市民病院の診察終了。いつもは11時位の診療時間だったが今回は早めの指定。診察前の採血が60人待ちでびっくり。採血コーナーの広い待合スペースもほぼ満席で密状態。かなり離れた診察待合スペースで待機。
しかし30分ほど待った程度で採血終了。
採血の受付は新病院になってからバーコードの読取り方式になった。手の震える高齢者や来院頻度の少ない方などにはなかなか困難で、ほぼ毎回手伝うことになる。受付の人からは背面になるので手助けが必要か見えていない。これは改善の余地がある。
会計も自動精算機になった。こちらは常時2人ほどの案内が立っており機械の苦手な高齢者もなんとかこなしているが、果たしてこの方式が「親切」なのか、疑問はある。
効率の点では、無駄は少なくなったかもしれないが、どこかしっくりこないこともある。親族が通ったある私立の大きな病院では、自動精算機で支払いが完了するとスピーカーから「お大事に」という声が流れてきた。妻と顔を合わせて「機械に言われたくはないね」と会話をした。それは人間に言われてありがたみの出てくる言葉である。もうこの病院には来たくない、と思った一瞬であった。
時代の流れ、と思うしかない。
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