メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

過去のライヴレポまとめ4

2014-03-02 10:50:38 | 音楽&ライブ
過去のライヴレポをまとめてアップしていく予定なり。

過去のライヴレポまとめ1はこちら。
過去のライヴレポまとめ2はこちら。
過去のライヴレポまとめ3はこちら。

今回は、以下の9本。

2005-12-26 23:55:55
LIVE REPORT:エゴラッピン@ライブビート 2004.8.26

2005-12-27 23:55:55
「月の光の中のフランキーとジョニー」@THEATRE1010

2005-12-28 23:55:55
LIVE REPORT:LEVI'S LIVES 04@ラフォーレミュージアム六本木 2004.9.17

2005-12-29 23:55:55
LIVE REPORT:TOKYO SKA CRAZE 2004@野音 2004.9.19

2005-12-30 23:55:55
LIVE REPORT:CDで~た PRESENTS MUSIC EVOLUTION 01@恵比寿リキッドルーム 2004.9.25

2005-12-31 23:55:55
LIVE REPORT:Blue Beat Bop! 2004@渋谷O-EAST 2004.10.3

2005-11-01 23:55:55
LIVE REPORT:スカパラ@国立代々木競技場第一体育館 2004.10.22

2005-11-02 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z@早稲田学祭 2004.11.6

2005-11-03 23:55:55
LIVE REPORT:YO-KING「ライフワークツアーvol.7」@恵比寿リキッドルーム 2004.12.1

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notes and movies(2004.8~ part1)

2014-03-02 08:56:41 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回はマイケル・ムーア監督作品の切り抜きが貼ってある透明なルーズリーフからご紹介。
『トリック』祭りv

  

photo1:勢いで流行さんの2人芝居を観に行ったv
photo2:かなり豪華なスカイベント@野音
photo3:友だちと河口湖の温泉旅行

昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『華氏911』(2004)(劇場にて
監督・出演:マイケル・ムーア 出演:ジョージ・W・ブッシュ ほか
600人中400か500番台で、また前の端になるところを真ん中にパイプイスがあって、お尻が痛かったがいい場所だった。
軽部さんがゆってた通り、字幕が政治用語含めたくさん!
大塚さんいわく「記録映画なら反対意見も入れなきゃ」ってのもあるがいろいろ考えさせる作品。

ブッシュ氏を支持し続けるのはブリちゃんだけじゃない。
日本も加担し、私たちの税金が湯水のように使われる。戦争と復興で儲かる企業、軍人がたくさんいるという事実。
ラストにはニール・ヤングの♪keep on rock'n in the FREE WORLD~

「議員の息子を徴兵してイラクへ送ろう」という運動も苦笑もの。
いまだ“なぜアメリカとその属国が憎まれ、9.11ビルに飛行機が突っ込み、
今もなおイラクには兵がいて、テロが続いているのか?”という疑問は晴れないが、
戦争は起きてしまうもの、というより、起こす人がいるという印象を受けた。
観た後、F氏とお茶しながら観想を言い合った。


『恋のためらい』(1991)
監督:ゲーリー・マーシャル 出演:アル・パチーノ、ミッシェル・ファイファー ほか
流行さんの舞台の元ネタ。きっとこんな機会でもなきゃ観なかったと思うけど、観たら、舞台とシンクロしてgoodv
しかし流行さんは、今作のどこら辺に惚れ込んだのか?

「♪フランキーとジョニー って歌があるだろ? 2人は恋に落ちた。
 こんなこと逃したら、もういつ来るか分からないんだよ!」

NYって街の特徴がよく出てた。夢をつかむ者、夢を逃し彷徨う者。

「今のままでいいのか分からずに仕事は失いたくないから続けてるけど、
 疲れて、守ってくれる人が欲しいの」
「みんなそうさ」てセリフが身に染みる。

彼女は36歳。アル・パチーノみたく押し切られたら納得しちゃうかもだが、
ストーカーギリギリとも思えるし
これを2人芝居でやろうって思いつきもスゴイよなあ~。


『クイール』(2004)

監督:崔洋一 出演:小林薫、椎名桔平、櫻谷由貴花 ほか
いやー泣いた! 自分のハナかむ音でセリフが聞こえなくなるほど、最初から最後まで。
初DVDレンタル記念で特典に劇場&TVスポットCM5つくらい入ってて、音声ガイド付き。便利な時代になりました。
盲導犬の一生と、それを支える人々・・・今作で日本ももっと店とか公共施設に犬同伴可能になったりして理解が深まるとイイな。

NARGOじゃないけど、犬の寿命ってもっと長くならないものなのかねぇ・・・
盲導犬は、とくに気を張って仕事してるため、寿命が短めだと聞いた。
でも暗く1人の世界にいる盲人の心の支えとなり、光と自由を与えてくれる。犬も喜びとなる。
たとえ十数年でも、動物、パートナーが与えてくれたものは永遠に心に残るものだ。


『さよなら、クロ』(2003)
監督:松岡錠司 出演:妻夫木聡、伊藤歩、新井浩文、金井勇太、佐藤隆太 ほか
印象的には、いかにも長野県教育委員会推薦作品って感じの古臭さが漂ってるけど
一応、同郷としては、ラストの広大に広がる日本アルプス?の山並みといい、
舞台になってる松本の当時の感じを出してて素朴だし・・・いいんじゃない?w
クロ半分、学生の恋物語半分の話(こっちも実話が元?)。
『クイール』役のワンコとアカデミー主演犬賞狙える演技力の高さにホント目を見張る!
捨てられた犬が毎日大勢処分されているのも事実だけど、
ちゃんと家族、友、仲間として一緒に過ごし、大切な時間を過ごすクロみたいな犬は幸せ。


『TRICK 1』(2000)

監督:堤幸彦 ほか 出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子 ほか
『東京湾景』で仲間由紀恵の透明な魅力が好きになって、前から友だちも面白くて観てたって言ってた
このドラマシリーズを借りたら、やっぱハマル!

阿部寛との絶妙なやりとりといい、菅井きんさんのカルト集団はフツーにありそーだし、
鬼塚ちひろの歌う♪月光 をバックに額の中の男女2人が産まれて骨となるまでの様子など、
かなり変わったテイストのドライな笑いとミステリーが、よくある日本のトレンディドラマから外れててイイ。
先が気になる。

ビデオだとCMもないし、来週まで待たないでどんどん観れちゃうのが嬉しいけど、
夜眠れなくなっちゃう、止まらなくてw


『TRICK 2』(2000)
物語の本筋は、父を殺し、自分も殺されると菅井さんが言った“本物の超能力者探し”になってて、
サイドストーリーは、私の好きな『X-FILES』系の雰囲気。
今回の奇術師も美輪さん風で、ど派手なのに昭和ちっくな哀愁が漂ってる感じなんかまるで怪人二重面相。
トリックを明かすと結構ちっちゃいところがとくにw
村人の確執が絡むところは金田一シリーズっぽい。


『TRICK 3』(2000)
出たよ!『エコエコアザラク』の彼女! すごい美人だけど、怖いんだよね。
今回は遠隔での殺人。でも双子ってトリックはすぐ思いつく
しかも上田と山田のほのかな恋物語となると・・・ヤバイ、日本のありがちなトレンディドラマの法則で、
そのうち話に詰まると交通事故に遭うぞっ

母娘とも「エヘヘ!」てわざとらしい笑いがミソ?w
クールで可愛い仲間さんが「うそくせ~」とかキッツイつっこみを入れるシーンがけっこうウケる。


『TRICK 4』(2000)
今回は「リング」の元にもなった日本女性の話。
これで1クールはおしまい。深夜帯だけにやたら下ネタも多いが、その分自由さも感じられる。
これが2クール目でゴールデンに来たのかわからないけど、テンション落ちてなきゃいいが。


『フリーダ』(2002)

監督:ジュリー・テイモア 出演:サルマ・ハエック、アルフレッド・モリナ ほか
芸術の秋にふさわしい1本。女の一生をじっくり考えさせる美しい映像とストーリー。
色彩と音楽、愛情と苦悩、激動の時代に激しく生き抜いたフリーダ。
きっと神さまは、彼女の絵の才能、感情表現の豊かさを開花させるために、
敢えて人より多くの苦悩と痛み、体の自由を奪うことで内面を描き、考えさせたのだろう。
それを観た大勢の人々の心の内の淋しさ、悲しみ、色とりどりな喜びと悲しみを受け止め、癒すように。

DVD特典は監督(女性)と作曲家のコメント。何気なく進んでゆく1シーン毎に
制作者たちの並々ならぬ想いと工夫がこもっていることが分かる。

“女性の自立”も本作の大きなテーマだと思うが、意外にもフリーダは画家としての成功より、
妻、母、女としての自分にこだわっていたことが分かる。
数々の絵から飛び出したかのように動き出す手法が素晴らしい。


『永遠のマリア・カラス』(2003)

監督:フランコ・ゼフィレッリ 出演:ファニー・アルダン、ジェレミー・アイアンズ ほか
名前はなんとなく聞き覚えがあるが、初めてその人物像を知った。
オペラって観たことないけど、生で観たらスゴイんだろうなあ!
中世の娯楽から始まって(多分)、芸術の一つの完成形だものね。
演劇+音楽(声楽)を舞台でやる、今回出てきた主要演目「トスカ」「カルメン」「椿姫」etc...いつか観てみたい。
『フリーダ』のサルマと並び、ファニーはまさに適役&熱演!

'77にカラスは他界している。
ゲイの画家との出会いと別れ、共演者とマリアの恋の駆け引きなんかもチラッとある。
ラスト気になるのは、生前親しかった監督の架空の物語だという説明。
大女優の晩年は寂しいものがあるが、それなりに人生を楽しんだのかもしれない。


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notes and movies(2004.8~ part2)

2014-03-02 08:56:40 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『TRICK 2/1』(2002)

監督:堤幸彦 ほか 出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子 ほか
3話ぶっ通しで2時間、映画くらいの濃いミステリーに仕上がってて面白かった!
渡辺いっけいさんの、なんでも「お」や「ご」を付ける変な丁寧語「おハイ?」「おビックリ」とか笑うし、
矢部の千羽鶴ストラップに爆。細かい小道具にも注目。何気にベテラン俳優を使って豪華だし。
山里離れた雰囲気ある宿やロケもイイ味出てる。

言葉遣いのイイ仲居が、昔はワルだったと豹変するところも笑う。
ちなみにAは引越しのサカイ~の人? ものすごいシークレットスリッパ履いて、
矢部のズラに手をかけるが矢部キレる/爆
上田の著書「どんとこい超能力者」もウケる。


『TRICK 2/2』(2002)
今回は占い。ネットでやたら占いサイトを見た後だけに皮肉
しかし、前回の宗教同様、占いも熱中すると怪しい世界もあるからねぇ。
回を追う毎に上田が物理・科学の面で色々解いていくシーンも増えてきている(気がする)。
仲間さんのスカン!とヌケた演技も冴えるw


『TRICK 2/3』(2002)
今回は人面タクシー! 快楽殺人とサイトリーディング、だっけ?がポイントで、
ゲスト俳優は、出たっ佐野史郎さん!
脇をボールとかでギュッと押さえると脈が止まるってトリックはビックリ
ゾ~~~~ンにアクセスする時の佐野さんのブッ飛んだ顔が怖い。
Kのズラに嬉しくなった矢部が「同じにおいがするぅ~♪」とニコニコなのも笑う


『TRICK 2/4』(2002)
今回は、おつげか。少年も何も知らずに騙されてたっていうのが哀しい・・・。
ハニトー食べてたって、パセラ?爆
矢部が変なパーマをやめて、急に'70代ライダーみたいな髪型、もといズラになってる。


『TRICK 2/5』(2002)
2シーズン目のラストエピソードは、山の怪物伝説。
この後に劇場版が入って(さり気に宣伝してたしw)から3シーズンだと思われ。
ゲスト出演は今回も豪華。椎名桔平に、元アイドル歌手の・・・えーと
あ、あれ!カヲルさん!爆


『TRICK 劇場版』(2002)
監督:堤幸彦 出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、山下真司、芳本美代子、竹中直人、ベンガル ほか
まるごとゴロッとお見通し劇場版だっ! クルクルv
オープニングのいつここマンガは昔、呪術師が暴動を起こし、奇術師が空砲のトリックを打ち負かした話。

割れた卵の色はちなみに青。
よくまあ、こうクセのある俳優ばかり集めて豪華だが、やってるトリックと舞台の山は地味目w
とりあえずシーズン3が気になるので一応観てみよう。

予告の中に堤さんが作った怪しい映画(w)、クドカン主演の、タイトル忘れたが気になる。
今回も石鹸や、バイト君まで村人役で出てたv


『TRICK 3/1』(2003)

舞台は長野らしいってか山奥ロケ多くないか!?w テーマは言霊。
なんでも言ったことが実現する男を頼って集まった団体を何とかしてくれと役場の人(眉描いてる)が上田に頼む。
甘いもの好きの「ガッツ石松っちゅ~」もウヨウヨw

だんだん妙にキャラが固まってきてる。山田は強欲で、上田の命より金券をとってるしw
母も欲の深さでは負けてない。
しかし、一番ショックなのは矢部のパートナーが普通の二枚目系?俳優に代わっちゃったこと。
なんの断りもなしに・・・いいコンビだったのに、なんか矢部もやりづらそう?


『TRICK 3/2』(2003)
今回のテーマは瞬間移動。ロケはまた長野の山奥か!?
冒頭、またガッツ石松虫がチラッと登場w
話の中にほかの巻に出てくる小道具や俳優が何気に出てるのも注目v


『TRICK 3/3』(2003)
おや?2を飛ばして観てしまった! ま、いっか。にしても後味の悪い終わり方だ。
こないだNG祭り?やってたが、杉本彩のシーンやってたような・・・でも2003年て去年だし?
いつのまにか大家とジャーミー君はデキてて子ども2人(双子か!?)
父役の下川さんがイイ~芝居を見せてるから作品が本格人間ドラマのように見えてくる。


『TRICK 3/5』(2003)
(あれ?4ないな・・・
この2話が最終回/泣 DVDも出てて、ビデオにはカットされてるシーンもあるとか。
ついに2人がイイ感じになってのラストで、この続き観たい!
お題は再び貞子のモデルにもなった透視能力の女性。

この後2人はどーなったのか? 
仲間さんはドラマもひと段落でCMに出てる。
阿部ちゃんは相変わらず引っ張りだこで『アットホームダッド』の後も出演予定。
今作で彼のイメージがガラッと変わったw イイ役者さん。
今作のほか出演は、つぶやきシロー、でんでん、デビッド伊東 ほか。


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notes and movies(2004.8~ part3)

2014-03-02 08:56:39 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『座頭市』(2003)

監督:北野武 出演:ビートたけし、浅野忠信 ほか
カッチョイイ そしてスタイリッシュ 新しい時代劇。ハリウッドの侍ブームはここから始まった!?
緊迫した空気と、一見アンマッチなシーンの構成はたけし流。
タカさん、枝豆さん、槍を持って騒いでる人も軍団の人だよねw
子どもをあやすために変顔をしてみせてウケない岸部一徳さんや、
タカさんの「剣術を教えてやろう」ってショートコント(ベタだ)や、
まぶたに目を描く基本的な笑いも海外でウケたかな?
とにかく日本的要素満載だし、江戸時代ブーム?の中、様々な小物、風習、風俗も同じ日本人として興味深い。
田園風景でタップしてたり、太鼓や笛も使って、音楽も和モノだし、和洋折衷さが上手い。
こーなったらぜひ元ネタもチェックしたいv


『人間の証明』(1977)

監督:佐藤純彌 出演:岡田茉莉子、松田優作、ジョー山中 ほか

「かあさん、僕のあの麦わら帽子、どこに行ったんでしょうね」

という詩の一節が強烈に印象に残り、「観てから読むか、読んでから観るか」という宣伝文句も有名。
テーマ曲も大ヒット。今聴いてもジーンとする名曲だ
しかも、この豪華キャスト+数億円を投入して初NYロングロケで現地スタッフを使ったのは日本初らしい。

しかし一番は原作のたしかな魅力。
最近、竹内豊を主人公にドラマ化されて、そっちのほうが原作のイメージに近いらしいが、要チェック。
が、'77に撮影された、この時代独特の空気感は、この時しか醸し出せないもの。
戦後の混乱期の日本の荒んだダークな部分も、そう遠くない過去として伝えていかなければならないだろう。

「すでに1つの帽子を失い、それでも息子だけは守りたかったのに、失った帽子は二度と戻らないのです」

DVDには当時のパンフ、予告、スタッフ詳細データもあり。


『スウィングガールズ』(2004)(劇場にて

監督:矢口史靖 出演:上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、平岡祐太 ほか
知人が面白いって言ってたからシネクイントに観に行った。水曜なのに割引なし
でも結構笑えた。F氏は期待しすぎてイマイチ
本人らが吹いてるってスゴイし、JAZZイイ
パンクギターの元カレデュオ兄弟♪失恋してもLovin' youって爆!

♪Take the A train 、♪Sing Sing Sing 、♪In the mood etc...
彼女らはNYのストリートパフォーマンスまでしたとかv 向こうでも上映したんだよね。
東北の冬景色はどこか懐かしくて、元気ハツラツの今時コギャルがずーずー弁喋ってるってとこがユニーク。
劇場にいたパンダ、ゴンザレス・・・いやゴンゾウはキモ可愛かった


『砂の器』(1974)

監督:野村芳太郎 出演:加藤剛、島田陽子、緒形拳、笠智衆、佐分利信 ほか
なんとも旅情誘う作品。構想14年の執念が結実し、素晴らしい映像美と極上ミステリーの大ヒット作が生まれた。
特典は川又氏インタビュー「日本の四季が成功の秘密」、
芥川氏(故芥川龍之介三男/驚)の息子?ロッカーのひと言、
ロケ地を追ったドキュメンタリー川又氏曰く

「映画とは嘘の連続だ。よりリアルに撮るため、松本さんは納得してくれた」

午前3時から撮ったという逆光の少年が砂で器を作って風に壊されるシーンは珠玉の美しさ


『白い巨塔』(1966)
監督:山本薩夫 出演:田宮二郎、田村高廣、東野英治郎、小沢栄太郎、石山健二郎、滝沢修 ほか
なるほど単純な勧善懲悪の娯楽に終わらせないことで、観た人に問題意識を持ってもらおうという意図がある社会派ドラマ。
時間なくて3日に分けて観たけど、網の目の如く張り巡らされた病院内の派閥抗争は、
政治ほかあらゆる権力横行の場で、日々くだらん張り合い、騙し合いが繰り返されているのだろう。
はからずもリメイクされたドラマの元ネタシリーズとなったが、どれも秀逸で見応えあり。
原作の面白さと、俳優、スタッフも素晴らしい名作ばかり。もっとこんな昭和の名作が観たい!

「お父様が一度でも大学病院の権威体質を変えようとした? 逆に16年間その上にあぐらをかいてきたんだわ」

皆でGメン歩きで回診する様子も話題となった。
始終、内臓クチャクチャのリアルなシーン。あれはどう撮影したの?


『八甲田山』(1977)
監督:森谷司郎 出演:高倉健、北大路欣也、三國連太郎、加山雄三 ほか
ギリギリの日程で夜中から観始めて、2時すぎてた? 結局、特典インタビューは見れずじまい
冬観たらさらに寒くなるが、吹雪シーンは凄い! 途中のどかな春夏との対比の演出で、自然の猛威を感じた。

「この次会う時は八甲田山で」

「八甲田山でのことは、誰にも話すな」

無謀で、無意味な死だ。戦争の愚かさの一つとして描いたのだろう。


『モンスター』(2003)(劇場にて
監督:パティ・ジェンキンス 出演:シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチー ほか
重かったけど色々考えさせる1作。
とにかくシャーリーズ・セロンの犯人役への執念、化けっぷりの根性にビックリ!
クリスティーナ・リッチーもゲイで気弱な役を繊細に演じてる。
思わずジョンの♪Woman is the nigger of the world~が頭の中に流れた。

服役の数十年、彼女は何を考えたか。自分をただ憐れんだか? セルビーへの想いに終始したか?
それとも自分の半生を冷静に見つめなおし、しなくても済んだ殺人について良心の呵責に苛まれたか?

犯罪者は、心から反省する者は一人もいないと犯罪心理学者がTVで話していた。
少なくとも生きるために売春や命を削る思いをせずに済む塀の中は、むしろ、
外界の脅威から彼女を守ってくれはしなかっただろうか?

関連本かDVDかなにかも出たよね。どんな理由であれ、殺人の罪は許されないが、
「他に選ぶ術がなかった! ただ生きていくために!」と叫ぶ彼女のセリフが耳に残る。


『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004)

監督:ウォルター・サレス 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ ほか

「これは偉業の話ではなく、ある意志?をもった若者2人が一時並行した物語だ」

『天国の入口~』の主演男優が再び主役を張って、新鮮で精鋭な魅力を放っている。
チェゲバラの革命指導者としての活躍は全く知らないが、南米を旅するロードムーヴィとしては珠玉の美しさと人情物語。
ラテンミュージックがイイ感じに散りばめられている
女と酒と音楽を愛する陽気な人柄と、反面、虐げられた人々の苦しい生活の対比を
色鮮やかなカラーとモノクロの静止画で印象づけている。

「この旅で何かが大きく変わった。昔の自分ではない。その答えを見つけたい」

2人の道中の実際の写真も公開された。



【イベントメモ】
「月の光の中のフランキーとジョニー」@THEATRE1010(追加で別記)
温泉旅行@河口湖 2004.11.27-28


【ライヴレポ(追加で別記)】
エゴラッピン@ライブビート 2004.8.26
LEVI'S LIVES 04@ラフォーレミュージアム六本木 2004.9.17
TOKYO SKA CRAZE 2004@野音 2004.9.19
CDで~た PRESENTS MUSIC EVOLUTION 01@恵比寿リキッドルーム 2004.9.25
Blue Beat Bop! 2004@渋谷O-EAST 2004.10.3
スカパラ@国立代々木競技場第一体育館 2004.10.22
PE'Z@早稲田学祭 2004.11.6
YO-KING「ライフワークツアーvol.7」@恵比寿リキッドルーム 2004.12.1


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