昨晩22時過ぎから、録画してあった15日(日)の日曜美術館を見てから就寝。番組の紹介には以下のように記されている。
「真を写す眼 渡辺崋山」
国宝『鷹見泉石像』など陰影表現を駆使したリアルな肖像画で名高い渡辺崋山。自決に終わった悲劇の人生を折り込みながら真を写したスケッチや肖像画の名作を紹介する。
江戸時代後期、武士であり、画家として活躍した渡辺崋山。国宝『鷹見泉石像』に代表されるような、陰影表現を駆使したリアルな肖像画で名高い。崋山は、子供の頃から晩年まで、絶えず手帖を身につけあらゆるものを写し取った。それらのスケッチには、今日重要文化財に指定されている名品も多い。番組では、自決に終わった渡辺崋山の悲劇の人生を折り込みながら、真を写したスケッチや肖像画、崋山の名作を紹介する。
【出演】静嘉堂文庫美術館館長…河野元昭,美術評論家、文星芸術大学理事長…上野憲示,東北大学大学院准教授…杉本欣久,田原市博物館館長…増山禎之,【司会】小野正嗣,柴田祐規子
渡辺崋山という人については高校のときの日本史の授業で名前を聞いた程度。画家というよりも水野忠邦による蛮社の獄で処分され切腹した武士としてのみ記憶していた。
北斎漫画を思い起こさせるような画帳や風景画にひかれた。