ひとが
適当にしゃべりながら 食べている
食べるのに飽きたら
またしゃべりだす
しゃべることがなくなって
ひとが眠る
それぞれの頭の中で 妄想が飛び交う
それぞれの妖しい妄想を お互いに知らない
ひとには
声に出せない言葉がある
文字にできない言葉がある
絵にしか描けない言葉もある
多種多様の
神のごとくに崇高なものから
道端に転がっている
夢のようにくだらぬものまで
それらが全部聞こえたら
どれほどうるさいことだろうか
1989.9.24 あさまの中で
適当にしゃべりながら 食べている
食べるのに飽きたら
またしゃべりだす
しゃべることがなくなって
ひとが眠る
それぞれの頭の中で 妄想が飛び交う
それぞれの妖しい妄想を お互いに知らない
ひとには
声に出せない言葉がある
文字にできない言葉がある
絵にしか描けない言葉もある
多種多様の
神のごとくに崇高なものから
道端に転がっている
夢のようにくだらぬものまで
それらが全部聞こえたら
どれほどうるさいことだろうか
1989.9.24 あさまの中で