Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

年賀状

2010年12月26日 12時44分09秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨夜遅く年賀状を投函。戦前は正月に賀状をごく近しい人に宛てて書いたとの文章を読んだことがある。年末までに賀状をそれも大量に投函するするというのはどうも戦後のことらしい。
 本当は私も正月になってから書いて投函するのが当然だと思うのだが、正月の3が日にあわただしく賀状をしたためるのもできれば避けたい。正月が一週間くらい休めるならばそうしたいのだが。
 プリンターの調子がよくなくて、印刷終了が夜遅くなったもののやはり手書きよりも大量に早くできる。宛名書きは専用ソフトを使い、絵と正月の挨拶は出来合いを利用し、共通の挨拶10行ほどの文章を貼り付けた上で、出来上がる。その上で賀状に1~2行は自筆で添え書きする。
 その添え書きの出来上がりを見て、毎年毎年明らかに字が下手になったと感じる。もともと字は下手であったが、最近は自分でも読みにくくなったと思う。明らかにパソコン依存の結果だ。
 日常生活でも、仕事でも、趣味でも、賀状以外の手紙もパソコンに頼っている。キーボードの方が手書きより早くなってしまったので、思考もキーボードを打つ速度に順応していると思う。手書きでは書きながら考えるということもなくなった。キーボードを打ちながら指を回路にして思考しているともいえる。
 漢字もおぼつかなくなった。俳句すらパソコンだよりである。パソコンがない場所で俳句の下書きをしているときも簡単な字が書けずにあわてることがしょっちゅうある。
 いまさら手書きだけの世界に戻るわけにも行かず、自分でうろたえている。