メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

朝ドラ「なつぞら」第15週 「なつよ、ワクワクが止まらない」

2019-07-17 14:40:27 | ドラマ
朝ドラ「なつぞら」第15週 「なつよ、ワクワクが止まらない」

作:大森寿美男

出演:
広瀬すず、松嶋菜々子、藤木直人、岡田将生、工藤阿須加、草刈正雄、井浦新 ほか

ナレーター:内村光良

オープニング:♪優しいあの子/スピッツ


【内容抜粋メモ】

ユミコはサと初対面
クルマで大学の友だちに送ってきてもらった

なつ:チハルは自分の場所に帰った

ユ:
周りの望んだ結婚じゃないの? 18歳での結婚が自分の意思?
そういう固定概念から抜けないと女はいつまでも自由に生きられない
もっと“普通”を疑え、なつ

サ:なつは本当に面白い家庭で育ったんだなw

ユ:お父さんの絵を知らないのに、チも同じことしてた
なつ:兄も描いてた




なつ:短篇映画の原作が決まらない

ユ:
あんたら「ヘンゼルとグレーテル」みたい
あんたらきょうだいにとってパンが絵 自分の家に帰るための道しるべ
パンを食べる鳥は時の流れ なつがやるならコレしかないべ

サに謝るタケオ
サ:オレは心から感謝しています
祖父:よく頑張って生きてきた この先も胸張っていけばいい


もう東京に戻るサとなつ
チの服は置いていく

チの写真をアヤノに見せる





下山らと会議 マコとサカバは全然意見が合わない
なつは「ヘンゼルとグレーテル」を提案する



なつ:
私は戦争孤児 兄と妹がいて、この休みに妹が生きていると分かった
3人ともいろんな人に助けられながら生きてきました
「ヘンゼルとグレーテル」は継母に捨てられて
魔女に捕まっても生きることを諦めなかった

マコ:童話をそのままマンガにしても面白くならない
サカバは脚本家を立てない案でマコと対立する

なつの案が通る


サカバはなつを訪ねて風車に来る
企画書を見せるために部屋に入る



チの写真に気づく 絵も見せて事情を話す
残酷な結末を子どもたちに見せたくない2人
魔女を殺さずに逃げる案を出すなつ

サ:
魔女とは子どもたちの自由や未来を奪うような社会の理不尽さの象徴 それとどう戦うか
これは君が創るべき作品です 僕が必ずこの企画を通します


企画も通り、制作が始まる

サ:
これは短篇なので、脚本自体も皆で作りたい
キャラクターのイメージを膨らませる
アニメーターが作家にも役者にもなるやり方が試されていいはず
本当のように見せるのはアニメーターにしか出来ない

新人の神地航也:面白い!




脚本の前にアニメーターがキャラクターを描くところから始める
ヘンゼルとグレーテルをなつ、魔女をマコが担当






喫茶でナカに相談するマコ



ナカ:
短篇では珍しくはないと思う
それまでのマンガは脚本家に頼らずアニメーター主導の短篇ばかりだった
サはその原点をやろうとしてるのでは?
僕は口を挟まないから
マコとなつは互いにいい刺激になると思う


そこからストーリー作り



なつ:
魔女に捕らえられた後、2人は逃げる
魔女よりもっと悪い奴がいる 魔女は本丸にいる奴に仕えている

下山:バベルの塔みたい



なつ:
闇の世界を支配する悪魔がいて、魔女は子どもを連れていかなければならない
その途中で逃げる 鳥が助けて恩返しをする
魔女にまた捕まる 悪魔の塔に助けに行く

カミジ:兄が捕まり、妹が助けに行くほうがいい 壁のツタをよじ登る
すぐに描いてみせる

(宮さんも「女の子が元気なほうが面白い」みたいなこと言ってたもんね




アカネ:悪魔の目的は?
カ:塔でオオカミを飼っていて、子どもをエサとしている(余計怖くない?
サ:オオカミは戦争兵器の象徴だ

カ:魔女が裏切って、グレーテルの味方になる
マコ:そんなに複雑にしてどうするの?!

カミジは大学を出たばかり 能力試験は1番
マコ:自分が何を作ってるか分からない 話を作る才能も必要
なつ:怖いけど、ワクワクする

カミジは絵コンテをもう描いて見せると完成度が高い

カ:
僕は魔女のキャラクターが大好き 怖いけど滑稽で愛嬌がある
子どもも喜ぶと思う

下山:これからは絵も話も得意なアニメーターが現れてもフシギじゃない
(だから宮さんみたいな


風車にランコが来ている
アニメの声優以降、声の仕事が増えたランコ




サ:
外画=外国のテレビ映画の吹き替え テレビの世界で増えてる
オレは会社を辞めて、声だけのプロダクションを始める
声だけの俳優 声優だ マンガ映画にも使えるぞ

ユキジロウらも入る 劇団は辞めない
いろんな劇団にも声をかけて役者を集める
オレは日本の劇団と役者を救いたい
声優は食えない役者の救いにもなる

茂木:
これからはテレビの時代になる
放送局も増えて、テレビは一家に1台の時代

噂をすれば藤田正士親分が来て、サに頼みがあると
柄の悪い2人を連れて来る



フジタ:
新しい劇場にこいつら出してくれ
昔は「ムーランルージュ」で苦楽を共にした仲間じゃねえか

ああ、盗品をサにくれた男か 悪役で使えるんじゃない?
引き受けるサ 親分てヤクザ者?


ストーリーが固まらず行き詰るなつら 結末が見えてこない
カミジ:作画しながら考えたら?
マコ:ダメ!

サ:
森に逃げる オオカミが迫る その森で何が起きるか
子どもがいかに森を信じられるか 自分の生きる世界、生活
どんなに恐ろしい世界でも、自分の味方と思えれば未来を信じることができる

アカネ:北海道に森はないの?

十勝を思い浮かべながら森を描くなつ
弥市郎がなつを助けた晩の夢を見て、それがサカバにかわる




なつ:
魔女が魔法で1本の木を怪物(弥市郎の彫りもの)にかえたら?
その怪物が守り、オオカミをやっつける
魔女の魂が木に宿った

サ:あなたを信じましょう

2人の作業は朝まで続き、寝落ち


下山らに結末を話す





怪物が塔を倒し、今まで食べられた子どもたちが甦る
怪物は動かなくなり、鳥たちがその枝にとまる
森に平和がやって来て「完」

マコは納得していない 原作好きならなおさらだね

ウ:ヘンゼルさんに怒られないか?w

(いつも変だなと思っていたけど、原作をそのまま描かないとウソになるよね?
 この映画を観た人は「ヘンゼルとグレーテル」がこういう話だと思っちゃう
 原作があるなら、忠実に映画化して欲しいと私は思う
 じゃなきゃ、新しいストーリーを考えるか
 たしかに原作は実はドロドロしていて、興業的に儲からないかもしれないが


ストーリーが出来上がる

サ:
僕が脚本におこして、カミジくんと絵コンテにします
マコさんと、なつさんは原画の作業に入ってください




サの手がける最初の作品は『拳銃 渡世人』
スティーヴ・マッキングってスティーヴ・マックイーンじゃなくて?

1話30分シリーズの1話だけの出演
本番は最後まで止めずにやる 間違えたら最初からやり直し(!
吹き替えで子役は大変だから、レミ子が男の子役





またベテラン・豊富遊声が現れる 主役スティーヴ・マッキング役
スタジオには波の音を出す道具もある!
この頃の効果音は、手作りで面白いんだよね
効果音も一緒に録る レコードを流して音楽も入れる(ムチャなことしてるなあ!





2本のマイクに入れ替わりたちかわり声を入れていく
口と合わない藤田の子分シマザキ
声がかぶりまくりで藤井ディレクターに止められる

ユキジロウは大富豪のお付き役だが北海道訛りが出ている
これじゃ何度やってもダメだな・・・

7回目 みんなグッタリして、ついにユキジロウの代わりに豊富が2役演って皆唖然




マコらに兄の仕事の話をする

なつ:
マコさんはあまりノリ気じゃないですか?
マコさんが納得してないならやめます
日本で初めて原画になる女性はマコさんしかいない 私の目標なんです

マコ:
あなたはズルいわ 一途で あなたは作品のことだけ考えて
それが若さってもんでしょ 私もそうありたい




キャラクターは大詰め
弥市郎を描いたスケッチをもとにする




ユキジロウは役をおろされて、悪酔いして「北海道に帰る」と言い出す
風車にユミコが来て、ユの愚痴を聞いて笑う
ランコにも「やり直しがきかない 今のあなたには舞台に立つ資格はない」と言われた




ユ:今は個人の将来より、この国の将来を考えるべき
サ:学生運動か?
ユ:家族には言わないで とりあえず今日は先輩の家に行くと思う


怪物の絵をマコらに見せると気に入る




絵コンテが出来上がる
マコ:やっとやりたいことが見えてきた気がする
下山:堀内くんとアカネちゃんはどんどん動画を描き進めてね

カミジ:僕も原画を描いちゃいけないですか?
みんな賛成する




井戸:どこが「ヘンゼルとグレーテル」なんだ?
ナカ:ハチャメチャだけど新しいものを感じる

井戸:社会風刺では?
下山:サカバにはそういう嗜好がある なっちゃんも影響を受けてるような?


ユ:劇中には歌がないと カスミさん歌ってください みんな踊ろう!
サカバは踊りも下手 これが青春ってやつか




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