メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

更新か転居か

2009-02-10 12:03:07 | 日記
第2週目の月曜は社員といっしょに朝礼に出なきゃならないので、いつもより30分も早く出社
なんとか前年度と同じ売り上げが確保出来たとのことで、話が長い、長い(腰が痛すぎ・・・
その後もずぅっと吐き気と闘って、ランチもサラダをやっと食べたんだけど、
屋上で冷たい風に当たってなんとかしのぎつつ、仕事にならないから4時で早退、
翌日も有給扱いにしてもらった

吐き気が紛れるかと思って、帰り道に、昨日切れたロフトの電球を買いにビック寄ったり、
チョコとカードもついでに購入
夕飯もサラダのみで(胃潰瘍経験ありの派遣仲間がキャベツがいいって教えてくれたので)
20時には就寝。今朝はなんとかひどい吐き気はないけど、またちょっとフラつくかも。

気になってた国保の未納分の確認と、都民税の確認、それから管理会社にも電話した。
次の更新が4~6月まで(入居日が8月20日だから、退室するなら2ヶ月前の6月20日までに連絡すれば違約金なし)。
退室時にかかる費用を聞いたら、リフォーム代(クリーニング代)が28000円程度、その他に
まず1ヶ月分の部屋代を納めて、引越し翌日に係の者が見て請求の電話が入る→残金を戻すって仕組みらしい。
傷んでるベランダの人工芝とかは経年によるものだから含まれないとのこと。
あとはカーペットのシミが問題か・・・???
とにかく、この管理会社と縁を切りたいのと、高い家賃をちょっと抑えたい(また上げられたらかなわない!)。
場所も部屋も気に入ってるんだけど、ちょっと転居の方向で考えてみよう。

前回の引っ越し料金は5万5千円。これでもけっこう安いほうじゃないのかな?
ま、一番安いのはトラックだけレンタルして、自分らで運ぶ方法だけど、人手がないし/苦笑
ネットで出来る「クロネコ単身引越見積もり」では66,150円だった。
荷造りがめんどぅだから、本当は全部おまかせで安い引越し屋さんがあればいいんだけど

今年の夏は祭り騒ぎか・・・


YUKIが妊娠を発表
ヨーキンさんもおめでとううううう!!!


『日本名建築写真集14 伊勢神宮・出雲大社』撮影/渡辺義雄 解説/稲垣栄三 エッセイ/梅原猛
建築の観点からの切り口が面白い。なんと5000円もする大型本!
俯瞰からの壮大な写真や、一般参拝者は入れない正殿の近景などもあり。
出雲大社(島根県)も古びた趣が素晴らしいなあ!
もともとは山や川を自然信仰していた日本に仏教が伝来して大きな寺に対抗して社を建てたのが神社だとか。
でも建物そのものは象徴的なもので、重要なのはその周りの森林を含めた空間。
戦国時代には式年遷宮どころじゃなく、百年以上間があいた時もあったらしい(信長・秀吉の時にやった
神宮を伊勢に定め、その他の地方の神様を出雲大社に流して祟りを鎮め、
藤原家の祖神を皇居に近い場所に設置した(春日神社)、藤原不比等の宗教戦略だったって説がすごい。
持統天皇が律令国家の主神と定め、自らも神格化することで国の統一を図る思惑も大きく影響してたってことだ。


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フィギュア4大陸選手権

2009-02-10 11:12:46 | フィギュアスケート
フィギュアスケート4大陸選手権
1年後のオリンピック会場でもあるカナダのリンクで、いいイメージを持って終えたいと願う選手たち。
リンクが幅4メートル狭い(オリンピックまでには修正予定)とのことで、それほど影響はないにせよ、
なんだか滑りづらそうな印象は受けた。

なんといっても今大会の主役は地元カナダ勢。一人ひとり個性的な選手が多いなあ!
アリッサ・シズニーは♪ララのテーマ を選曲。モデルもこなすという美しさで、Y字スピンが鳥肌ものだった。
ほかにも、情熱のタンゴを舞った強面美人のアメリ・ラコステ、筋肉ムキムキな女王ロシェット、
男らしいラテン系なシンシア・ファヌーフのフリーは、ハリウッド映画の中の勘違いアジアみたいな振り付けw

アメリカ勢も層が厚い。
まだ大人になる苦しみを知らないかのようなキャロライン・ジャン(15歳)は、安定した技術、
パールスピンからのビールマンスピンが素晴らしい(チャン・ツィイーに似てない?

そして日本勢。
真央ちゃんは不調でショートはなんと6位から、フリーの最終グループ第1滑走。
今までもショートが苦手でフリーで挽回してきた経緯を流して、追い込まれた時の強さを強調してたけど、結果は3位。
前回トリプルアクセル2回跳んだあの興奮はなかったけど、本調子でなくてもキチンと本番で調整して見せることが出来るのは実力のレベルが他と段違いだからこそか。

一方、キム・ヨナは、韓国のスケート文化まで背負ってる。ショートは完璧な演技、
フリーは1回転倒はあったものの、しなやかな女性美を体現してみせた余裕さえ感じさせる演技だった。
「真央さえいなければと思うこともあるけど、彼女がいたから今のわたしがいる」と正直なコメント。
ライバル同士であるが故に互いが高められる素晴らしい関係

ここに中野由加里がいないのがつくづく残念。


男子は、パトリック・チャン(カナダ)がタンゴに乗って大胆なダンス、終わる前から観客のスタンディングオベーションがあって、得点はなんと88.90!!!
漆黒にクロスを刺繍したエヴァン・ライサチェクも濃いなあ!ボレロを選曲。
日本勢。期待のかかった小塚は4回転こそ失敗したが、その後は持ち直して堂々の3位入賞。
曲が♪Take Five で、スケートにもジャズが合うなあ
織田のフリーは真央ちゃんと同じ曲(これって偶然?)、同じく4回転は失敗して4位。


次は、4月の世界選手権。ここでオリンピック出場枠が決定するのかな?楽しみ♪
世界選手権日程
2009年4月16日(木)~19日(日)
男子シングル・女子シングル・ペア・アイスダンス


追。国分太一くんがすっかりフィギュアの解説者?になってしまってるのが面白いw

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『硫黄島からの手紙』

2009-02-10 10:41:33 | 映画
『硫黄島からの手紙』(2006)アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童 ほか

渡辺謙出演作シリーズ。以前から気になってたものの重いテーマに借りるのを渋ってたが、
少し風変わりなやり方だが、国と兵士を一番に考え、戦略を練った栗林中将役の渡辺謙の重厚な演技はやはり作品全体の要だった。
兵士が思い出す故郷での家族との生活はカラーだが、ほとんど戦場でのシーンは砂のような色で抑えている。
国内、海外に関わらず、島にはいろんな深い歴史、深い影があるんだな。
でも、こうして映画で観るまでは硫黄島のこともまったく知らなかった/汗
以前観た、孤島で戦いぬいた女学生たちの『ひめゆりの塔』を思い出した。

story(goo参照)
補足:「海岸から来る米兵をまず食い止めるべき」という部下に、「そこで大勢を失うより、
洞窟を掘って1日でも長引かせ、本土を守るべき」という作戦を押し進める栗林中将に反発する者も出、足並みが揃わない。
ついに米兵上陸、次々と砦は全滅、でも無意味な自決を禁じ、本部に合流するようにとの栗林の命令はなかなか末端まで届かない。
元憲兵の清水は投降することを決意。いったんは捕虜として扱われるが混乱の中で殺されてしまう。。。

パン屋を営んでいた西郷昇陸軍一等兵役の二宮和也は、残してきた妻と産まれたばかりの娘を想い、
生きて帰る信念で部隊のさまざまな最期の姿を見届けるという形で観客に戦争の悲惨さを伝える役割。
彼の斜に構えた性格故に、冷静かつ俯瞰気味に戦争のばかばかしさ、様々な偽りが見えてくる。
「アメリカ人は愚かな鬼」というイメージを植えつけられた日本兵の前に傷ついた米兵の母からの手紙が読まれ、
敵もまた家族と故郷がある普通の人間だと知って驚く。

今作は、栗林中将が書いて、西郷一等兵が埋め、後に調査隊によって見つけられた絵手紙が元になっている。
当時の生々しい戦いの様子と、兵士の家族を想う素直な心境が伝わる。
そういえば、以前、靖国神社(遊就館だったか?)で兵士からの手紙の展覧会を見に行ったことがある。
父から息子へ宛てた戦場からの素朴な文面の手紙にはじぃーんとしたっけ。

ウィキには「硫黄島は、現在米軍施設及び海上自衛隊の基地があり、島自体が軍事基地施設であるため、
東京都の許可がないと上陸することはできない。」と書いてあったのが残念。


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