メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ブラサキリリパワンマン@渋谷CLUB QUATTRO

2014-03-16 23:55:55 | 音楽&ライブ
Bloodest Saxophone 8th Album「Rhythm and Blues」東京レコ発@渋谷CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
◆ゲスト:伊東ミキオ/福島康之(バンバンバザール)
◆DJ:DJ COBRA

Bloodest Saxophone 8th Album「Rhythm and Blues」


ずっと前からかなり楽しみにしてたから、もう期待はふくらむばかり

今回はNHKのクルーが入ってて、後日ラジオ「ハンサムJAZZ LIVE」?でのOAがあるってゆってた、楽しみ~♪
(おっと、アーカイヴにはPE'Zもいるぞv

2部構成で、スナック宇宙同様、ユキさんコーナーもちゃんとあったし、盛りだくさんv
新譜の曲はもちろん、ほかにもいろいろやった(相変わらずインストのタイトルは覚えられない/深謝

♪Go Power!
♪Tondeluyo
♪Jumpin Jack
♪Twilight On MacDougal

ゲストの伊東ミキオさんは修造度120%
ロケンローな人で、立ったまま弾いたり、オルガンでしっとり絡んだり。
甲田さんが皮ジャン+鎖ジャラジャラつけてた、ブラサキ始めた頃に、
部屋に入ってきたミキオさんは、ラフな格好でスポーツ新聞を挟んでた出会い話も聞けた。
ミッキー「褒めていただいて、あとでビール驕ります」w

♪There Is Something On Your Mind feat.Yasuyuki Fukushima from Ban Ban Bazar
カッコよかったなあ 甲田さんのソロの時は、福島さんものすごい近かったし/爆
「Do Do Do Do...」ってリピートが粘っこくて笑ったw

「脂の乗り切ったバンドに立ちボーカルで入るって、ほんっとサイコー、ほんっとサイコー!

「レコーディングスタジオに着いたのは夜の11時くらいで、もう終わってて、
 部屋の中がなんか阿片窟状態になってて、でも、この曲にはちょうどよかったね」

バンバンバザールDXの紹介もしたりして、すっかりいつもの司会業のノリになってしまい、
「僕が出てくると、急にバラエティみたいな感じになっちゃって、スイマセンねえ」てw

♪When The Saints Go Marching In feat. Yasuyuki Fukushima from Ban Ban Bazar
ほんっとサイコー すっかりテンション爆発して、花火が噴き上がったような盛り上がりっぷりだった。お見事!


【Interlude】
ミキオさん、甲田さんのハートがたっぷりこもったジャズバラード

タケオさんが珍しくマイクで自己紹介して、
キミノリさんはドラムセットの間が狭いからどっかに頭ぶつけてた
ブラシ使ったり、手で叩いたり、2人だけでも濃い~演奏v

gt.修二さんとorg.ミキオさんが加わって、また難しそうなギターテクを惜しみなく披露してた。

そして、待ってました、tb.,vo.Cohさんの登場~!
「すごい盛り上がったところで、盛り下がりますけど、F.シナトラの盛り下がる曲で ♪East of the Sun
クアトロの隅々にまで広がる力強い歌声にウットリ・・・ここはNYのジャズクラブですか?

ロマンティックに染まった空気を一気に崩し去る、ズラを着用したユキサンが登場(以前見たことあるズラのような・・・?
こうゆうお遊びでもカンペキに演奏するバンドメンバーに感心。

♪とこと~ん一人の女~
なんでもいいけど、歌詞くらいはちゃんと覚えてこようよ/爆
ムリヤリなコール&レスポンスで「声が小さい!」の後になぜか「声が大きい!」って怒られたし/爆
最終的には祭りのお囃子みたいになっちゃってた。すげえーな!

いったんはけてから、メンバの一人としてフツーに入ってくるシーンもいいんだよね
NHKのOAで、ここだけゴッソリカットされてたらどうする?w


♪Twilight Time(F氏のお気に入りv
♪キャラバン(この曲のトロの爆音には、心底しびれる
♪SNK Shuffle(力の抜けた楽しいリズムも大好きv
♪Baron(タケオさんの低音ブンブンベースがスピーカーから響いてきますよv
♪Long Vacation(明るくって、リゾート気分な1曲
♪PORK CHOP CHIC(間違いないv


【ancore.】
メンバ紹介で、修二さんのコールでなぜかユキサンが出てきてから、あとはずぅっと修二さんて呼んでたw

物販には、早乙女さんとコラボしたアイフォンケース?や、
甲田さんが「永久名誉相談役」であり“NO RISK NO RETURN”洋服ブランド「melody-bambino」からも出品してたとのこと。

♪Ain't Nobody's Business
「歌えてラッパも吹ける渋谷のマスター」Cohさんで締め。こうゆうどっぷり系のブルース大好き


これで終わりと思ったら、甲田さんが「結成当時から大切にしてきたデュークの曲をもう1曲演りたくなった」て
♪Mood Indigo(このトロンボーンミュートも好きだなぁ~!

さらに、さらに、Big Jayの曲をかまして、ワンマンリリパはお開き。



ああ、素晴らしかった
これまで観たさまざまなライブの中でも5本指に入るくらい。
こんなバンド、今の日本で唯一無二なんじゃないかな?!




「Jazz喫茶 渋谷Swing」
Cohさんオーナーのジャズ喫茶が4月か5月に神山町あたりでオープン!
いまや貴重な蓄音機で聴けるそうな。ぜひ行きますともv
甲田さん曰く「生で聴く以外で、これは最高に贅沢な音の聴き方です」
メニューはコーヒーだけ? ノンカフェインのオーガニックとかなら嬉しいんだけど

バンドとしても今年はいろいろ楽しい企画を考えてるとのこと。なんだろなぁ~???

福島さんが隣りにいて写メ撮らせてもらったv
ラストに共演あるかと期待してたけどなかったのが残念。
バンバンバザールDXも見に行きたいのに、また横浜・・・


追。

THE MANのイベントライヴとニアミス
「渋谷ファッションウィーク」
日時:2014年3月16日(日) 16時~16時30分
場所:渋谷ハチ公前広場特設ステージ

【渋谷ファッションウィーク公式サイト】
3月10日(月)~23日(日)まで渋谷駅周辺地域を会場に初開催されている、
渋谷の大型商業施設12店舗の共同キャンペーン「渋谷ファッションウィーク」の一環として開催されるイベントとなっている。

つぶやきは見たけど、フリーのストリートだと思って、時間も分かんないからいっかって
渋谷についたら、ちょうど片してる感じで、看板に16時からって書いてあって、
待ち合わせが17時だったから、ちょうど見逃しました・・・残念。



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『行きずりの街』(2010)

2014-03-16 09:47:01 | 映画
『行きずりの街』(2010)
原作:志水辰夫 監督:阪本順治
出演:仲村トオル、小西真奈美、南沢奈央、ARATA、窪塚洋介、石橋蓮司、江波杏子 ほか

“1992年度の「このミステリーがすごい!」で第1位に選出された。”というジャケの宣伝文句を見て期待大。
スタッフも言っているとおり、ドラマのストーリーとしてはオーソドックスでシンプルだけど、
12年ぶりに再会した元教師と生徒の男女の愛、理事長の不審な死というミステリーが絶妙に絡まって見応えがあった。

堅物な国語教師の心の葛藤を演じた仲村トオルさんの魅力で引っ張っている感じ。
12年越しに求め合うラヴシーンが熱かった!
同じ原作を女性の監督が撮ったらどうなっただろうね。

trailer

▼story
塾の国語教師ハタノの教え子・ユカリが消えた。
東京への進学が決まった日の様子がおかしかったことも気になって、ハタノは笹山から上京して行方を調べはじめる。
ユカリは、学校を辞めて、六本木のクラブで働き、そこの客・角田と付き合っていた。
ひと月21万円もするマンションに住んでいたが、角田とともに何かの事件に巻き込まれて逃げている様子。

ハタノは、教え子で元妻のマサコが夜勤めているクラブを12年ぶりに訪ねる。
そこの客・池辺は、メンテナンス会社の社長だが、ケイアイ学園にいた頃、
娘の素行の悪さをハタノが指導して道を踏み外したことを今でも恨んでいる。

その池辺が今では学園の理事長で、新しいキャンパスの建設計画にも関わっていることを知って驚くハタノ。
ハタノに好意的だった前理事長ヨシアツは不審な事故死を遂げており、
池辺の手下・中込らが常にハタノらを尾行していることに気づく。



 
新さんは、クラブのママに惚れてる若手実業家役で、ほんの数シーン。
「妬いてるの?」
「まさか。生まれてこのかた一度もジェラシーなんて感じたことない」


私の高校にもいたけどね。卒業後すぐに美術教師と結婚したコとか、ほかにも。
本人同士が本当に好きなら年齢や立場は関係ないと思うけど、親にしてみたら複雑だろうね。
マサコの母親がハタノに「もう一度押してごらんなさい」みたいに言うセリフも意外だった。

「笹山にいた時、君と同じ月を見ていると思ってた。そうゆうとこにも鈍感だったんだな。母親だっていうだろ、月は」

「国語の教師のくせに、肝心な言葉が足りなすぎなのよ」

「許すなよ、こんな男は、いつまでも許すな!」


窪塚くん演じる、元ボクサーで、哲学を学んだっていう中込ってキャラがなかなか面白い。
「部長はやめろって。この歳で部長にする会社なんてロクなもんじゃない」
「居酒屋の店員みたいなニンゲンですよ」

「人生長いぞ」
「長すぎるから、あんたペケになったんじゃん」


ラスト「夕ご飯までにはまだ時間があるわ」って、先に病院と警察でしょう/焦


DVD特典は、メイキング、インタビュー、イベントでの挨拶等。

【メイキング】
●仲村トオル
『ビーパップ~』からはじまって、「セントラル・アーツ」を離れて、恩を返せるチャンスをいただいた。

「俳優という職業について」

俳優をやっていることによって、とりかえしのつかないことも、取り返せてるような錯覚とか、
失ってしまった物と同じくらいか、もっと輝いていると言ってもいいくらいの
宝物をもらっているような感じはありますね。

●ARATA
 

【インタビュー】
●仲村トオル(シンプルな白シャツが似合ってる
これまで出演作を否定的な見方をすることが多かった中で、自分史上最高に近い第一印象だった。
20年前の話でもイテテテテって思うから、12年前ってゆっても、きっとそんな昔じゃない、生々しい感覚だと思う。
あの時、右に曲がっていたら・・・、大事な人を追いかけていたら、どーなっていたんだろうってゆう、
あり得たかもしれない自分の人生を想像したことのある人ならハマる映画では?
もう一度取り戻せるんじゃないかと思ってもらえたら。

●小西真奈美
マサコという人は、痛みも含めて、一生懸命前を向いて生きているという印象。
真摯な感情があれば、年月も、年齢も超えられる。

●阪本順治
パンツで怒るシーンって好きなんですよw
教師ってどこか経験が欠落しているところがあって、それを出したかった。ってさすが。

【イベント】
●釜山での挨拶(屋外で随分ラフなイベントだな。映画祭?
仲村「アイドルだった頃を思い出します

●東京タワー(うしろにいるゆるキャラがめっさ気になる!w

●初日舞台挨拶
仲村「普段慣れない番組にもたくさん出て、唯一心残りなのはタモリさんのストラップがもらえなかったことです」

「100本目の映画の時に、またみなさんと会いたいです。それまで、いいものを食べて長生きしてください」
って、仲村さんて面白くて気さくな人なんだな/驚 いいパパでもあるみたい。


芸の道って、毎回、自分の能力や感性を試されて、切磋琢磨していかなきゃならない世界なんだな。
映画にしても、全体を通して観てみなきゃ、どうなってるか分からない部分、部分をぶつ切りに撮影してるんだもんね。



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