メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

いのちのかぞえかた こやま くんどう/ぶん 千倉書房

2021-03-06 13:08:21 | 
「絵本・児童書」カテゴリー内に追加します


ハードカバーのこれくらいのサイズが1番読みやすくて大好き
ゆるいイラストと詩的なタイトルに惹かれて借りてみた

■絵/セルジュ・ブロック
絵本作家
ストラスブールの美術学校卒業
アメリカの新聞、雑誌にもイラストを多数描いている
他にも『パリのおばあさんの物語』
『ボクの穴、彼の穴。』などを書いている!


■文/小山薫堂
放送作家、脚本家
「料理の鉄人」「世界遺産」など多くのテレビ番組を手掛け
映画の脚本「おくりびと」が第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞


とってもゆるいイラストには
写真がコラージュされているのが面白い

意外にも内容は科学的な数字の本
以前読んだ「世界がもし100人の村だったら」にもちょっと似ている

本書の制作にあたっては
環境省ほか様々なデータに関する本を参考にしたことが分かる

でもこの本自体2010年発行だからデータは刻々と変わるし
何歳で歩き出すかとかはあくまで統計学だし
結婚、出産などは個人の自由だ

数字とまったく無縁の人生を選ぶこともできるのが面白味


【内容抜粋メモ】

毎日、地球上で22万人の赤ちゃんが生まれる
このイラストがもう可愛くて、つい笑ってしまう






3ヶ月で92 L の母乳を飲み
1歳までに140 L のよだれを垂らす(w

1日2万回瞬きをする

世界に存在する6000の言語の中から
2時間に一つの単語を覚える

一生に300 kg の砂糖を食べる

3年半で15%の米
3%の卵
6頭の牛を食べる





でも体外に出るうんちは一生で10トン
おしっこは4万3800 L

(意外に少ない感じ
 その他は全部エネルギーとして吸収してるって凄い


世界には一度も学校に行けない子供が1億100万人もいる


生涯に5万人と出会い
3000人の名前を覚え
名前と顔を一致できるのは300人
親友は3人





死ぬまでに見る夢は10万4000回


20歳までに1500人の異性と出会う
そのうち2人と真実の恋に落ちる





一生で955 km 髪が伸び
29 m 爪が伸び
2 m 鼻毛が伸びる

心臓の鼓動は1日10万回

最初に付き合った異性と結婚できる確率は6.7%

涙は1粒0.035 g





死ぬまでに787回嘘をつく
男性は女性よりも392回多い

(なぜに男性のほうが多い???
 しかも、こんなのどうやって計算したんだろう?


1回で受け取れる精子の数は5億個
ほとんどは1時間以内に死んでしまう

卵子は1年に12回
人生で400回排出される

精子の寿命は72時間
卵子の寿命は24時間

受精卵になっても
80%は8週目までに死んでしまう



生まれてきた赤ちゃんを
安心して育てられる国は193ヶ国中65カ国



宇宙に存在する2000億✕2000億個の星の中で
新しい命が生きられる星はたった一つだけ

(宇宙人は一切無視???










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