メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル2010 その1

2010-10-09 23:55:55 | アート&イベント
BANFF Mountain Film Festival in Japan 2010ゲートシティ大崎 ゲートシティホール (B1)

連休初日の土曜日は、osaさん激ススメの映画祭にサケ友を誘って行ってきたv
会場も初めての場所なのでウロウロしてしまったけど、
映画館の半分サイズなスクリーンのあるゲートシティホールはほどよい広さで、
前半分がパイプ椅子、後ろはせり上がったシートだったから、後部の真ん中を陣取ったv
アウトドア大好きっぽい老若男女が集まって、熱気ムンムン。実際、空調止めてるのか?てくらい暑かった!

サケ友には申し訳なかったけど、仕事の疲れが全然とれなくて、首の張りも最高潮だったため
頭痛薬を飲んだけど、胸苦しさやら、吐き気やらで体調はサイアク
いったん外に出ようかどうしようか、映画を観ながらずっと闘ってた感じ。
マウンテンとはゆっても、あらゆる自然を舞台とした、いずれも極限に挑戦している
ハラハラドキドキの映像ばかりの連続で、手に汗握りっぱなし!!!
全身の筋肉を硬直させて観ていたから、さらにどっと疲れてしまった。


プログラムB(13:30開場・14:00上映)
 ・Project Megawoosh
滑り台大好きな男性が長ーーーいスロープを作って、弾丸のように空を飛んで、小さなゴムプールに着地する短編w

 ・Kranked - Revolve
イタズラっ子みたいな4人の男性がマウンテンバイクで森の中を縦横無尽に跳びまくる!
跳んでる技術もスゴイけど、あんなに長いコースを造ったのもスゴイと思うw

 ・Solo
オーストラリアからニュージーランドまで初めて単独カヤックで渡る挑戦をした冒険家の話。
途切れ途切れのレスキュー要請の無線から始まって、奥さん、まだ幼い息子、関わったスタッフの緊迫したインタビューが続く。
家族と別れて出発する時、号泣していたけど、そこまでして限界に挑戦したい気持ちが正直分からない。
大変難関と言われる嵐の多い海域を抜けて、あと一歩というところで遭難。残ったのはカヤックのみ。
苦労したけど助かったっていう結末を予想していたから、こんなに重い結末に悲しみより、理不尽な感覚が残った。

 ・Azazel
4人の登山家が切り立った壁のような高い山をロープをたくさんつけて登ってゆき、
1人は頂上を目前にしてスカイダイビング!残された3人は頂上で展望を楽しもうと思ったのに霧で何も見えないw
「旅行会社では忘れられない見晴らし!てゆってたのに。4000ユーロも払ったんだぜ」って笑うw

 ・Signatures
北海道ニセコのパウダースノーを滑るスキーとスノボー。ものすごい傾斜をあり得ないスピードで滑る!!!
滑るというより「落ちてる」んじゃない?!汗×5000
「パウダースノーの感触はまるで子宮に入ってるみたいで病みつきになる」んだって。
スキーヤーが見えなくなるくらい雪が舞い上がって、周りが見えない状態でビル3階みたいな高さのジャンプをしてる/汗汗汗
ところどころに挟まれた自然の美しさに感動。ハッキリ分かれた四季が日本人の感性を作っているって話に納得。


途中10分のトイレ休憩があるけど、約3時間ほどずっと座りっぱはけっこうハード!
ゲートシティ大崎は下から上までほぼレストランみたいなもので、中央は広い吹き抜けになっててとっても開放的v
しかも、完全リサイクルのエコに相当力を入れてて、バンフの宣伝用フラグもバッグとして再生し、
アンケートに答えると100名に当たるというから申し込んでみた♪赤いバッグが可愛い!



BAQET
いろいろ美味しそうなお店がある中で、焼きたてパン食べ放題に惹かれて入ってみたv
イタリアンサラダとパンにして、シュガーバター、チーズスティック、レーズンなどなどけっこう頑張って食べたv
B1には他にも自然派化粧品とか輸入菓子などが売ってる専門店もあった。


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バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル2010 その2

2010-10-09 23:55:54 | アート&イベント
▼プログラムA(17:30開場・18:00上映)
 ・Deep/Shinsetsu
日本人製作だったけど、3分間であっけなさすぎてCMかと思った。

 ・Africa Revolutions Tour
ただ大好きな自然を楽しむだけじゃなく、太陽光発電の装置を設置しながら現地の人々と交流する男女。

 ・First Ascent: Alone on the Wall
ロープもパラシュートも何も身につけず、ただ自分のカラダひとつで絶壁を登ってゆくフリーソロ
天才的なクライマー、アレックスは子どもの頃からすでに登ることが大好きで、
今ではキャンピングカーに乗って世界中の絶壁を制覇している。
母親ももう心配するのは止めて、覚悟して、息子を信頼しているとのこと。

観てるだけでもクラクラするような巨大な岩の絶壁をすいすい登っていって、
「両手を休ませなきゃ」なんて笑って手を離してるし・・・
でも、さすがに中盤まできたら急に恐怖心が襲ってきて、パニックになりそうになるが数分後回復して一気に頂上へ。
思うに、冒険家って脳内の恐怖を司る神経がおかしいんじゃないかな???

 ・Ten - A Cameraman's Tale
誰も行かないような高い山のてっぺんから落ちるように滑ってゆく「フリーライド」を撮影するカメラマンのドキュメンタリー。
ヘリで絶好のポイントを探し、頂上まで登っていくだけでもクタクタなのに、そこから絶壁みたいな斜面を下りてゆく。
最も恐ろしいのは巨大な雪崩。実際、何度か遭遇した時の映像がこれまたコワイ!!!
何人も命を落としていて、ある男性は崖からのジャンプに失敗して全身を複雑骨折し、
両脚がマヒしたのにも関わらず、椅子スキーヤーとして復活!
また前人未到な記録を作った。・・・もう誰も止められないんだね。

 ・Finding Farley
緊張と恐怖の連続で観てるほうも限界。「動物映像で癒されたい・・・」と真剣に思い始めてたら、
ラストはいくらかまったりした物語りでよかった
自然を描いた作家ファーレイの大ファンである夫婦が息子ゼブと愛犬ウィローを連れて、
著作に出てくる土地を訪ねながら作家に会いに行く話。
作家自身が「あの旅をやるなんて止めたほうがいい」て止めたのもうなづけるほど過酷な旅で、
カヤックで急流を下ったり(乗らない時は担いでひたすら歩く!)、
物凄いハエや蚊の大群の中でゼブ君も全身刺されて痛々しすぎ!!!
セイリングではお父さんが思い切り船酔いしてたし
ようやく着いて喜びのご対面!その後も友情が続いてるというラストにほのぼのした。

主催者の男性が始め、途中、終わりの挨拶をして、長い映画祭は21時頃に終わった。
会場内は飲食禁止だったから、後半は空腹との闘いで、22時頃まで営業してるお店を探して遅めのゴハン。


大戸屋ごはん処
温かいうどんはシンプルで美味しかった。


帰りの電車内も雨と、けっこう混んでたから人息のせいで蒸し暑くて、またパニック症状が出て困った
1駅ごとに降りたり、出入り口に立ってみたり、自分をだましだまし、最寄駅まで着くのに必死です。。。
家に着いたら着いたで、また窓枠から大量の雨漏りがしていて、シーツから毛布からびしょ濡れ!
寒気と闘いながらなんとか眠ったけど、今風邪なんてひいてられないし、ほんっとカンベンしてください↓↓↓
網戸も外れてしまってるし、大家さんに言わなきゃいけないけど、部屋に入られるのがイヤなんだよね。。


とにかく、いろいろあった長い1日お疲れでした~!!!
その他の写真はいつものとおり「フォト一覧」でご覧ください♪

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