思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

この世は「公共悪」がのさばるものですが、強がる国家主義者を支持する民衆では悲しいです。

2015-05-04 | 恋知(哲学)

この世は、「公共悪」がのさばるもの、ですね。 財力と強権を求める人々の本音が「公共悪」を生むのでしょう。

安倍という男は、エゴイストの国家主義者ですが、一般民衆は、こういう強情な危険人物に惹かれます。
【自己という座標軸が曖昧な人】=おひとよしや出世主義者や小心者や目先の損得勘定で生きる人や内的世界が希薄な人は、強がる国家主義者に引き摺られます。
そして、いつも戦争です。戦争は低所得者の命と引き換えに、経済を豊かにし、大所得者や大企業の利益を生みますので、歓迎されます。

一人ひとりが、【善美に憧れる自己=内的世界という中心】をもち生きるようにならないと、いつまでも悲惨の繰り返し。
大なるもの・外なる価値や基準に従うのでなく、フィロソフィ=恋知=私の生を目がけることは、何より大切・必要だというのが、わたしの思想。21世紀の人類の最大の課題ではないでしょうか。
一番小さく頼りなく見えるたった一人のこの「私」の魂こそ、全世界を支える普遍的な点であることが了解できないと、まだ何事も始まらないはずです。

「恋知」第一章

「恋知」第二章


武田康弘

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