思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

民知対話ーじゅんや君とタケセンー受動性からの脱皮=失敗をしよう!

2005-11-26 | メール・往復書簡

以下は、ソクラテス教室(白樺教育館)で学んでいるじゅんや君のブログ記事と私のコメントです。

じゅんや(大学3年)

僕は一寸
今までいろいろと考えた結果、ある心境に達した。
それは、過去の出来事に対する自分の凝り固まった想念をすべて水に流し、過去+現在という姿勢で物を見るスタンスから、(過去+)現在というスタンス、つまり過去とのつながりを最低限にして今を生きようという心境だ。
そして、この心境になった後、そういえば自分の過去ってどんなんだったけ?と思い、自分の過去を振り返ってみた。そうすると、自分にはすがるべき実績や経験などは何も無いことに気付いた(それはそれで悲しいね。あとこれは過去の否定ではない)。これに気付くと、なんだか今まで感じたことの無いほど“未来もしくは現在への積極性”というものがより鮮明に意識され、新たな意味をもって現れるようになった。
この心境に至り、最近はとても元気な日々を送っとります。

追記
ふと思ったんだけど、人間の行動ってすべてその根底には積極性があるじゃないかな。
例えば、うなずくということでも、相手に了解の意思を伝えようという積極的姿勢があるからこそ、うなずくんだと思う。

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2005年11月22日
13:33 タケセン (武田康弘)

まったくもってその通り!ですね。
「うなずく」だけでどれだけ自他を救うことか、皆がよく認識することが大事です。
おりこうさんの受動性を元から破壊しなければ、人生は開けません。これは原理ですが、みな臆病になって縮こまっていますね。バカが偉い!失敗が偉い!のです。積極性には必ず「間違え」が伴います。現代の日本には受動性の哲学しかありませんので、いま作成中です(笑)「民知・恋知」論文みなさん、ぜひお読み下さい。
タケセンは、平気でバカが言え、恥を恥とも思わない、断固とした自分性をつくるために努力してきました。
かっこいい人間にならないように努力しましょう!それが一番かっこいい?

武田康弘




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