昨年8月に、このblog「思索の日記」で
泥 憲和さんの「従軍慰安婦」の論文を英訳してもらえる方いませんか? と呼びかけたところ、
泥 憲和さんの「従軍慰安婦」の論文を英訳してもらえる方いませんか? と呼びかけたところ、
米国在住の三枝恭子さん(アメリカの大学で言語学を教授)が名乗りをあげてくれました。昨年12月に日本に一時帰国された時にお会いし、英訳論文は、今年2月に「白樺教育館」ホームページに載せましたが(アップは古林治さん)、三枝さんから以下のメールが送られてきましたので、コピーします。
武田康弘
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もうお読みかとは思いますが、これが朝日のネット版に載りました。英語と日本語で同時に発表になったということです。私が個人的に知っている名前も、署名者の中に見えます。
泥さんの論文も こういう大きな動きの中で、信頼の置ける貴重な学術論文の一つとして役に立っていると思います。
三枝恭子
日本の歴史家を支持する声明(全文)
2015年5月7日21時22分
全文は、上のUrlから。
以下に結語のみコピーします。
以下に結語のみコピーします。
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「 今年は、日本政府が言葉と行動において、過去の植民地支配と戦時における侵略の問題に立ち向かい、その指導力を見せる絶好の機会です。4月のアメリカ議会演説において、安倍首相は、人権という普遍的価値、人間の安全保障の重要性、そして他国に与えた苦しみを直視する必要性について話しました。私たちはこうした気持ちを賞賛し、その一つ一つに基づいて大胆に行動することを首相に期待してやみません。
過去の過ちを認めるプロセスは民主主義社会を強化し、国と国のあいだの協力関係を養います。「慰安婦」問題の中核には女性の権利と尊厳があり、その解決は日本、東アジア、そして世界における男女同権に向けた歴史的な一歩となることでしょう。
「 今年は、日本政府が言葉と行動において、過去の植民地支配と戦時における侵略の問題に立ち向かい、その指導力を見せる絶好の機会です。4月のアメリカ議会演説において、安倍首相は、人権という普遍的価値、人間の安全保障の重要性、そして他国に与えた苦しみを直視する必要性について話しました。私たちはこうした気持ちを賞賛し、その一つ一つに基づいて大胆に行動することを首相に期待してやみません。
過去の過ちを認めるプロセスは民主主義社会を強化し、国と国のあいだの協力関係を養います。「慰安婦」問題の中核には女性の権利と尊厳があり、その解決は日本、東アジア、そして世界における男女同権に向けた歴史的な一歩となることでしょう。
私たちの教室では、日本、韓国、中国他の国からの学生が、この難しい問題について、互いに敬意を払いながら誠実に話し合っています。彼らの世代は、私たちが残す過去の記録と歩むほかないよう運命づけられています。性暴力と人身売買のない世界を彼らが築き上げるために、そしてアジアにおける平和と友好を進めるために、過去の過ちについて可能な限り全体的で、でき得る限り偏見なき清算を、この時代の成果として共に残そうではありませんか。」