思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

中学校「歴史」「公民」の教科書でしっかり勉強しようーーとくに政治家や官僚のみなさん。

2014-09-29 | 教育

 おかしな理屈や行為が蔓延し、めちゃくちゃな言説が飛び交う今の日本社会

 安倍首相をはじめ、今の政治家やそれを支える官僚たちも、言動がわけわからん状態に陥っています。

 以下いま使われている中学校の教科書を載せますので、もう一度、基本をしっかり勉強=確認されるのがよいと思います。

「歴史」と「公民」の教科書ですが、昔から最も多く使われている東京書籍版です。

 

 まず、「公民」の教科書(36~37ページ)です。一部を抜粋してみます。

「憲法は、政府の権力を制限して国民の人権を保障するという立憲主義の思想にもとづいて、政治権力の乱用を防いで、国民の自由や権利を守ります。」
「人権の保障こそが目的で、国の政治のしくみはその手段です。」
「憲法は最高法規であって、憲法に反する法律や命令は効力を持ちません。」

「日本国憲法は、戦前の天皇主権を否定し、国民主権を原理として採用し、人権の保障をいちじるしく強化しています。」
「戦前の軍国主義の反省にもとづいて、戦争を放棄(憲法第9条)して平和を強く希求しています。」

(クリックで拡大します)



 次に 「歴史」の教科書(228~229ページ)です。

「民主化の中心は、憲法の改正でした。GHQの指示を受けて日本政府がはじめに作成した改正案は、大日本帝国憲法を手直ししたものにすぎませんでした。そこで、徹底した民主化をめざすGHQは、日本の民間団体の案も参考にしながら、自ら草案をまとめました。日本政府は、GHQの草案を受け入れ、それをもとに改正案を作成しました。」

(クリックで拡大します)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする