メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

葉祥明 『ちいさなサンタさん』(佼成出版社)

2016-12-24 18:26:43 | 
『ちいさなサンタさん』(佼成出版社)
葉祥明/絵・文

葉祥明さんまとめ参照

Xmasにピッタリな可愛い絵本
葉祥明さんは、ブッダについても描いているけれども、こうしてXmasのことも描いている
どんな宗教も、言いたいことは同じなんだよというメッセージが伝わる

追。
これを書いたのは今年の9月23日
こないだ、また借りて、既視感を感じて、ブログ内を検索したらやっぱりあったhere
てことは、私は3回もこの絵本を借りたことになる
私の忘れっぽさも相当だけど、何年経っても、何度読んでも、いい本はやっぱりいい本なんだ


あらすじ(ネタバレ注意

今夜はクリスマスイヴ

少年は去年のXmasにサンタさんからもらったスノーボールを見つめるうちに
愛犬とともに、その世界に入りこんでしまう






家の中には立派なクリスマスツリーがあって
たくさんの子どもたちのカードがさがっている
けれども、そのどれもが悲しい、切実な願いばかりだった


助けてください 私は怖いです
戦争を止めてください
私をいじめないで
お腹がすいています
とっても寂しいの
家に帰りたい
1日中働いています


私には家がありません
家も学校もなくなってしまいました
病院も薬もここにはありません


動物を傷つけないで


大人たちはもっと子どもに優しくしてほしい


私の家族は、私を学校にやるお金がありません
私たちは疲れています


世界中のたくさんの子どもたちが苦しんでいることを知った少年は思う
「ボクがサンタさんになれたらなあ」


次の瞬間、少年はサンタクロースになり、外にはソリとトナカイがいて、プレゼントもある
「願いをこめればなんでも叶うんだ!」




みんな待ってて 今いくから
まわろう世界中を
東西南北、街も村も
助けを求めている子どもたちがいるところすべて


だれもがサンタクロースになれるんだ
心の底から願いさえすれば






【葉祥明さんによるあとがき 内容抜粋メモ】

ちいさなサンタは一体なにをプレゼントしたと思いますか?

実は、世界中の大人たちに、子どもの願いを届けようとしたのです
なぜなら、子どもを幸せにするのも不幸にするのも大人次第だからです

大人は、子どもを幸せにする義務があります

それは、自分の子どもばかりではなく、この世のすべての子どもに対してもそうなのです
しかし、今は、私たちはその義務を果しているとは言えません

逆に、相変わらず、競い合い、奪い合い、自然を破壊し、戦争を続けています
その犠牲の大半は、子ども、女性、動物たちです

心から願えば、この世界を愛で包むことができる
私はそう信じているのです。






コメント

プレミアムトーク 川村元気@あさイチ

2016-12-24 17:10:43 | テレビ・動画配信
プレミアムトーク 川村元気@あさイチ
大ヒット映画「君の名は。」のプロデューサーなんだ 1500万人が観たらしい


ものすごいタイムリーなヒット作って逆に観ないんだけど
新海監督作品は好きだから、いつか観るかなあ?

【ブログ内関連記事】
『秒速5センチメートル』(2007)
『ほしのこえ』(2002)
『雲のむこう、約束の場所』(2004)


川村「人生初の生放送です」


視聴者に聞きたいこと:
僕は日常で感じたちょっとしたことを「違和感BOX」に入れて創る時に取り出しているんですけど
そういう自分だけが気づいた面白いことを教えて欲しい



川村:
まったく予想してなかった 初日に劇場がパンパンになって“50億円以上いくかも”って言われて
観客はディズニーでもなく、ジブリでもなく、新しいアニメーションの世界を求めているのかも
テレビアニメのファンや、ライトな映画を観てきた人たちに入った感じ


劇中音楽について

川村:
音楽を劇中で4曲フルで入れるのもこれまでなかった手法 それを面白いと思ってもらえたのかも
フツーは映画が出来てからここからここまでって決めるが、『バクマン』の時も、脚本だけ読んで作ってもらった
映像に向けて作ると合わせ過ぎちゃう
♪君の前前前世から~ に逆に映像が引っ張られた


<そもそも映画プロデューサーとは何をする人?>

すべてに関わる

川村:
まず、プロデューサーでこういうカーデガン着てる人はいないw
僕は上の3つにほとんどのエネルギーを使います


新海監督インタビュー
「君の名は。」の中には何箇所かクライマックスがあるので、お客さんに涙を流してほしい
107分間あるので、クライマックスをいくつかに分散して配置しようとした

フツーなら真ん中とラストのほかに、川村さんは「クライマックスは重ねたほうが絶対いいよ」と言った
「重ねると最初に緩んだ涙腺が、矢継ぎ早にきた次のクライマックスでさらに決壊する
 より強く泣かせることができる」



それは彼の照れだと思うけれども、こっちは受け取りやすくなる
チャラいこと言ってるけど、気持ちがスッとやわらかくなる

川村:絶対“チャラい”ってキーワードを言われるだろうなと思ってましたw

新海:彼は人が好きだし、コミュニケーションをとるのが好きなんだと思う


宣伝について

川村:
コツコツとしかしてない
昔は大量宣伝で騙せてた 今はSNSで口コミが一番強いから操作してもムダ

イノ:劇場に男4人で来てたりとか、女性がタオル持って泣きに来てましたもの!

川村:
泣けるってキーワードは使ってないんですよ


ウケるウケないのバランスは?

川村:
僕は特殊なタイプで、自分が観たいものを言い続ける
いち映画ファンとして感動することしか求めない
大衆や、ましてや10代、20代のことは分かんないから

Q:自分の感覚にしたがって?

映画やドラマは、スピードがこれまでの1.5倍くらい速くなっている 「君の名は。」もそういう展開


これまで手がけた作品の一部

『告白』『悪人』は観たぞ!

Q:やるものが全部当たるのは、感覚だけじゃないのでは?

川村:
僕は自分を魚をとる漁師みたいに思ってる

『電車男』は26歳の時だったので、知り合いの監督も、技術も、ツテもなかった
次にここに魚影が来るんじゃないかなって 2ちゃんに実際にこういう掲示板があって、これは面白いと思って作った

いまだに、マーケティングがソナーだとすると、昔、ここでとれたのにとれないって場所にちょっと行ってみようみたいな
アメリカに行って、1~2年後にこっちに来るんじゃないかなとか
群衆の今の気持ちがどこにあるのかを探してる 海の中は見えないけど、鳥が上を飛んでるとか

『ダークナイト』は長くて、暗い映画なのに当たった 日本にもあってもいいんじゃないかな
『バトルナイト』とかも、『告白』につながった

これまで“笑って泣いて”が主流だったのが、そろそろ“悪意”とかに突っ込んだエンタメがあってもいいんじゃないか


『告白』のV
 

 

イノ:小説がヒットしたから、映画もヒットしたんだと思ったけど、その前にいろんな想いがあったんですね

川村:原作は初版でとりにいって、その後賞をとってるので、ホッとした

イノ:待ち合わせみたいですね

川村:ちょっと先に行って待ってるみたい

う:何をもとに?

川村:
“集合的無意識を探す”と言い続けてて、みんなが同じことを思っているのに口に出してないことはすごくいっぱいある
もう世の中に出ているものには興味がなくて、ガスみたいに溜まっているのに
なんで言い出さないんだろうってことが気になる

最近、一番思ったのは、駅にポストがあって、その上にクマのぬいぐるみが置いてあった
何万人が気づいていて「なんであすこにあるんだろう?」て思ってる

僕の仕事は、それを持ち上げて「これ誰のですか?」ってこと
空中から超能力みたいにつかまえてくるのではなくて、みんな気づいていることを「どうでしょう」と提示する
特別なことではない なんで?てことが街歩くといっぱいあるのをすごく気にしている

イノ:感じてるものを探すのは難しくないですか?

川村:
『ねこが~』を作ったきっかけは、ケータイを落として、電車に乗る時、ケータイがないから窓の外を見たら虹が出てた
みんな見てるかなと思ったら、全員ケータイ見てた
それで、消したことですごいことに気づく物語を作った

『ムーム』も同じ
小学生の頃、お財布を買ったら、いろいろ移すと、これまで使ってたのがペシャンコになってる
僕との思い出が抜けちゃったと思った ムームは思い出自体がキャラクターになった

これを話すと95%くらいの人が共感してくれる でもそれを物語にしようとする人はいない
25年間くらいずっと「誰かがやっちゃう」と思ってたけど、誰もやらなかった

小説を書く時は一人で書くけれども、クリエーター同士で話すと同じことを思ってたりする

イノ:『バケモノの子』にスタイリストがついてるのはなぜ?

川村:
細田監督がすごく面白い作り方をする 実際に縫えるものしかキャラクターに着せない
伊賀大介さんに実際縫ってもらって、それを絵に描いている
いろんな人の頭の中を通過することで強度が上がるのが映画の面白さ


イノ:実際の街が出てきたから、すごいリアル

川村:
「君の名は。」も新宿とかをすごく写実的に重ねているので、ちょっと疑似体験できる
でも実際はこんなピカピカじゃない
田舎から出てきたコからはこう見えてる そういう美術が入っている



山田洋次監督インタビュー(またスゴイ人呼んじゃったね/驚


そんな顔してないけど
彼はとてもたくさん本を読んでいるから、彼の読んだ小説の話を書く
彼はいろんな俳優を知っているから、そのエピソードを聞く
いろんな監督と交際しているから、それぞれの個性を聞く
それは僕にとっては面白いねえ

いろいろ僕は気づかせてもらえる
日本ではまだプロデューサーっていう仕事が確立していないけれども
プロデューサーらしいプロデューサーってこういう男のことだと思う

「伯楽」って言葉があるけれども、馬を見る目を持っている人
その人が馬を買えば、必ずその馬は将来速く走る
彼の感性がいかに人の才能を見抜く力を持っているかを感じる 名伯楽


川村:
宮崎駿監督や、いろんな監督と対談しているけれども、一番最初に山田監督に出ていただいて
半世紀分先輩ですけど、作り続けてきた迫力、現役で、最前線で活躍している迫力があって
ある種、友人のように2ヶ月に1回くらい食事したりしてて(だから出てくれたのか

監督は最新映画とかにも興味がある
僕みたいな小僧からひたすら質問されるんですよ

いかに世の中の新しいものが出てるのかキャッチして
自分の作りたいものに生かしていくことなんだな

イノ:一緒にやろうかって話にはならない?

川村:現場入ると怖いって評判が・・・


<FAX>

「家事や子育てを夫が“手伝う”というとすごく違和感を感じる」

イノ:“家族サービス”てなんだってことも聞きますよね



一体どんな子ども時代だったのか?

3歳くらい

川村:
孤独 幼稚園も保育園も行ってない いまだに理由も説明してもらってない
父が映画監督、教師 母も放任タイプ テレビが家になかった でも映画だけは観させてもらってた
小学校に入った時にまず、こんなに同世代の人が 人間ってこんなにいるんだってことにビックリして


すごい覚えてるのが、図画工作の授業で「粘土板を買ってきてください」て言われて、文房具屋さんに行って
青いのとピンクがあって、粘土が黒かったからピンクを買ったら、
「お前、なんで女の色のを買ったの?」て言われて 僕以外の男子は全員青、女子はピンクだった


(“ジェンダー”の根本的な問題だね 私もこのほうが分かり易いだろうと思って色分けしてるんだけれども

その時初めて、青が男で、女の子はピンクだと気づいた と同時に巨大な違和感がやって来て
それ誰が決めたんだろう?って テレビもそう色分けがされてるから

そこがベース なんでこれが常識になってるんだろう?
それで観客とつながることができた
まだその時は心が弱かったから早速青を買いました 社会に負けた感w

イノ:感じなきゃいけないなとは思ってる

有働:
私も「給食で嫌いなものを食べないとダメなコだ」と言われて
私は「嫌いなものを食べたら死んじゃう」と思っていて
母まで呼ばれて、「とにかく周りを見て、同じにしろ」と言われた
その時、全部捨てました

(私は「全部食べなきゃ遊んじゃダメ」ってルールがあって、時間をかけても食べきれないから
 よく袋や机に隠して、腐ったり、カビたりして忘れた頃に出てきて、母親を困らせたことを思い出した

川村:同調するフリが上手くなったってことですよね 僕もそんな感じ

イノ:有働さんは、世間的にはズレてるかもしれないところが面白い
(無言で止まった有働さんww


映画会社に入社
最初の2年間は映画館でチケットのもぎりをしていた


川村:もともと映画館大好きだから楽しかった

イノ:子どもの頃観た映画はどんな?

川村:
最初観に行ったのは3歳で『E.T.』
「アニメじゃなくて、最初はスピルバーグ」って父が決めてたみたい
有名な月のシーンを覚えてて感動した 映像の美しさ、音楽、友情のドラマが完璧に重なっている

今、一番好きな映画も『E.T.』
映画館で働いていた時、『E.T.』がちょうど20周年だった
デジタルリマスターして号泣して、30過ぎても感動できるってスゴイなと思った

改めて観ると、感動する場所が変わったりして、自分がどう変わったかも分かる


作家の顔
 

川村:
人間にコントロールできないことが3つあると思っている
“死、お金、恋愛”

小説を書く時は切実なテーマを書こうと思っているので、これがメインテーマになっている


『四月になれば彼女は』
(サイモン&ガーファンクルの私の好きな1曲と同じタイトルだと思ってたら流れた♪

川村:
精神科医の方をけっこう取材した
当時、僕の周りで恋愛してる人が全然いなくて
出会いがなぜなくなっちゃったのかと聞いて、この人たちはどうなんだろう?と思って聞いたら
「妻と離婚しかけて」とか言う方がいて、そうなんだと思って、主人公にしようと思った
僕たちみんな精神科医みたいなもんなんだなと思って


気になった文章


その1:男の人って~

川村:結婚式の準備をしている時に「任せるよ」って、男としては懐深いところを見せてる発言なんですが

有働:そーなんですか!?

川村:でも、「なにそれ!」って怒られる

イノ:思い入れの強い人に任せたいんですよ

有働:でも、丸投げはして欲しくない

川村:
今回100人くらいの男女問題に悩んでいる人に取材したけど
男は事なかれ主義、自分の意志を見せない、コミュニケーションに参加しない、自分で決めない
みたいなことに女性がすごいストレスを感じている


でも男性はそれでいいと思っている
女性は会話したい 男はサボっちゃう それが積み重なって決定的になる

(まさに「あさイチ」で毎回取り上げられるズレだねw


その2:私たちは~

有働:面倒くさがるのはいけないこと?

川村:
“サボる”って普通、勉強や仕事に使う言葉
なぜ小説を書いてるかというと、登場人物が自分になにか教えてくれる瞬間があるから
自分の中の集合的無意識、隠している気持ちとかがキャラクターを通して出てくる


これを書いた時にギョッとした
小説はストーリーが決まっている状態の中で、ほんとは隠しておきたいことを打っちゃう瞬間がある
それでギョッとしたことが、読者にとっても面白い

イノ:自分で書きながら分析してるみたい

川村:
精神科医の方々って自分の問題を持ってる人もいて(人間だもの
大体、自分の問題の専門医になるらしい
(え? じゃ、自分でも答えは分からないのでは? 一緒に考えて成長する感じか?

有働;川村さんも面倒くさがり?

川村:
もともとそういう癖(へき)はあって、それを「安定している」と思い込んでた
でも、状況って変えていかないと、緩やかに下り坂になってしまう
積み重ねを疎かにしちゃいけないんだってことをキャラクターから説教された感じがした




特選!エンタ クリスマス&お年玉にもぴったりなプレゼント本

「Big Book おおきなかぶ」「Big Book うらしまたろう」

絵・デザイン:藤本真央/青幻舎
体験型の本 表は日本語、裏は英語、開くと2m近い!
これを床などに広げて、読み聞かせができる

 

カメさん可愛い 丈夫だから庭で広げても大丈夫 濡れても破れにくい
大人が乗ったら潰れそうなサイズのカメさんだよ
実際のウミガメよりは若干大きいサイズだそう


「折り紙カードブック 折りCA」シリーズ
著者:COCHAE/青幻舎
中が折り紙になっていて折り方の説明が載っている 切って折るタイプ

イノッチが折ったのは、もんじゃ焼きのヘラだった!爆


「ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか 宇宙開闢から138億年の「人間」史」
著者:デヴィッド・クリスチャン、シンシア・ストーク・ブラウン、クレイグ・ベンジャミン/株式会社明石書店


ビル・ゲイツが「この考え方は世界に広げるべきだ」と言った1冊
以前、「スーパープレゼンテーション」でスピーチしてたタイトルと似てるな、と思ったらそうだった

【デビッド・クリスチャン「18分でたどるビッグヒストリー」】4.16 ON AIR@スーパープレゼンテーション

キーワードは「スレッショルド」
境界地を超えたら元に戻れない
第一はビッグバン それが本書で8回起こる
そこから世界各地の「創生論」の話になったり

 

「地球温暖化」2000年にわたる地域ごとの気温変化のグラフ


未来の歴史も描いている
良い未来、悪い未来 選ぶのはあなたたちだというメッセージ

火星から見た地球


イノ:えーやだー地球がいいよ(同感×∞


「失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ」

著者:マルセル・プルースト、画:ステファヌ・ウエ、訳者:中条省平/祥伝社
(ああ、ここで紹介されたから、私のブログの検索に来た人が出てきたのか

「どんなに本好きでも挫折する」と言われている原作
(そーなんだ あれ?じゃあ、今作をもとに小説を書いたカポーティも???

これはコミックなので読み易い プルースト自身がモデル
フランスでは教科書として使われている

【ブログ内関連記事】
『まんがで読破 失われた時を求めて』(イースト・プレス)



<FAX>



川村:
当たり前だけど本を読むって大事 青も「海のよう」「空のよう」で違う
人の表現力をもらって増やしていくのが基本

有働:どうジャンルを選ぶ?

川村:
まずは読みたい本を読むといい
僕はタイトル買いもする タイトルに引っ張られてストーリーが面白くなると信じている
窓みたいなものなので、自分のひっかかったタイトルで選ぶと意外とハズレなかったりする




川村:
メモはとらない 忘れちゃうのは大したことじゃない
覚え方も適当のほうがいい メモ、写真をとるとそのまま記録されちゃう
自分の頭の中だと違う色がついたりする 創作が入って記憶されるのが物語
人の話にアレンジを加えたり 盛って話す人もいる 物語の基本

(なるほどねえ・・・でも、情報として書く場合、違っているとクレームきたりするからなあ
 こないだ「まとめサイト」が問題だってゆってたじゃん




川村:
東宝の社員として映画を作って、小説は自分で書いている
映画は会社員としての収入しかない 映画は実家みたいなもの
そこからもらったもので小説を書いて 小説で気づいたことを映画に戻してってことを交互にしている


若いのに、話がすごい分かり易いし、即座に答えられるのもすごい 完全に論理頭だな
でも、最後はお金の話になっちゃったねw


コメント

フィギュアスケート 全日本 2016 男子ショート@大阪

2016-12-24 15:53:42 | フィギュアスケート
■第85回全日本フィギュアスケート選手権大会 2016 男子ショート@東和薬品RACTABドーム(大阪)
生中継

なんとも衝撃的なニュースが目に飛び込んできた

羽生結弦が全日本選手権欠場 インフルエンザで「体調をしっかり戻していきたい」

羽生結弦は進化を追求し続ける 全日本5連覇へ向けた“挑戦”

特製マスクも効かなかったか 残念すぎるけど、体からの「休養必要っす!」て指令だね
にしても、インフル恐るべし
街中で風邪を引いている方は、治るまで外出を控えるなどして家でゆっくり休んでくださいませ/切願


大阪にこんなデカいドームがあるのか/驚


なんとナビゲーターは大ちゃん! 何も原稿読まずに長ゼリフゆってる/驚
 

「ここから世界へ羽ばたく選手もいれば、ここでスケートに別れを告げる選手もいます
 全身全霊をかけて立つのが全日本選手権のリンク 全日本で納得の演技を!
 日本最高峰の大会がいよいよ始まります」

ここが選手受付?



宇野昌磨インタビュー:

日本はほんとにレヴェルの高い国なので、悔やまないような演技をしたい
(練習では4回転フリップ×3トゥーループのほかにも、4回転ループも跳んでみせた

女子の公式練習も見る大ちゃん


浅田真央インタビュー:
一度心が折れたり、いろいろなことを考えた上で


真央ちゃんが大ちゃんに見せる素の表情可愛かったあ!
 


<開会式>

なんか入社式みたい
 




大:
選手たちも不安と期待で待ってると思います
スケート人生を左右する場所が全日本なので
世界で戦うためには、ここで力を出すことが求められます
(なんか舌も滑らか 意外と喋る人?

男子解説は本田武史さん
女子解説は荒川静香さん

男子は誰が勝っても初優勝

Q:羽生結弦欠場について

無良祟人:
いつもいる方がいないのでちょっと淋しいが、どこまで自分が点数を伸ばせるか
表彰台というより、どれだけ自分と向き合って試合に臨めるか

田中刑事:
全日本で結弦がいないのは、ほんとに想像できなかったので残念ですが
彼がいない分、お客さんを魅了する演技がしたい

宇野昌磨:
僕が同じ立場だったらすごい悔しいことですけど、僕は僕で今日まで頑張った練習を試合に出す
それが今やるべきことだと思う 調子も上がってきて、あとはメンタルにかかっている

草太くんも出ないのか/淋


Q:試合への意気込み

無良祟人:オリンピックプレシーズンてことで、今自分の持っている点数を伸ばせるかが大切


<全日本への道のり>

全国の地区予選を勝ち抜いてようやくたどりつける日本最高峰の舞台


全日本は、毎年、新しい顔が観られるのが貴重だねv


●友野一希(18)

ジュニアチャンプ


♪運命 いきなり重い曲選んだねえ 3×2 なんと、画面左上に今跳んだジャンプの技術点をリアルタイムで映す/驚
アナ「ジャッジの採点は変わる可能性があるので参考スコアとしてご覧下さい」放送方法も変わっていくねえ





3ループ 持ち味のステップシークエンス 急にロック調にアレンジされてる 後半、トリプルアクセル
演技を観ながらスコア見るのは難しい コンビネーションスピン 花束たくさん
ファンはジュニアから見守ってるのねえ 黄金原聡子さん並み 67.63


●山田耕新(25)6度目の全日本


それぞれの選手のプロフも詳しく表示 年齢にも随分差があるね


♪真夏のカルメン/Coba 3×3 3ルッツ 出来栄えにマイナス0.8とかの世界なのかあ!
社会人スケーター ダブルアクセル 今度はスコアが気になって演技観れない
ステップシークエンス メリハリつけてる コンビネーションスピン ガッツポーズと笑顔が出た
あ、サトコちゃんと同じ濱田美栄コーチだ 51.16

本田:練習時間が限られる中で、通し練習、スピン練習が出来なかったと思うが、そこで点数を落としてしまう


車から出る宇野くん、珍しく色つきのメガネ姿!


ここでOPかい 万華鏡のような凝った映像







<第3グループ>

●須本光希(15)


♪雨に唄えば 爽やか青年 ダブルアクセル スケーティングも滑らか
3×3着氷はどうか? オリジナルのジーン・ケリーはイイねえ 3フリップ フライングキャメルスピン
傘を手放すシーンがあるステップシークエンス コンビネーションスピン 15歳のわりに大人びた雰囲気 60.97


●三宅星南(14)


♪キャラバン 目の覚めるような黄色いジャケ アイドルスマイルから デュークver.か
今シーズン身につけたトリプルアクセルは転倒 3×3 フライングキャメルスピン
スピード速い 3ループ 表情もイイ 勢いのあるステップシークエンス エッジワークも難しそう
コンビネーションスピン ジュニアでトリプルアクセルは挑戦の段階なのね 61.96


●島田高志郎(15)


全日本ジュニア2位 リラックスした表情 1年で20cm身長が伸びた 男子もジャンプの軸に影響が出るのか
♪アート・オン・アイス/E.マートン どんどん進行して目がついていけない フシギな効果音からスタート
コンビネーションならず 3×2ここで挽回 スピンも工夫あり 表現力もある ダブルアクセル
キレキレの演技でステップシークエンス コンビネーションスピン ダメだあって顔 まだまだ出来るんだね
ジュニアとシニアでも細かくルールが違うのか システムだけでも覚えられないな 62.66

アナ「世界ジュニアは、たった2枚の切符を賭けた戦い 友野が1枠決めているので 残り1枠を争う最終選考会になります」


●鎌田英嗣(19)


♪禿山の一夜/M.ムソルグスキー 今年2度の骨折を乗り越えた?! 1月と5月、右足首を2回も? とんでもない状況だな
ダブルアクセル 3×3 キャメルスピン ルッツはダブルに シットスピン ステップシークエンス
ケガを思わせない滑りっぷり コンビネーションスピン 3回転以上が必要だから2ルッツは0点になるのか
54.43 コーチと抱き合って、涙 ここまでの並々ならぬ努力が垣間見えるシーン


●鎌田詩温(18)全日本初出場
 

ルパン三世のテーマ! 鎌田つづきだけど兄弟ではない
ルパンはいい曲がたくさんあるけど、なかなかフィギュアでは聴けないv
ああ、それで緑のジャケの頃を意識した衣装なのか、面白いな レフリー席の目の前でスタートポジション/驚

聴き慣れた出だしの音と、山田さんの声まで入ってる♪ 「前祝いにパァ~っとやっかあ」
銃を撃つポーズや 3フリップは転倒 2ルッツ ルパンの曲のアレンジはたくさんあるからね これは盛り上がるプログラム!
シットスピン ダブルアクセル ものすごいジャッジにアピール

同じ衣装を着たクマさん?もらってる 39.81 随分厳しいデビュー戦になったね


本田「遊び心のあるいいプログラムですね」


●本田宏樹(22)初出場


♪ブエノスアイレス 情熱的な赤い衣装 3×2 3ルッツは転倒 フライングキャメルスピン
スピン速い 足替えで失速 ダブルアクセル ステップシークエンス丁寧 力強さもある
コンビネーションスピン 首をかしげた 49.23


こうして見ると、ユヅくんが10代でオリンピック優勝したのは本当に異次元なんだな
でも、みんなその羽生結弦を目指して、毎日猛練習している 明確な目標の星がいるのは素晴らしい
今回いないのは残念だけど、ほかの選手のチャンスとなって、さらに熾烈な戦いになる


<バックステージ>


宇野くんは、他の選手の演技を観てリラックス

大:宇野選手はもともとウォーミングアップが短い 自信の表れかもしれない



<第4グループ>

本田:これが四大陸選手権、世界選手権につながる ここでいい演技をすることでさらに上を目指せる大会

どんどん数珠つながりになってて、どの試合も気が抜けないようになってるのね
今大会に出なくても、あとの2枠はこれまでの成績があれば、ユヅくんも当然出られるってことだよね?
このスコア表を見ながらユヅくんの演技も観てみたかったなぁ


●川原星(21)


♪タンゴ・デ・ロス・エクシラドス 彼もケガ明け トリプルアクセル 出来栄えはマイナス
2ループ 独創的なフライングキャメルスピン 3×2 コンビネーションスピン
ステップシークエンス 正統派な演技 動きのキレもいい シットスピン 60.47


●鈴木潤(22)


♪ディメンティア 振付が佐藤有香さんだ 集大成に向かうシーズン トリプルアクセルは手をついた マイナス2になるのか
3×3 フライングキャメルスピン 3ルッツこらえた
ステップシークエンス 力強く滑る コンビネーションスピンも速い 納得の表情 66.17
22歳で辞める決心をしてるってこと? これだけ滑れる選手は、今後どこで活躍するんだろう?


●宇野昌磨(19)
 

♪映画『ラヴェンダーの咲く庭で』より 初優勝の期待があがるねえ
さらに大きな声援がかかる 4回転フリップステップアウトか? 4トゥーループ転倒
宇野くんですら緊張する独特の舞台なんだな トリプルアクセルからのクリムキンイーグル
ステップシークエンス 同じ年代でもこれだけの差があるんだもんなあ なんだか新鮮
キス&クライでは山田コーチと距離があるような? 88.05


大:
ジャンプのミスが残念だったけど、プログラム終わるのが早く感じるほど質がよかった
ま、これが全日本の恐さなのかなと感じた

インタビュー:
1個目のジャンプでコンビネーションつけられずに、次につけなきゃと思って崩れた

(急に飛び込んできた大ちゃん! マイクの向け方とか新鮮w


大:トゥーループの時、練習でもミスがあったけれども、切り替えが難しかった?

宇野:練習のミスのまま本番でも失敗してしまった フリップ失敗しても切り替えられればよかった


●無良祟人(25)
「自らの競技人生の一番のポイントになる」

 

♪ファルーカ 全日本は3位が2回 今大会最年長/驚
4回転トゥーループ決まった トリプルアクセル見事 シットスピン 3×3落ち着いて集中してる
キャメルスピン 注目のステップシークエンス 上からのカメラだとよく分からない
今シーズンで一番いい出来栄えじゃないかな 素晴らしかった!! お父さんも嬉しそう 90.34自己ベスト更新

スローで見たら、観客席近い/驚


インタビュー:
ランディングが完全じゃないトゥーループで、もっと点が伸ばせた
ステップシークエンス始まる前にシーンてなるのがプレッシャーを感じたけれども、後半盛り上がってよかった
シーズン前半上手くいかなかったけど、SPはいい感じで、FPが勝負
どこまで自分がやりきれるか 自分でも楽しみ


●佐藤洸彬(21)東日本チャンプ


♪シルク・ドゥ・ソレイユ「トーテム」 クジャクのような衣装 人類、生物の進化がテーマ
トリプルアクセル 3×3 フライングキャメルスピン 軽快なステップシークエンス
振付師から「なにか分からない生き物になりなさい」と言われたってw
柔軟性がある 3ルッツ シットスピン シルク・ドゥ・ソレイユの曲はフィギュアに合うな
コンビネーションスピン 観ていて楽しいプログラム 72.01SB更新


●吉野晃平(22)4度目の全日本
 

♪A Thousand Years 「これが恐らく最後の全日本」と話した
3ルッツで転倒 3×2 穏やかないい曲 シットスピンも安定 ダブルアクセル
滑らかなステップシークエンス 舌を出した 地元大阪の拍手を受ける 55.23

これだけ実力があっても世界のトップで争えないとなると辞めちゃう選手がたくさんいるのかなあ



<最終グループ>

●日野龍樹(21)西日本選手権優勝


♪アルメニアン・ラプソディ 3×3穏やかなジャンプ トリプルアクセル コンビネーションスピン
ジャッジに微笑み 3ループでガッツポーズ ステップシークエンスも笑顔が見られる 歓喜の表情でフィニッシュ
スタンディングオベーション 長久保コーチも拍手を送る 78.65SB更新

●佐上凌(19)


♪シルク・ドゥ・ソレイユ 昨シーズンと同じ曲 3×3きれい 3フリップ痛そうな転倒
コンビネーションスピン ステップシークエンス 生真面目さが伝わってくる 足換えシットスピン
ダブルアクセルこらえた キャメルスピンはちょい流れた 音から少し過ぎた 53.27


●本田太一(18)


彼もケガからの復活 「2年間(全日本に)出られなかったので、その気持ちをぶつけて最高の演技をしたい」
両膝の痛みで練習が出来ない時期があった

本田:ヒザはジャンプの時に重要なので、痛みがあるとジャンプに気持ちが向かないと思いますが

本田真凛ちゃんのお兄ちゃんの演技初見かも


♪映画『続・夕陽のガンマン』より コットン・アイ・ジョー 振付師はキャシー・リードさん
時代劇でも始まりそうな太鼓の音から 3フリップ 3×3 セカンドジャンプのほうが高さがあった!
フライングキャメルスピン 急にヒルビリーみたいな曲調に変わる 足換えシットスピン
ダブルアクセル ステップシークエンスもユニーク コンビネーションスピン 両手でガッツポーズ
彼も濱田美栄コーチ 63.87SB更新 キス&クライではホッとした顔

客席で応援していたサラちゃんも笑顔 アナ「カッコいいお兄ちゃんの演技が全日本に帰ってきました!」


宇野くん、無良くんもバックステージで演技を観ている


●田中刑事(22)
 

♪ブエノスアイレスの春 4回転サルコウこらえた マイナス2.4 トリプルアクセルは見事
足換えシットスピン フライングキャメルスピン 3×3 情熱的なステップシークエンス
体を大きく動かしてる コンビネーションスピンも速い 選手1人1人にスタンディングオベーション
昨シーズンから滑りこんだプログラム 85.68SB更新

高橋大輔:最初のミスを忘れるくらい、“俺の演技に拍手をしろ!”という迫力、色気も感じた

インタビュー:
少しやっとホッとできた 緊張と入り混じって、動きづらかった

大:後半にのびていました

ジャンプの失敗を最低限にして、ステップシークエンスに感情をこめた
今回はできるものをやろうと思っていたので周りを見ずにやった

大ちゃんのインタビューも初々しい感じw


●中野耀司(19)初出場で後半グループ


♪ティコティコ まばゆいショッキングピンクの衣装 こちらも情熱的な曲 トリプルアクセルは転倒
3×3 ランディングきれい 宇野くんより小柄に見える 足換えシットスピン 3サルコウ
彼も1年間ケガに苦しんだ ステップシークエンス コンビネーションスピン 悔しそうな顔 60.25SB更新


●中村優(20)大ちゃんの後輩 最終滑走 シニアデビューシーズン 近畿ではトータル200点超えした


♪Feeling Good/マイケル・ブーブレ 聴いたことある曲 キャシー・リード振付
トリプルアクセル決めた フライングシットスピン 足換えキャメルスピン
3×3少し詰まった 3ループステップアウトか コンビネーションスピン
シュッとした容姿で華のある選手 ステップシークエンス しっとりと滑った
シニアで世界と戦うにはまだまだ先の道は長いね 彼も濱田美栄コーチ たくさんの生徒さん抱えてるんだなあ/驚
66.96


男子ショート結果は、1位無良祟人、2位宇野昌磨、3位田中刑事と、世界でも活躍する選手が並んだ
さて、FPに期待大






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