メランコリア

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ガイアの夜明け あなたの愛用品その行方4 マネーを生む家の整理

2020-04-02 14:26:13 | テレビ・動画配信
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トレジャー・ファクトリー 小野さん 38歳

2019年12月 埼玉県内の団地





家の中のものを次々と査定していく小野さん
リサイクルショップ トレジャー・ファクトリーの出張買取担当です






小野:
これは岩谷堂のタンスですね
鍵はありますか?
鍵があるかないかで値段が変わってきます(へえ

人気の民芸家具 岩谷堂箪笥 買取価格45000円

さらに見つけたのは1964年の東京オリンピックのポスター
シリーズ4枚出てきました 買取価格1枚1万円




小野:これだけ綺麗なのはすごい
(結構丸めてシワになってもいいんだ


「親の生前整理」

依頼人は豊田さん57歳 兄弟:
父が去年2月に亡くなり、母が一人だと心配で
元気なうちに私の家の近くの有料老人ホームに移しました
ここは誰も住むこともなく6月からずっと片付けをやってるんですけど

(結局なんだかんだで子どもがやらざるを得なくなるんだよね

数日後2 トントラックが3台やってきました
(やっぱり3台ぐらいにはなるか・・・




若者が何人か入って来る
まずは買い取る品が運ばれていきます

小野:屏風は買取 ハンガーラックも買取→テープを貼っていく


【生前整理サービス 基本料金の場合】
・家財査定・買取
・不用品引き取り・処理など

<オプション>
・ハウスクリーニング
・電気・水回り工事など


2時間後、部屋は空っぽに
豊田:すげー早い




小野:
今回の費用が全部で11万円 10万円+消費税(高っ!
買取のほうはオリンピックのポスターなど珍しいものもあったので
お値段頑張らせていただきまして48点で12万6500円の買い取り

今回は作業の費用を買取額が上回り豊田さんに1万6500円が支払われました
(掃除機までかけてくれてる

豊田:
別の業者にお願いした時に買取査定が2000円だったw(全然違う/驚
お願いしてよかった

お金よりは丁寧に見てもらえた
お金がかかろうが何だろうが
まず引き取れますって言ってくれて
捨てなくて済んだのでとても気が楽になった

(わかる!そこなんだよね
 親世代は“もったいない”っていう感覚がなくなっちゃった
 戦前戦後に生まれて、とても貧しい生活の経験もしているはずなのに、すごく不思議

 査定の眼もないとあれだけ短時間でそれなりの額を払う勇気は出ないよね
 相当勉強して経験を積んだんだろうな


生前整理にまつわる様々な困りごとを引き受ける小野さん
そのニーズの高さを実感していました

小野:
お客様が色んな所に頼むのはすごい大変だと思うんです
買取はこの会社、処分はこの会社といちいちやるのは大変なので
そこを一社でまとめてやれるのは
お客様からしたらすごく楽なのではないかと思います

(素晴らしいなあ!
 私もいろんなリサイクルショップを回ったことがあるけれども
 何軒も回るのは面倒だし、その割に買い取り額が低いし
 査定にすごい時間がかかっても「受けられません」と冷たく言われたこともあった


都内にあるトレジャーファクトリーの店舗
全国に193店のリサイクルショップを展開
買い取った品は全国のリサイクルショップなどで販売しています








(そんなにあるんだ! チェーン店か?
 フリマでもなかなか服は売れないけれども
 こうして古着をわざわざ探して来てくれる人もいるから助かるね
 これからは新しく買うよりリサイクルを買う循環の時代
 こういう店が近くにあればいいのにな


「トレファク引越」
不用品の買取から引越しまで一括で対応





最近では買取に引越しのサービスも組み合わせるトレジャー・ファクトリー
年々売り上げを伸ばしていますが
ゲオやブックオフといった大手と比べると
まだまだ大きな開きがあります



(ゲオやブックオフなんてすごく買取が安いよ
 対応もマニュアル通りにバイトががやるから均一


社長の野坂英吾さん 47歳
さらなる飛躍のためにアイデアを模索していました




(社長って肩書きは憧れる人が多いけれども
 ずっと同じことをしていては業績が止まってしまうから
 常に勉強して、結局働き蜂になってしまう姿を見ると羨ましいとは思えない


社長:
追いつき追い越していくべきいろんな同業他社もありますので
もっと自分たちから新しいサービスを生み出していって
使って頂けるような企業を目指して行きたいと思っています


「家ごと売りたいに応える」
家もまるごと売る生前整理の新たなスタイル

案内人・松下奈緒:
天寿を全うした後、この世に遺されたたくさんの遺品
その処分をどうするか
生前整理を考える方が最近増えています

高齢女性:
家の片付けを考えないといけないと思っているけどなかなかできないw
「今日はいいか」となってます


(母と同じことゆってる


女性:
ほんと悩むね
家の片付けは死んでからでは遅いですもんね
ちょうどこれから実家に行くので親と真剣に語ってきます


家財道具の整理を先延ばしにしてしまう方もまだまだ多いようです
生前整理をする上で家財道具以上に厄介と言われるものがあります

男性:
母は今、愛知県から東京に来ている
愛知の家は空き家になっているので
いずれそれを売るのか貸すのか考えなくちゃいけないなとは思っています

女性:土地も今まで住んでいた家も全部売りに出して処分できた


意外に骨が折れるのが家の処分のようです
・子どもが独立した
・伴侶が亡くなった
・暮らしに合う場所に移る


東京・秋葉原にあるトレジャー・ファクトリーの本社
野坂社長も参加して大事な会議が始まります

社員:
生前整理で住まなくなった家の家財処分を依頼いただいたタイミングで
実は不動産の売却もどうしようかなと考えているお客様が非常に多い

現場から提案されたのは不動産の売却までサポートする新サービス

「トレファク不動産」
生前整理を丸ごと受けようというアイデアです







不動産会社から転職してきた不動産担当 本山さん 40歳
宅地建物取引士の資格を持っています

1月初旬 埼玉県内のマンション
新しいサービスが動き出しました

小野さんと本山さんのコンビ
2人が到着したのは今は誰も住んでいないマンションの一室
依頼人から鍵を預かっていました

築40年の古いマンションです
(そんなに古く見えないな

依頼人は島田さん仮名 84歳
現在は老人ホームに入居中で足が悪く動けません
島田さん本人から生前整理を全て任されました
(洗濯物も干したままって!

小野:
ご家族の方もいらっしゃるけど
遠方なのでなかなか毎月毎週来れるわけじゃないらしいので代わりに
信頼していただかないとここまではできないです


押入れから出てきたのはプラチナの指輪
一つ一つ査定します
小野:プラチナ900です(なんでそんなに早くわかるの?!





さらに登記系の書類の束を見つけました
依頼人の島田さんにとって重要な書類です

資格を持つ本山さんが契約書や登記簿を1枚1枚確認します
(個人情報丸出しだなあ/驚





女性ものの財布からは昔の100円札など古い紙幣がたくさん出てきた
(すごいお宝だらけ!





確認を終えたものから運び出します
段ボール箱に詰めていく
2人だけで全部やるの?!

作業はおよそ4時間で終了
あっという間に部屋が空っぽ!
これって普通なら数年かかる作業だよ/驚×5000

残すはこの部屋の売却です


その日の夕方
本山さんが向かったのは老人ホーム
部屋の持ち主であり依頼人の島田さんに報告です




本山:
荷物の梱包作業だけ終わった
ちょっと出てきたものがいくつかあったので確認して欲しいんです
指輪が出てきたので

夫からもらった指輪でした
思い出がよみがえります

島田:
(昔の古いお札は)私の母親が持っていたものなの
私にとってはこっちのほうが大事 母親のものだから


マンション売却で得るお金は、今後の老人ホームの費用に充てる予定
島田:子どもに頼みたいが遠いのよ よろしくお願いします
本山:また何かあったらなんでも言ってください


「生前整理の人数は増え続けている」
需要を見込み異業種からの参入も相次いでいます

「遺品整理サービス」







国民生活センターへの相談件数





「トラブルの相談も増加」

<相談事例>
予定外の料金を請求された
勝手に処分された


職員:
こちらの事例ですが、母親が居住していた地域の便利屋に遺品整理をしてもらったら
3日間の作業で費用は37万円(!
キャンセルを申し出たところ
キャンセル料として17万円を請求された
2017年7月 60代男性


依頼者との信頼関係が欠かせないサービスです



2月初旬 東京・足立区
トレジャー・ファクトリーのサービスセンター
本山さんは部屋の売却について営業を進めていました

本山:
築40年の物件で、内装とかも和室だったり、古いままなので
一般の方がそのまま買っていただくのはなかなか難しい


島田さんの今後の生活がかかっています
84歳のおばあちゃんの思い出の家
価値を高めて売る秘訣とは?


目をつけたのはマンションのリノベーションなどを行う会社エフステージ 東京・文京区




本山:
今回見てもらいたい物件がこちらで
30年以上長くお住まいだったので
フルリノベーションが必要

都心まで30分、駅から徒歩3分であることをアピールし、1000万円で売り込みます




エフステージスタッフ:
お風呂はユニットバスにできそうですね
現地で見てもらって使えそうであれば
うちが解体して、こういう風なイメージでできるのではないかと
(全然違う家みたい!




単身用のマンションとしてイノベーションすることを提案してくれました
売却が決まればトレジャー・ファクトリーの仲介手数料が入ります
物件価格の3%+6万円

(高齢化をもビジネスにするって、ヒトはたくましい・・・


「家を丸ごと売りたいという依頼は後を絶たない」
(私の実家に似てる・・・







本山:
金額も大きいので、慣れ親しんだ実家の売却に
ひとつひとつ立ち会えるっていうのはすごいやりがいを感じます



あなたのタンスにも“お宝”が? 「昭和の洋服」に驚きの値!
さらに家の整理で今注目される新たなサービスがある

東京・五反田
福岡からやってきた大西さん 46歳
訪ねたのはとあるマンション

依頼人の蟻川さんが迎える
部屋の片隅にある木箱を開けると若い頃に着ていた服がたくさん





昭和40年代
流行のファッションに身を包み、おしゃれを楽しんでいた蟻川さん
当時の服を捨てられずにいました
捨てられてしまう服を大西さんが引き取っている






大西:
この生地は珍しいですね
プリーツ加工のシルク
ちゃんとしたところで作ってますよね
まつり縫いの部分に別の布を当てている

上質なシルク生地を確かな腕を持つ職人が仕立てたものです

大西:ミニスカートが流行っていて欲しかったんですか?

蟻川:まだみんながミニスカートを履いていない時から履いてたの

服にまつわる思い出まで丁寧に聞き出して行きます

大西:
シミとか全然ないですね
クリーニングは1回入りますけど

引き取った洋服は染み抜きや綻びの縫い直しといった
メンテナンスを行い販売します

蟻川さんは大西さんの丁寧な仕事を知人から聞き、自ら連絡を入れました

蟻川:
人間も洋服も動物も生き物
ものは喋れないけどみんな生き物

大西さんが色々洋服を大事にしていらっしゃるお話を聞いたので
だったらもうあるもの全部持ってっていただいたら
再利用じゃないけどと思った


口コミの輪が広がり、大西さんの元には依頼が絶えません
この引き取った洋服も大切に受け継ぐと約束しました


松下:
1950年代 日本人の服装は和服から洋服へ急速に変わっていきました
その頃の日本は洋服の創世記で
既製品を作るメーカーは少なく
オーダーメイドが主流でした
そのため洋服はとても高価で、特別な機会に着るものだったそうです






これは当時の洋服です
一着一着職人さんが作っています
かなり時間が経っているのにどれもしっかりとしています

(とてもカラフルでポップで可愛いよね

触ってみますと、生地がとても分厚くて
しっかりしていて、細かいところの縫製もすごく綺麗です

実はこれらはすべて古着として販売しているものなのですが
赤 12万8000円
緑 13万8000円
赤ドット 6万9800円


お値段は高めかと思いますけれども
どれも約半世紀もの間、袖を通されることなく
タンスに眠っていたものです(贅沢やなあ

そこに価値を見出した女性がいました 大西澄江さん
彼女が新たな光を当てる「昭和ヴィンテージ」
意外な市場が広がっていました


福岡市 大西さんの自宅
一室を見せてもらうと大量の昭和ヴィンテージの洋服が




大西:
ここは全部で400着くらいはあります
これまでに全国120軒以上を訪問し
依頼人から引き取ってきたものです





大西:
これは NHK の朝ドラ「ひよっこ」で菅野美穂さんが着た衣装
ドラマで昭和の雰囲気を醸し出すために衣装として使われました

(売るよりレンタルのほうが需要あり?

これらの洋服は自身が運営する「スミックス」というサイトを中心に販売しています




ワンピース 10万8000円
ロングコート 9万8000円


大西:
なぜ私がここまで値段を高くしているのかというと
価値があるっていうことを知っていただきたいからなんです
ボタンの担当がいて、デザイナーがいて、縫製者もいて
それぞれが自分の技術を見せるかのように・・・


大西さんはアパレル会社を経て下北沢に古着屋をオープン 当時30歳
昭和ビンテージを広めるという理想に燃えていました




大西:
当時1枚500円という価格で単に古着というものを扱っていた
オーダーで作られた洋服は当時やってた古着屋では売らなかったんです

結局、理想は実現できず、経営も傾き2年で閉店
その後、結婚・子育てを経て、再びかつての熱い思いが蘇えり
2016年7月 「スミックス」を立ち上げた


東京・下北沢 南口商店街
大西さんがかつて店を開いていたこの街
時代は変わり、若者たちの間で昭和レトロがブームになっていました




女性客:人と被らないところとか、形が可愛かったりして

女性客:お母さんとか、おばあちゃんとかが着ていた感じとか

大量生産のファストファッションにはない魅力は追い風です


大西さんも新たなチャレンジをしようとしていました
舞台に選んだのは福岡市の中心部にある六本松 蔦屋書店




昭和ビンテージの販売イベントを開催
狙うのは店を訪れる若い女性客




大西:できれば20代、30代の方々にヴィンテージが着れるんだと気付いてほしい

次々とお客が訪れる
値段は10万8000円

客:高い ちょっと買えないw

客:可愛いけど、まだちょっと手が出ないですw

(しまむらとかユニクロとかに慣れちゃった時代にこんな値段は無理だなあ


そんな中、懐かしさに惹かれたのか高齢者女性が赤いコートに興味を示した
昭和20年代製のコート12万8000円
(売るのも買うのも高齢者?

大西:
これは文京区で仕入れたオーダーメイドで1回も着てないんです
だから新品みたい

客:いいものはいいですね

大西:いいものは違います 分かりますでしょう

この女性は試着してかなり気に入った様子だが買わなかった

結局、2日間のイベントで売れた服は約3万円のスカート1着だけでした
今の価格設定でいいのか迷いが生じていました

大西:
苦しい状況があまりにもずっと続くようだったら
いつかは諦めざるを得ない時が来るのかもしれないですけど


東京・新宿 大西さんが上京
訪ねたのは東急ハンズ本社
イベント開催の売り込みに来ました

東急ハンズ特命バイヤー泉さんは
催事を取り仕切る最終決定権を持っています

大西さんは早速商品を説明

大西:状態が良いのもわかると思いますが新品に近い




「これが昭和の時代のもの?」
若いバイヤーからは驚きの声が

泉さんも細部をチェックします

泉:
今はこんな裏地なんて作らないですね 本当にすごいです
ものもすごいし、よくこんな丁寧に保存してある

商品の確かさを実感した泉さんはイベントの開催を即決

大西さんは今の価格設定でいいのか決めかねていました
大西:これが10万8000円+消費税です 意見を求めると

スタッフ:
僕は価格を下げないほうがいいと思います
やはり価値のあるものに関してはしっかり対価を求める
ここまで丁寧に残ってる
時間を売るというわけではないですが
それだけの価値はある

東急ハンズ側も今の価格を後押ししてくれました
後はお客にどうアピールするか

福岡に帰った大西さんはある作業を始めました
出品する洋服を一枚一枚決めながらパソコンに向かいます

「昭和40年代 文京区のご令嬢が・・・」と入力
(人ってストーリーやブランドに惹かれるところがあるよね


2月中旬
東急ハンズの中で最大の売り場面積を誇る新宿店
ここで期間限定のイベントが始まりました
大西さんにとって東京で初のチャレンジ
秘策がありました






この洋服にまつわるエピソードや説明をカードにしてつけている
洋服にまつわるストーリーを一留めて分かるようにしたのです

「昭和20年代 目黒のご令嬢が春用のコートとして
 仕立ててもらったオーダーメイドの一点もの」



売り場に来た客はカードに目をやり立ち止まります
女性客:この文章が面白くて
大西:全部にストーリーがあるんです

「昭和20年代 田園調布のご令嬢が銀座でデイトをする時に着るために
 オーダーメイドで仕立ててもらった一点物」



若い人も興味津々です

若い女性:
可愛いと思いました レトロな感じ
値段は7万円近くしますが
なんか昭和40年代のものがずっと残っているって事を考えると
すごく高くはないんじゃないかな と納得していました

(納得するのと買うのとまた違うね・・・

まだ一着も売れていません


赤いスカートが気に入った女性
10万8000円 昭和40年代のスカート




「田園調布のご令嬢がヒッピーに憧れてオーダーメイドで仕立てたもの」
(だいたい田園調布なのね

女性客:
気に入りました 是非買いたいです
普段買うものよりは高いですけど
いいお洋服だったらこれくらいしますし
思い出とセットだと10万円以上の価値はあると思います

(テレビで映してるから断れないんじゃなくて?


結局イベント期間中に売れた洋服は5着

大西:
全く売れないんじゃないかっていう恐怖心もあったんですけど
説明すると「だからなんですね」と価格を納得してくださるので

確かな手応えを感じた大西さん
新たな出会いを求めてまた68歳の女性を訪ねる

(仕入れに行くほうが多いんじゃないのかな 大丈夫?
 あ!! ガイアの夜明けのエンディングテーマってみやじくんなんだ!!





大西:
過去最高だと思っています
ここまで良いものは出てこないですね
もう出てこないかもしれない

(泣いてる 本当に服が好きなんだね
 そういう人のもとにモノは集まってくる


モデルが着て撮影




大西:
持ち主のおばあちゃんは亡くなっていらっしゃらないけれども
すごい喜んでいると思います
着てくれてありがとうって



ガイアの夜明け×宮本浩次

ガイアの夜明け 新主題歌『夜明けのうた』宮本浩次

Q:エンディングをご覧になってどう思いましたか?




宮本:
そうですね(すごい長いこと考えてる
番組の視点て言うんですかね

番組が追いかけている人たちが
いわゆる努力をする人たち
自分たちの日常を思わせる人たち
大スターでもなければ
何しろ非常にすごくほっとする視点って言うんですか

本当に努力している姿を撮るわけですけれども
非常に夢を持っている人たちを追いかけている

私も日常的に考えるわけですよ
自分と同じ思いを持っている

業種は違ってもそういう人たちが
夢を持って努力している人たちがたくさんいるんですけど
その人が普通に注目されている、番組の中で

私53ですが、私は曲を作るにあたって
すごくそこに親しみをもって感じることができた
すごく大きな気持ちになれた
豊かな気持ちになれた

番組を見て感動したし
その感動をそのまま歌に入れたっていうか

ロックで叫ぶ歌が多かったんだけど
初めてこんな素直な気持ちで
やさしい気持ちで、等身大の思いっていうのかな
恥ずかしくない自分の思いをそのまま

“夢見る人 私はドリーマー”って
やっぱり普段、私どんなに思ってても
なかなか言える言葉じゃないと思うんだけど

でもガイアの夜明けではそれはみんな思ってることだし
それはストレートに言うことが
正直にこんな声で歌えるんだって自分の発見ができたんですね


「53歳 ソロ活動に挑む」




宮本:
自分にとってもチャレンジでしたし
自分でもこんな歌が歌えたんだ
ガイアの夜明けと一緒に毎週色んなシーンで流れると思いますので
どういう風に流れるのか楽しみにしたいと思います

最後はすごい爽やか笑顔






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