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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ブラサキラジオ2014.11.25 OA

2014-11-25 23:55:55 | 音楽&ライブ
ブラサキラジオ2014.11.25 OA

詳細はFacebookにて

【11月のテーマは祝 ニューアルバムリリース!】

今週も始まりましたよブラサキラジオ。
11月12日発売された新譜『ROLLER COASTER BOOGIE』(Bloodest Saxophone feat.Jewel Brown)から

DON'T GO TO STRANGERS/Bloodest Saxophone feat.Jewel Brown

この選曲はCohさん。

C「エタ・ジョーンズver.が有名。雰囲気のあるいい曲」
甲「いい出来にし上がったし、ジュウェルさんも曲を気に入ってくれた。
  選曲の段階からブラサキ、日暮さん(?)、ジュウェルさんとで絞り込んだ」

C「他にも、チャーリー・パーカーが数少ないヴォーカルをフューチャーした曲、♪DARK SHADOWSとか」
  自分でもやりたいと思ってたし、他にやってる人がいなかった」
甲「そんな隠れた名曲、有名な曲も入っています」

(バックはルイ・プリマ?

【飲み屋コーナー】
今度ばかりは高円寺じゃないんだw でも、これまでで最高にぶっ飛んでた/爆
新代田にある中級ユーラシア料理店「元祖 日の丸軒」。
店長ペペさんは、まさかの日本人! そして、外国に行ったことはない。
ユーラシア大陸料理とは

ペペ「アフリカは~、、、アフリカ大陸ですね」w
  「ヨーロッパとアジアが一緒になった。ズーラシアではないです」(そこはアッサリ流すユキさん
  「ふつーに作れば美味しいです。これは冗談ではなく」(またあの間が・・・

甲「ユキさんのことをフツーって言ってる人、初めて」「あ、そう」

【Cohさん&修二さんの音楽コーナー】
今月はブルース特集。ラストは、ゲートマス・ブラウン。

修「木彫りの人形みたい。ガリガリな骨感が」
C「フィドルも達者なんだよね」
修「この人もテキサス出身。BBキングとも対決して、ゲートマスが圧勝したらしい」

Just Lippin'/Clarence Gatemouth Brown
C「スキャットでユニゾンする。後のチャック・ブラウンも影響を受けた」
スキャットも入って、陽気な曲


新譜の話。

甲「これは、歴史的なアルバムになります
キ「参加できて感激。ルーツミュージックをやってきてよかったな」

甲「ブラサキのレコーディングは一発録り。これはなかなか体験できない。
  ジュウェルさんのホンモノ感、そこにマッチしたブラサキ。
  ユキさんもフューチャーされてる。ソロどうだった?」
ユ「死角にいたから緊張しなかった」

甲「ジュウェルさんは来日して、すぐ富士山麓のスタジオに来て、文句も言わず朝から晩まで歌い続けてくれた。
  最後にリハーサルもやって、『スナック宇宙』にも出演してくれた。ほんとにタフな方。
  来年には欧米でもリリースして、海外でライヴをやろうって話も出ている」

ジュウェル・ブラウン×ブラサキ×伊東ミキオ@「スナック宇宙」下北沢440

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『白い犬とワルツを』(2002)

2014-11-25 14:19:29 | 映画
『白い犬とワルツを』(2002)
原作:テリー・ケイ 監督:月野木隆
出演:仲代達矢、藤村志保、豊原功補、若村麻由美、南果歩 ほか

レンタル屋で前から気になってた犬の映画
わんこが可愛くて、号泣はしなかったけど、じんわりとココロが温かくなる作品だった

DVD特典に「初日舞台挨拶」の映像もあって、監督いわく
「原作のヒットで作ったのではなく、2年前に決めた」とのこと。

仲代「役者になって50年。健康あってのこと。その記念になった。
   150本も演ってきて、もうさすがに主演なんか来ないだろうと思っていたが嬉しい」

それにしてもいい景色だなあ!
 

本当は、亡くなっても、魂はつねに寄り添っているんだよね。
まあ、私は亡くなった人たちから、私生活を覗かれたりしたくはないけど/汗×5000


story(ネタバレ注意
元造園業、現樹木医・中本英助と妻・光恵は、とても仲の良い夫婦だったが、
ある日、英助が仕事から戻ると、光恵は庭で倒れていて、すぐ病院に連れて行ったがあっけなく亡くなってしまう。
(こういう日常にあっけなく死ぬほうがイイなあ・・・

ポッカリと穴の開いてしまった家で、長女・由恵と、次女・恵美に世話をされながら、葬式をあげても、
まだふと妻の名を呼んでしまった英助は、「今夜から裏の小屋で寝る」と言い出す。

5年前に離婚して、一人娘と暮らすシングルマザーのエミは、娘と実家に引っ越そうかと持ちかけても断られる。
エミが再婚しないのを、母はいつも心配していた。

英助は、庭で白い野良犬を見つけて、毎日ゴハンをあげるようになるが、皆には見えないため、
妻の古くからの友人で在日韓国人の順礼は「犬の幽霊だ。運が悪くなる」などと言うし、
身内を突然亡くすと「自殺衝動」を起こすケースが多いと聞いて、
家族も英助はショックで認知症みたいになってしまったのでは?と心配する。

中本夫婦には長男・英一郎がいたが、倒木の下敷きになって亡くなった。
その時、一緒にいた秀一(順礼の一人息子)は、長らく故郷を離れていたが葬式で戻ってくる。

以前、秀一がエミと付き合いだした頃、英助に反対され、一度殴られたことを恨んでいた。
その秀一に英助は突然土下座して「もし、オレが死んだら、分骨して、妻と息子の3人で桜の木の下に埋めてくれ!」と頼むが、秀一は激怒して断る。


ミツエが亡くなる直前、3本の指を出して、なにか訴えていた。
英一郎が亡くなった時、その分骨を桜の木の下に埋めて、
「いつか私たちが死んだら3人一緒だ」と誓ったことを思い出す英助。

悲しみで途方に暮れる英助の前に、あの犬が現れ、突然とびついてきた。
「ワルツなら、昔、ミツエと踊ったことがある」

 

四十九日の納骨の日、英助はミツエの骨の一部をこっそりと分ける。
英助「昔は、みんなの骨を紙に包んで、一緒に埋めて土に還した。サッパリしたもんや」(それもイイね

納骨が終わり、みんなが集まっている中、英助は誰にも言わずに分骨を桜の木の下に埋めに出かける。
途中の道で、約束していた犬と会い「2人で行こうな」

 
この手!

その前に、法事に来なかった順礼を訪ねると、2人組の不良にかつあげされ、怒った秀一はナイフをふりあげていた。
店の売上金を持って、また家を出ようとするのを止めて、再び殴る英助。
「オモニ(母)を大切にしろ!」


順礼には「仕事で山に行く」と嘘をついて出かけ、途中、車に犬を置いて、買い物をしていると、
さっきの2人組が犬に怪我をおわせ、英助から金を巻き上げて逃げて行った。
(脚から血が出てるのに、病院に連れていってあげてください/涙

英助は犬を知り合いに預けて、もう暗くなり始めた山に一人で入る。
(山に入るのに、あんな軽装で、スコップも持たずに無謀すぎるよ

 

 


「ミツエが言ってた。悪いことの後には、良いことがある。その後には、もっと良いことがある。
 自分で自分を騙すのもけっこう面白いって。
 クソ面白くもない世の中を面白がるくらいやないと、年寄りは死ぬまで間がもたん」

 



シロちゃん名演でした~
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あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?@週間ニュース深読み

2014-11-25 13:48:26 | テレビ・動画配信
あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?@週間ニュース深読み
 

以前もブログに書いた事件の背景をより掘り下げていた。
捨てられる犬たち 背景には何が?!

ペットとして飼われる犬に“流行”があるのは日本の特徴
 

スピッツは番犬として流行り、ドラマ「名犬ラッシー」ではコリー、マンガ「動物のお医者さん」ではシベリアンハスキー、
その後、団地が増えて、室内犬・小型犬のブームになった。
今や、それぞれの犬種の雑誌が売られるほど。


ペットはいまや新規産業。一般の人が売る商売を始めるケースも出ている


日本ならではのペット事情

  

1.「カワイイ」ものが大好き、流行好きな国民性も絡んで、今はチワワ、ミニチュアダックスフンドなどの小型犬が人気。

2.ペットショップでの「生体販売」。生まれて2~3ヵ月の子犬が、ショーケースに入れられて売られている。
  24時間営業、ネット販売もある/驚×5000

3.ブリーダーも増え、売れる小型犬をたくさん繁殖させる。
売れる子犬の時期が短いので、余るとゴハン代などがかさんで損になる。
売れ残ったコたちを、業界では「在庫」と呼ぶって・・・

4.衝動的に買ってきてはみたものの、ゴハン代、医療費やらがかさみ、手間もかかるという理由で手放す人も多い。

5.行き着く先は「動物愛護センター」。持ち込まれる犬の数は、年間7万頭

 

「譲渡会」で引き取り先を探す活動にベストを尽くしているが、その半分は、「殺処分」されていた(2012年)。
  ある時は流行りのミニチュアダックスフンドばかりが大量に来た時があり「まるでペットショップですね」と言われたことがある。

6.飼い主の高齢化:病気、死亡などで行き先を失うケースもある。飼い始める時期の考慮も必要




法改正が逆効果に・・・


  

1.法律が改正され、最後まで面倒をみましょうと決めた(当然のことだ・・・
2.ブリーダーへの規制を強化
3.ネット販売を禁止し、ペットショップも規制。販売する際に「説明責任」を課した。
4.安易に手放さないよう、本人の勝手な都合の場合はセンターで「引き取りを拒否」できるようにした。
5.結果、在庫の子犬たちが大量に捨てられることになってしまった/涙



成犬は“売れ残り”ではない~「生体販売」の問題点
子犬のうちに引き離されると、社会性が育たず、吠える、怖がり、甘噛みするなど問題行動の原因となる。
本来は、親やきょうだいとじゃれ合うことで、その加減を学ぶ。
犬の健康、しつけを考えれば、9ヵ月くらいは必要。



日本では「カワイイ」「子犬」を求めるニーズがあり、成犬を売っていると「大きいコしかいないね」と言われる。
成犬=売れ残りというイメージが強く、実際、値段が下げられる。
成犬のほうがゴハン代がかさむため、コストが高くなる

成犬はしつけが難しいのでは?というイメージも誤り。
 むしろ人馴れして飼いやすい。昼間に一人ぼっちの留守番も出来る

ニーズがあるから、ペットショップ、ブリーダーの供給があるという悪循環
最近、犬を捨てた容疑で逮捕された男も、ブリーダーから100万円受け取ったが、困って捨てたという。

「ショーブリーダー」犬種にこだわり、環境も整っている。
「パピーミル」ミル=工場の意味。不衛生な状態だったり、狭いケージに詰め込んで、子犬を産ませるだけの犬「繁殖犬」もいる。


解決策~スイスの場合
スイスも以前は、同じような問題が多かったため、世界初、憲法に動物保護法を盛り込んだ

 

[憲法の内容]
1.免許が必要。講習会では徹底的に教えるため、ここで脱落する人も多い国家資格者が実地訓練をさせる。


2.ペットショップは廃止し、営利売買を禁じた

  非営利団体を作り、引き取られた犬(犬種も年齢もバラバラ)を譲渡する。
  その際も、厳しい「マッチング」を経て審査し、許可が出て初めて譲られる。
例:「免許は持っていますか?」「どうして飼いたいのですか?」

3.「犬税」を導入。年に1~2万円。2頭目から上がる。番犬や狩猟犬など獰猛とされる犬種は上乗せされる。
  「犬税」は、保護された犬たちの環境整備に回される。



日本にもかつて昭和20~30年に税収を上げるため「贅沢税」としての「犬税」があったが、
 狂犬病接種義務などお金がかかるため、支払う人と、支払わない人がいて、不公平だという理由で廃止された

結果として、スイスでは捨て犬の数が減った。



[視聴者からのコメント]
「登録制にしてほしい」
「老犬介護にはお金がかかると知ってほしい」
「犬税をかけて、さらに家計が苦しくなって、また捨てる人が出るのでは?」
「近所にもっとドッグランを増やしてほしい」
「災害時の対策も重要」

横浜では登録制だが、実際は登録しない人も多い。


高いハードルを儲けた譲渡会


・ゴハン代、病気になった場合の手術代など、かかるお金の話をしっかり説明する
・家庭環境、家族構成、ライフスタイルなども調査するので、3回以上来てもらうことになる。

日本での現状として、生体販売を禁止するのは不可能
マッチングに力を入れ、成犬=売れ残りというイメージを変える。


マイクロチップの普及
震災時もこれで巡り会えたというケースがあった。
逆に、マイクロチップを埋め込んでいても、登録していないため再会できないケースもあった。
今の普及率はわずか5%義務化が必要。

一度捨てられた犬は、ココロのダメージが大きい。

ユーザーが増えれば業者も増える。逆に、保護法をキチンと守っている人たちの商売が苦しくなってきている。
かつてない“ヒトとの共生”を考える時期になっている。


スタジオ内にケースを設けて子犬を遊ばせていて、最後は遊び疲れて寝ちゃってるコもいて可愛かった

 


【ブログ内関連記事】
『ばっちゃん 助けられた繁殖犬たち』(小学館)
なるほどデータブック3『ペットの幸福度』(大月書店)
『動物たちが開く心の扉 グリーン・チムニーズの子どもたち』(岩崎書店)
『小さないのち まほうをかけられた犬たち』(金の星社)
『待っている犬 東日本大震災で被災した犬猫たち』(角川書店)
『いつか帰りたいぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ』(小学館)

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