★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

鹿の井出水・水神さんを訪ねる(香川の神社6)

2017-08-27 16:46:43 | 神社仏閣


ココホレシカシカの伝説の出水の神様です。記念碑によると、はじめその鹿すなわちが神であった如く「鹿の泉」といわれていたらしいのですが、結局「鹿の井出水」に。思うに「鹿の泉」のままの方がかわいい気がしないでもない。そうはいっても、昔の人は、神聖な場所から神聖さを少し去勢するところまでバランスはとっているものだ。いまでいうなら、フィギュアやゆるキャラのオーラを信じられずにネトウヨになったりする人たちがいる――そんなことを知っていたに違いない。


これが鹿の井出水



ちょっと横に見えている記念碑には、「皇紀二六七五年」に、水の神様である丹生川上神社から分霊してもらったことが記されておりました。つい最近のことです。皇紀を使っているところが鹿もびっくりであるが、それはともかく水が出て本当によかった。近くの子どもが出水で遊んでいた。


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