本日の午前中は神奈川大学の市民向けの対面講座「欧州美術紀行」(講師:中村宏美氏)の第1回目「アントワープ」。ヤン・ファン・エイク、ヤン・マサイス、ピーテル・ブリューゲル、アルブレヒト・デューラー、ペーテル・パウル・ルーベンス、アンソニー・ヴァン・ダイク、ジャック・ヨルダーンス、そして近代のフィンセント・ファン・ゴッホが取り上げられた。
マサイスというルネサンス期の画家は初めて目にする画家である。紹介されたのは《フローラ》(1559)は構図も色彩もなかなか気に入った。
また、ゴッホは《ジャガイモを食べる人々》(1855)を描いたのち、アントワープに向かう。《アントワープの港》(1885)、《アントワープの町並み》(1885)とともに初めて目にしたが、特に後者に惹かれた。しかしアントワープには美術学校での挫折で3か月ほどしかおらず、パリのテオの家に転がり込む。
わずかな滞在であるが、パリ時代を予見するような作品に見えた。
午後は、みなとみらいの神奈川大学のキャンパスから新横浜に移動。写真編集ソフトを家電量販店で購入。喫茶店でひと休みしてから横浜駅にもどり、書店を一回りしてから帰宅。
これより購入したソフトを新しいノートパソコンと、デスクトップパソコンにインストールする作業。
喫茶店では「日本霊異記の世界」(三浦祐之)の第8講「行基の奇行」を読み終わり、第9講「語られる女たち」を少々。