝経か胆経の「火」の位置に取穴するか、心経や小腸経の「木」の父に取穴するわけです。

写真②が、「肝経の火」に取穴したところです。
刺鍼をして、すぐに

「どうですか小指の痛みは?」と聞いたところ、キョトンとしていました。

多分、「足に鍼をしたのに、なんで手の小指の話をするのだろう?」と考えたと思います。

そこで、
「いやいや、さっき小指を曲げたら痛いと言ってたじゃないですか。その痛みのことを聞いているんですが……?」と聞いたら、やっと目が覚めたように、小指を動かし、

「あ、痛くないです」

「・・・・・」

「これは何でですか?」と聞いてきたので、

「実は、これこれしかじかなんです」と説明しましたら、

「ふ~ん」と、わかったようなわからんような返事をしていました。(^o^)

ということで、それで小指の治療は終了したのですが、顔を見ると「消化不良」のような顔になっていました。
これは七星論を勉強した方ならわかると思いますが、七星論を知らない人には、チンプンカンプンかも知れません。

すみません。m(__)m

でも、来年からは新たな企画で、
「七星鍼法」と題して、人体惑星試論(七星論)での「診断と治療法」を、通信教育で教えていく予定にしています。
具体的な詳細はまとめていませんが、私の頭の中では、だいたいのイメージはできています。


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腰痛なのに首ですか? 新・頸椎矯正法 (12月23日の臨床実践塾)

2018-12-20 14:31:39 | 診断即治療と虹彩学
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ビフォー         アフター

やらせではありませんよ。本人は必死ですから (^o^)



21歳の男子が腰痛でやってきました。
今日で2回目です。
前回の治療で3日ぐらい楽だったそうですが、徐々に痛くなってきたそうです。

この方は、鍼灸師なので、「何かためになることを教えておこう」と思い、左の腎査穴を指で軽く押して、
「はい。前後に曲げてみて」と言うと、立ち上がって腰を前後に曲げていましたが、よく曲がるので、笑っていました。

そして、
「実はこの腰痛は腎臓が関係しているので、腎臓のツボを軽く触っただけで腰が曲がりやすくなったんです。そして、腎臓に異変があると、頸椎1番も歪んでいる場合が多いので、ちょっと頸椎を調整してみましょうか」と頸椎を調整したら、手応えを感じたので、

「はい。もう一回床に降りて腰を前後に曲げてみて」と言うと、その通りにしていました。

あまりに曲がりすぎるので、またも笑っていました。
多分、彼の頭の中でも「?????」だったと思います。

さて、何故「腎臓と頸椎1番が関係するか」ですが、これは七星論(人体惑星試論)を勉強した方にはわかるはずです。
七星論では、「腎は水に属する」と考えています。
そして、「頸椎1番も水に属する」と考えているのです。
ですから、頸椎1番を動かすことは、腎臓を動かしているようなものなのです。

つまり、頸椎への七星配置で、頸椎1番が水、2番が金、3番が地、4番が火、5番が木、6番が土、と並んでいるわけです。
ですから、どの頸椎に異常があるかを知るだけで、どの臓腑を治療すればいいのかがわかるわけです。

新・頸椎矯正法は、肩がものすごく楽になるので、肩を触って硬ければそのまま新・頸椎矯正法を使っているのですが、ほんとに効果的な頸椎調整法です。

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米FOMC会合受けてNYダウ一時500ドル下落、一方、英国のEU離脱あと100日で合意無きEU離脱に備えEU委員会暫定措置発表 (学校で教えてくれない経済学)

2018-12-20 10:53:59 | 経済学
パウエル米FRB議長が19日のFOMC会合の後の記者会見で期待したハト派発言と異なり予想以上にタカ派的発言をしたあと、NYダウは、一時500ドル近く下げたがあと買い戻しが入り、351ドル安、23,323ドルと今年最安値を更新して取引を終えた。ナスダック、S&P500も続落した。FOMCでは米経済見通しを前回2.5%増を2.3%増へ下方修正した。NY外為市場はFOMCの会合で政策金利を0.25%上げ年2.25~2.5%とし2019年の利上げを前回会合の際の年3回を年2回とする予想を発表した。ドルは一時1ドル=112.09円まで売られたが、パウエル記者会見でのややタカ派的発言で買戻しが入り1ドル=112.44円、1ユーロ=127.95円で取引された。NY原油(WTI)はバレル47.20ドルと安値圏での小幅高、NY金はオンス1,256.40ドルと小幅上げた。米国では週末から一気にクリスマス休暇ムードに入る。

20日朝のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「トランプ米大統領はツイッターにISとの戦いは終わった。米駐留軍2,000人をシリアから撤退させる。国民の税金を無駄遣いできない」と書き込んだ。ホワイトハウス、サンダース報道官は具体的な日程に言及しなかった。国防省は終始シリアからの米軍の撤退を否定してきたがシリアからの米軍の撤退を今回認めた。その一方、監視は継続するとの談話を発表した。」と伝えた。カタール、アルジャジーラ、英BBC,フランスF2、ドイツZDFは揃って米軍のシリア撤退を驚きとして一斉に報道した。アルジャジーラは「IS勢力は完全に消滅していない。ロシア、イランの出方が注目される」と伝えた。

20日朝放送の米ABCは「メキシコの壁予算が議会のクリスマス休暇入りで先延ばしされることになった。トランプ大統領は壁建設に50億ドルを議会に提案している。下院は15億ドルと溝は埋まっていない。壁建設費用をメキシコ側に負担させるとしているがメキシコが支払う可能性はないと見られる。メキシコ壁予算先送りで一部米政府機関閉鎖の事態は当面回避されたが年初に問題化する。2019年米議会は下院は民主党が多数を占めるため、さらなる混乱が予想される。一部の議員は「皆さん、クリスマス休暇に一日も早く家に帰りたいんですよ」と苦笑いしていた。」と伝えた。

20日朝放送のドイツZDFは「イギリスのEU離脱が残り100日となり「イギリスの合意無きEU離脱」の事態に備えてEU域内で生活するイギリス人に対する寛容な対策、EU域内と英国領土との航空機の往来制限を一年間延期するなどをEU議会は19日可決した。19日、ユンケルEU委員長は「合意無きEU離脱となれば大混乱に陥ることになる。EUは備えなければならない。EUに住む150万人の英国人はEUが守る。英国に住む350万人のEU市民にはイギリスが対応することになる」と語った。ドイツZDFは「EUは19日、プラスチックゴミを2029年までに90%回収する案を可決した」と伝えた。20日朝放送の香港TVEは「カナダ政府は中国が3人目のカナダ人を拘束したと発表した」と伝えた。(了)

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