監督:山本薩夫 原作:アンドレ・ジッド
出演
日野東作 高田稔
妻 敦子 清川玉枝
娘 道子 富士山君子
盲目の少女 雪子 原節子
田口医師 御橋公
東作の弟 進二 佐山亮
ほか
【内容抜粋メモ】
ものすごい吹雪の中、馬ぞりを走らせて小屋に着いた東作
老婆が亡くなって、盲目の孫だけが身内として残された
村人:
半分ばかだから構わない
死んだばあさんもつんぼでなにかの因果に違いない


キリスト教徒の東作は盲目の少女に同情して家に連れて来る
東作:あのままうっちゃってはおられなかったんだ
敦子:どうせ私なんかあなたの深い考えは分かりませんもの

盲目の少女にしらみがいて、女中に掃除させる
道子は盲目の少女が姉として神が遣わしたと言われて興味津々

田口医師を呼んで診察させるが嫌がる盲目の少女
耳と口はなんともないがとても怯えている

医師:
指で触らせていろいろ教えるといい
札幌の眼科の友人に知らせましょう
盲目の少女を入浴させた女中はひっかかれて大怪我を負う
敦子:家庭が壊される気がする
東作:もう少し辛抱してくれ あの子は何も知らない赤ん坊なんだから
道子は雪の中で見つけたから雪子と名付ける
敦子が子守唄を歌うと涙する雪子


教会で讃美歌を歌う信者

家で小鳥の声を聞く雪子
家でひな人形を飾る
道子の大事な人形の手をちぎってしまった雪子
東作:お姉ちゃんを堪忍しておあげ 新しいのを買ってあげる

雪子が初めて「おやすみ」と言って笑う
それからは東作がいろいろと教える

雪子:私には鳥の言ってることがよく分かる
東作:もっと勉強すればきっと分かってくるよ


東作:色の説明に困ってる
医師:できるだけ本人を音楽に馴染ませること
ベートーヴェンの♪田園交響楽 の演奏会を聴きに来る東作と雪子
真剣に聴き入る雪子

雪子:私はキレイな娘ですか? 早く教えてちょうだい
東作:私には顔の美しさはどうでもいい

敦子:
もう少し家庭のことも考えてくださいまし
道子が可哀想ですわ
東作:雪子を愛している 恥ずかしくない愛だと思っている
*
東京から東作の弟・進二が来て雪子を見て美しさに驚く
進二:
あなたは美しいですね 自分の姿を見たいと思いませんか?
その幸福がいつまでも続くと思いますか?
雪子はピアノも弾く
敦子:あれでめくらでなかったら、シンジさんにお嫁にもらっていただきたい
複雑な心境の東作
シンジ:
雪子さんはなにも知らない
殺し合ったりするのが世界の歴史なんだ
雪子:先生はこの世で愛がすべてだとおっしゃいました
シンジ:それが兄の夢なんだ
雪子:向こう側に渡ってみたい
シンジ:
杖なんかいらない 僕が連れて行ってあげる
君に東京を見せてあげたい

シンジ:
兄さんは雪子さんを愛していますね
雪子さんの青春はどうなる?
東作:
もし手術が失敗したらどうする?
手術が成功しても雪子の幸福になるか分からない
あのままで十分幸せだ
あの子には私が必要だ
シンジ:ボクは東京へ帰りましょう
雪子:
私が好きなのは先生だけだってご存じのくせに
先生は世の中が美しいと言った
愛が罪悪でないとおっしゃいましたわね

2人は汽車で東京へ向かう

雪子を眼科に入院させて、東作はシンジの家を訪ねる
シンジ:その恋は雪子さんにあまり残酷すぎる
東作:今夜、北海道へ帰る 私には大切な学校がある 雪子を頼む
雪子:どうして先生は帰ってしまったの?

外科手術っていつの時代も野蛮だなあ
とても先進科学とは思えない/汗
包帯を取ると周りがぼんやり見える
雪子:見えるわ! 先生はやっぱり来てくださったのね
シンジと分かり泣きくずれる

東作は雪子をそのまま東京の学校へあげる予定だったが
雪子は病院を抜け出してフェリーに乗り吹雪の中を歩く
連絡を受けてシンジと東作が探しまわる
雪子は雪の道で倒れ、その上に雪が積もる
東作が見つけて教会へ運ぶ


聖書を読む東作
え? 結局どーなったの?
出演
日野東作 高田稔
妻 敦子 清川玉枝
娘 道子 富士山君子
盲目の少女 雪子 原節子
田口医師 御橋公
東作の弟 進二 佐山亮
ほか
【内容抜粋メモ】
ものすごい吹雪の中、馬ぞりを走らせて小屋に着いた東作
老婆が亡くなって、盲目の孫だけが身内として残された
村人:
半分ばかだから構わない
死んだばあさんもつんぼでなにかの因果に違いない


キリスト教徒の東作は盲目の少女に同情して家に連れて来る
東作:あのままうっちゃってはおられなかったんだ
敦子:どうせ私なんかあなたの深い考えは分かりませんもの

盲目の少女にしらみがいて、女中に掃除させる
道子は盲目の少女が姉として神が遣わしたと言われて興味津々

田口医師を呼んで診察させるが嫌がる盲目の少女
耳と口はなんともないがとても怯えている

医師:
指で触らせていろいろ教えるといい
札幌の眼科の友人に知らせましょう
盲目の少女を入浴させた女中はひっかかれて大怪我を負う
敦子:家庭が壊される気がする
東作:もう少し辛抱してくれ あの子は何も知らない赤ん坊なんだから
道子は雪の中で見つけたから雪子と名付ける
敦子が子守唄を歌うと涙する雪子


教会で讃美歌を歌う信者

家で小鳥の声を聞く雪子
家でひな人形を飾る
道子の大事な人形の手をちぎってしまった雪子
東作:お姉ちゃんを堪忍しておあげ 新しいのを買ってあげる

雪子が初めて「おやすみ」と言って笑う
それからは東作がいろいろと教える

雪子:私には鳥の言ってることがよく分かる
東作:もっと勉強すればきっと分かってくるよ


東作:色の説明に困ってる
医師:できるだけ本人を音楽に馴染ませること
ベートーヴェンの♪田園交響楽 の演奏会を聴きに来る東作と雪子
真剣に聴き入る雪子

雪子:私はキレイな娘ですか? 早く教えてちょうだい
東作:私には顔の美しさはどうでもいい

敦子:
もう少し家庭のことも考えてくださいまし
道子が可哀想ですわ
東作:雪子を愛している 恥ずかしくない愛だと思っている
*
東京から東作の弟・進二が来て雪子を見て美しさに驚く
進二:
あなたは美しいですね 自分の姿を見たいと思いませんか?
その幸福がいつまでも続くと思いますか?
雪子はピアノも弾く
敦子:あれでめくらでなかったら、シンジさんにお嫁にもらっていただきたい
複雑な心境の東作
シンジ:
雪子さんはなにも知らない
殺し合ったりするのが世界の歴史なんだ
雪子:先生はこの世で愛がすべてだとおっしゃいました
シンジ:それが兄の夢なんだ
雪子:向こう側に渡ってみたい
シンジ:
杖なんかいらない 僕が連れて行ってあげる
君に東京を見せてあげたい

シンジ:
兄さんは雪子さんを愛していますね
雪子さんの青春はどうなる?
東作:
もし手術が失敗したらどうする?
手術が成功しても雪子の幸福になるか分からない
あのままで十分幸せだ
あの子には私が必要だ
シンジ:ボクは東京へ帰りましょう
雪子:
私が好きなのは先生だけだってご存じのくせに
先生は世の中が美しいと言った
愛が罪悪でないとおっしゃいましたわね

2人は汽車で東京へ向かう

雪子を眼科に入院させて、東作はシンジの家を訪ねる
シンジ:その恋は雪子さんにあまり残酷すぎる
東作:今夜、北海道へ帰る 私には大切な学校がある 雪子を頼む
雪子:どうして先生は帰ってしまったの?

外科手術っていつの時代も野蛮だなあ
とても先進科学とは思えない/汗
包帯を取ると周りがぼんやり見える
雪子:見えるわ! 先生はやっぱり来てくださったのね
シンジと分かり泣きくずれる

東作は雪子をそのまま東京の学校へあげる予定だったが
雪子は病院を抜け出してフェリーに乗り吹雪の中を歩く
連絡を受けてシンジと東作が探しまわる
雪子は雪の道で倒れ、その上に雪が積もる
東作が見つけて教会へ運ぶ


聖書を読む東作
え? 結局どーなったの?