1990年初版 山室静/訳 梶鮎太/挿絵
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
3編が入っていて、どれも著者の幼少期の体験から書かれたと聞いてビックリ
素晴らしいストーリーテラーであるとともに
アイスランドの大自然の中で真っすぐに育った上品さが漂う
『ノンニ少年の大航海』も読んでみたいけれども
カーリル検索では熊本にしかないみたいだ/驚
■ノンニとマンニの冒険
登場人物
シグリッド家
ノンニ
マンニ
ボッガ姉さん
アルニ ノンニの親友
ハフスタイン 役人 フリードリヒ館
●山からきた男
メドルベリールに両親、姉ボッガ、弟マンニと住んでいたノンニ11歳
高い山から1人の男がおりてきて、母は快く客としてもてなす
ボルグ村のハルドル・ヘルガソンの双子の兄ハラルドだと言う
ハルドルはお尋ね者で、捜索隊に加わって探している
ハルドルは酔っぱらってヴェルンドとケンカになり
巻き添えになった1人の男が焼死して山に逃げ込んだ
友人が助けてイギリスに逃げるだろうという噂
ハラルドは母から銃の弾ももらい、早朝に山へ戻る
●山は招く
ハラルドから山の頂上や大西洋の話を聞いて
どうしても山頂に行ってみたくなるノンニとマンニ
母にはピクニックに行って、夕方には帰る約束をする
朝早く出て、走って行き、途中で馬に乗って
山頂でバターパンを食べて帰れば大丈夫だと軽く考える
翌朝、2人は犬のフィデルとともに出発する
(犬がいれば大丈夫だって安心感があるよね
想像したより山登りは過酷で、すぐお腹が空くことが分かる
垂直にきりたった崖があって、迂回せざるをえない
マンニは母に教わった通り、神さまに祈れば
なんでも言うことを聞いてくれると信じている
途中でヒツジの群れに出会い、岩穴に追いやって捕えて
マンニのベレー帽に乳を入れて飲むと、生まれて初めて飲むほど美味しい
●寝ころがっていた馬
草原で寝ている馬にヒモをつけて手綱にし、太い枝をムチにして思いきり叩くと
マンニを乗せたまま南へ向かって暴走する
ノンニは激しく泣いて、命を賭しても弟を救うと誓い
素晴らしい馬をまた捕まえて、絶壁を抜けると
さっきの馬が怯えて戻り、マンニはいない
●乱暴な雄牛
マンニは大きな岩の上にいて、巨大な牛が突進しようとしている
とがった石を頭に命中させて、兄弟は再会を泣いて喜ぶ
鼻に鉄の環をはめると大人しくなると思い
ナイフで鼻を突きさすと逃げていく
食べものもなく、日は沈み、家に戻る途中で
またあの牛が道をふさいでいて困ってしまう
●おたずね者の岩屋で
山の上で銃声がして、ハラルドが現れ、2人の冒険談を聞くと住処に連れてってくれる
泉でがぶがぶ水を飲み、地下の奥深くの“騎士の間”で休み
村までおりて、母に伝えて戻るから
朝になったら一緒に山をおりようと約束してくれる
ヒツジの肉を焼いたり、干した魚、ビスケットなどをふるまってくれる
●別れ
暴れ牛は、マンニの赤いシャツを見て興奮したことが分かる
ハラルドは、本当は自分がハルドルだと明かす(最初から分かったけど
役所に自首するつもりが、決心が変わり、ウソをついたこと
友だちの助けで、外国へ行く船の都合がついたから、ここでお別れだという
ハルドル:おたずね者にも、本当に良い人間もいるんだよ
2年後、リオデジャネイロから手紙が来て
ブラジルは美しい国だと褒めて、ノンニとマンニによろしくと書かれていた
■鱒とり
●珍しいお客
ノンニの親友アルニの母はとても厳しくて
2、3時間しか遊ぶのを許してくれない
ある時、少し帰りが遅くなり、ムチで打たれているのを見て
ノンニも泣いてしまったことがあり
遠出をするのを気をつけていた
アクレイリ町から6人の騎手が来て
役人ハフスタインが住むフリードリヒ館へ向かっていった
館のお手伝いさんが来て、イギリスの有名な大学教授のお昼に
新鮮な鱒をごちそうしたいというが、誰も持ってない
ノンニ:ヘルガ川のそばの小川にたくさんいるから、すぐとってきますよ
母:まだ満9つにもなっていないお前たちが鱒をとるなんでできっこありません
ノンニはプライドが傷つき、父の鱒網を持って、アルニとともに鱒とりに行く
●ヘルガ川のそばで
幅2mほどの川で以前、父がやっていたのを見た通りにやってみせる
2本の棒の先に網を結び、川底に入れて、鱒を追い込む
ヒレが逆針となって、網にひっかかるというやり方
ハフスタイン氏の牧童トリグビイが手伝ってあげようと声をかけるが
どうしても2人で捕まえるといって断る
大小の美しい鱒が岸に隠れているから
棒で水中をいきおいよくかきまぜると
驚いた鱒が網にかかり、引っ張り上げると
小さいのが2匹、大きいのが1匹とれる!
2度目は、さらにかかって、2人で水夫のように掛け声を出して持ち上げると24匹もとれる
●アルニの失敗
網から鱒を外すのに手間取って、日が沈みはじめていることに気づいて
また母にムチで打たれると心配したアルニは、不注意で川に落ちてしまう
ノンニは棒を差し出し、それにつかまってアルニは水から出る
母が水で濡れた服をそのままにしてはいけないといつも注意しているため
ノンニはアルニにウチに行けば、母が着るものを貸してくれるし
アルニの母によく話してくれると約束して、先に行かせる
●どうやって鱒を運ぶか?
ノンニは馬を捕まえ(すぐ言うことを聞いてくれる馬も素直だなあ!
鱒の口にヒモを通して数珠繋ぎにし、馬の背に乗せて運ぶ
フリードリヒ館のお手伝いさんは、とっくにお昼ゴハンは過ぎたが
奥さんを連れて来てくれて、とても喜び、6匹だけとって
残りはノンニとアルニで分けて、後で館に来て欲しいと頼む
●家に帰って
アルニはノンニの服を着て、ベッドで寝ていた
母はアルニの母に話して、帰っても叱らないと安心させる
アルニの家に帰ると、母がどうして川に落ちたのかと尋ねて、ぜんぶ話して聞かせる
●外国の先生と
晴れ着を着て、フリードリヒ館に行くと
イギリスの先生は感心して、金貨をくれるが
お金をお礼にもらうのは両親からかたく止められていたため断ると
“いい子だ!”と褒められる
■アフリカの砂漠で~ヴァラおばさんのした話
●魔法使いのおばさん
背が高く、銀色の髪のトルディスが村にやって来た
彼女はとても物知りで、いろんな土地に行き、話が上手なため
昔、北ヨーロッパにいた魔法使い“ヴァラ”と呼ばれている
母は喜んで客を迎えて泊める
役人の養女トーラは、トルディスについて知っていることを話して聞かせる
トルディスの夫は、酔っぱらって川に落ちて死んだ
その夜、霊となって現れたため、「出ていけ、呪われた者!」と言うと消えてしまった
夜、村の者はノンニの家に集まって、トルディスの話を聞く
●アフリカの砂漠で
1830年 フランスはアルジェの町を占領した
アルジェは当時、泥棒の巣で、ヨーロッパ中を脅かしていた
その大部分が戦争好きのカビール人で、しょっちゅう反乱を起こしていたため
将軍は陣地を張って、四方に大砲を据え、見張りを置いた
ところが、西の見張りだけが消えて、血のしみのほかは跡形もない
3度目に若い勇気ある士官が見張りにつき、夜中にカンテラの光を見て
カビール人だと思い、銃を撃った
●ヒョウの穴
翌朝、無事だった士官を讃え、近くに深い穴を見つけ
中に眉間を撃たれた大きなヒョウが死んでいるのを見つけた
そばには喰い割かれた人間の骨が散乱していた
カンテラの灯りと思ったのは、ヒョウの目だった
そのヒョウは持ちかえって、パリの博物館に展示されている
●フランスの城でのある夜のできごと
士官は、北フランスの貴族で、ヒョウの話をしていると
母がそれは何日かと聞いて、日記を調べて4年前の4月18日だと分かる
同じ夜の日記を見せて、真夜中に急に目が覚めて
“おまえの息子が死に瀕している”という声がして
心から神に祈ったことを話す
■解説
ヨーン・スウェンソン
1857年 アイスランド生まれ
学校の教師、カトリックの神父を務め
50歳を過ぎて童話を書き始めた
1937年に来日、1年ほど過ごし「第二のアンデルセンきたる」などと新聞に書かれた
世界旅行から帰ってまもなく、ドイツの飛行機の爆撃で重傷を負い
ケルンの病院で1942年に亡くなった
「アウド」
アイスランドは、9世紀末頃から北欧の人たちが移住して自由な国を建てた
ノルウェーの首領の娘アウドは、アイルランドのダブリンに国を建てて
王となった白いオーラブと結婚
夫と長男の死後、アイスランドに住み着いた
スウェンソンはアウド女王の遠い子孫にあたるそう
アイスランド人は、バイキングの子孫として、冒険好きで、文学好き
『エッダ』北欧、ゲルマン人の神話や伝説
『サガ』さまざまな散文の物語
スウェンソンは、12歳で故郷の島を出て、最後まで帰らなかったが
童話の大部分は、島での少年時代の思い出をそのまま書いたもの
フランスに行く途中で嵐に遭う冒険を書いた『ノンニ少年の大航海』
ノンニはスウェンソンが少年時代に呼ばれていた愛称
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
3編が入っていて、どれも著者の幼少期の体験から書かれたと聞いてビックリ
素晴らしいストーリーテラーであるとともに
アイスランドの大自然の中で真っすぐに育った上品さが漂う
『ノンニ少年の大航海』も読んでみたいけれども
カーリル検索では熊本にしかないみたいだ/驚
■ノンニとマンニの冒険
登場人物
シグリッド家
ノンニ
マンニ
ボッガ姉さん
アルニ ノンニの親友
ハフスタイン 役人 フリードリヒ館
●山からきた男
メドルベリールに両親、姉ボッガ、弟マンニと住んでいたノンニ11歳
高い山から1人の男がおりてきて、母は快く客としてもてなす
ボルグ村のハルドル・ヘルガソンの双子の兄ハラルドだと言う
ハルドルはお尋ね者で、捜索隊に加わって探している
ハルドルは酔っぱらってヴェルンドとケンカになり
巻き添えになった1人の男が焼死して山に逃げ込んだ
友人が助けてイギリスに逃げるだろうという噂
ハラルドは母から銃の弾ももらい、早朝に山へ戻る
●山は招く
ハラルドから山の頂上や大西洋の話を聞いて
どうしても山頂に行ってみたくなるノンニとマンニ
母にはピクニックに行って、夕方には帰る約束をする
朝早く出て、走って行き、途中で馬に乗って
山頂でバターパンを食べて帰れば大丈夫だと軽く考える
翌朝、2人は犬のフィデルとともに出発する
(犬がいれば大丈夫だって安心感があるよね
想像したより山登りは過酷で、すぐお腹が空くことが分かる
垂直にきりたった崖があって、迂回せざるをえない
マンニは母に教わった通り、神さまに祈れば
なんでも言うことを聞いてくれると信じている
途中でヒツジの群れに出会い、岩穴に追いやって捕えて
マンニのベレー帽に乳を入れて飲むと、生まれて初めて飲むほど美味しい
●寝ころがっていた馬
草原で寝ている馬にヒモをつけて手綱にし、太い枝をムチにして思いきり叩くと
マンニを乗せたまま南へ向かって暴走する
ノンニは激しく泣いて、命を賭しても弟を救うと誓い
素晴らしい馬をまた捕まえて、絶壁を抜けると
さっきの馬が怯えて戻り、マンニはいない
●乱暴な雄牛
マンニは大きな岩の上にいて、巨大な牛が突進しようとしている
とがった石を頭に命中させて、兄弟は再会を泣いて喜ぶ
鼻に鉄の環をはめると大人しくなると思い
ナイフで鼻を突きさすと逃げていく
食べものもなく、日は沈み、家に戻る途中で
またあの牛が道をふさいでいて困ってしまう
●おたずね者の岩屋で
山の上で銃声がして、ハラルドが現れ、2人の冒険談を聞くと住処に連れてってくれる
泉でがぶがぶ水を飲み、地下の奥深くの“騎士の間”で休み
村までおりて、母に伝えて戻るから
朝になったら一緒に山をおりようと約束してくれる
ヒツジの肉を焼いたり、干した魚、ビスケットなどをふるまってくれる
●別れ
暴れ牛は、マンニの赤いシャツを見て興奮したことが分かる
ハラルドは、本当は自分がハルドルだと明かす(最初から分かったけど
役所に自首するつもりが、決心が変わり、ウソをついたこと
友だちの助けで、外国へ行く船の都合がついたから、ここでお別れだという
ハルドル:おたずね者にも、本当に良い人間もいるんだよ
2年後、リオデジャネイロから手紙が来て
ブラジルは美しい国だと褒めて、ノンニとマンニによろしくと書かれていた
■鱒とり
●珍しいお客
ノンニの親友アルニの母はとても厳しくて
2、3時間しか遊ぶのを許してくれない
ある時、少し帰りが遅くなり、ムチで打たれているのを見て
ノンニも泣いてしまったことがあり
遠出をするのを気をつけていた
アクレイリ町から6人の騎手が来て
役人ハフスタインが住むフリードリヒ館へ向かっていった
館のお手伝いさんが来て、イギリスの有名な大学教授のお昼に
新鮮な鱒をごちそうしたいというが、誰も持ってない
ノンニ:ヘルガ川のそばの小川にたくさんいるから、すぐとってきますよ
母:まだ満9つにもなっていないお前たちが鱒をとるなんでできっこありません
ノンニはプライドが傷つき、父の鱒網を持って、アルニとともに鱒とりに行く
●ヘルガ川のそばで
幅2mほどの川で以前、父がやっていたのを見た通りにやってみせる
2本の棒の先に網を結び、川底に入れて、鱒を追い込む
ヒレが逆針となって、網にひっかかるというやり方
ハフスタイン氏の牧童トリグビイが手伝ってあげようと声をかけるが
どうしても2人で捕まえるといって断る
大小の美しい鱒が岸に隠れているから
棒で水中をいきおいよくかきまぜると
驚いた鱒が網にかかり、引っ張り上げると
小さいのが2匹、大きいのが1匹とれる!
2度目は、さらにかかって、2人で水夫のように掛け声を出して持ち上げると24匹もとれる
●アルニの失敗
網から鱒を外すのに手間取って、日が沈みはじめていることに気づいて
また母にムチで打たれると心配したアルニは、不注意で川に落ちてしまう
ノンニは棒を差し出し、それにつかまってアルニは水から出る
母が水で濡れた服をそのままにしてはいけないといつも注意しているため
ノンニはアルニにウチに行けば、母が着るものを貸してくれるし
アルニの母によく話してくれると約束して、先に行かせる
●どうやって鱒を運ぶか?
ノンニは馬を捕まえ(すぐ言うことを聞いてくれる馬も素直だなあ!
鱒の口にヒモを通して数珠繋ぎにし、馬の背に乗せて運ぶ
フリードリヒ館のお手伝いさんは、とっくにお昼ゴハンは過ぎたが
奥さんを連れて来てくれて、とても喜び、6匹だけとって
残りはノンニとアルニで分けて、後で館に来て欲しいと頼む
●家に帰って
アルニはノンニの服を着て、ベッドで寝ていた
母はアルニの母に話して、帰っても叱らないと安心させる
アルニの家に帰ると、母がどうして川に落ちたのかと尋ねて、ぜんぶ話して聞かせる
●外国の先生と
晴れ着を着て、フリードリヒ館に行くと
イギリスの先生は感心して、金貨をくれるが
お金をお礼にもらうのは両親からかたく止められていたため断ると
“いい子だ!”と褒められる
■アフリカの砂漠で~ヴァラおばさんのした話
●魔法使いのおばさん
背が高く、銀色の髪のトルディスが村にやって来た
彼女はとても物知りで、いろんな土地に行き、話が上手なため
昔、北ヨーロッパにいた魔法使い“ヴァラ”と呼ばれている
母は喜んで客を迎えて泊める
役人の養女トーラは、トルディスについて知っていることを話して聞かせる
トルディスの夫は、酔っぱらって川に落ちて死んだ
その夜、霊となって現れたため、「出ていけ、呪われた者!」と言うと消えてしまった
夜、村の者はノンニの家に集まって、トルディスの話を聞く
●アフリカの砂漠で
1830年 フランスはアルジェの町を占領した
アルジェは当時、泥棒の巣で、ヨーロッパ中を脅かしていた
その大部分が戦争好きのカビール人で、しょっちゅう反乱を起こしていたため
将軍は陣地を張って、四方に大砲を据え、見張りを置いた
ところが、西の見張りだけが消えて、血のしみのほかは跡形もない
3度目に若い勇気ある士官が見張りにつき、夜中にカンテラの光を見て
カビール人だと思い、銃を撃った
●ヒョウの穴
翌朝、無事だった士官を讃え、近くに深い穴を見つけ
中に眉間を撃たれた大きなヒョウが死んでいるのを見つけた
そばには喰い割かれた人間の骨が散乱していた
カンテラの灯りと思ったのは、ヒョウの目だった
そのヒョウは持ちかえって、パリの博物館に展示されている
●フランスの城でのある夜のできごと
士官は、北フランスの貴族で、ヒョウの話をしていると
母がそれは何日かと聞いて、日記を調べて4年前の4月18日だと分かる
同じ夜の日記を見せて、真夜中に急に目が覚めて
“おまえの息子が死に瀕している”という声がして
心から神に祈ったことを話す
■解説
ヨーン・スウェンソン
1857年 アイスランド生まれ
学校の教師、カトリックの神父を務め
50歳を過ぎて童話を書き始めた
1937年に来日、1年ほど過ごし「第二のアンデルセンきたる」などと新聞に書かれた
世界旅行から帰ってまもなく、ドイツの飛行機の爆撃で重傷を負い
ケルンの病院で1942年に亡くなった
「アウド」
アイスランドは、9世紀末頃から北欧の人たちが移住して自由な国を建てた
ノルウェーの首領の娘アウドは、アイルランドのダブリンに国を建てて
王となった白いオーラブと結婚
夫と長男の死後、アイスランドに住み着いた
スウェンソンはアウド女王の遠い子孫にあたるそう
アイスランド人は、バイキングの子孫として、冒険好きで、文学好き
『エッダ』北欧、ゲルマン人の神話や伝説
『サガ』さまざまな散文の物語
スウェンソンは、12歳で故郷の島を出て、最後まで帰らなかったが
童話の大部分は、島での少年時代の思い出をそのまま書いたもの
フランスに行く途中で嵐に遭う冒険を書いた『ノンニ少年の大航海』
ノンニはスウェンソンが少年時代に呼ばれていた愛称